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2006年05月23日

どこかで見たような

日経平均 15599.2 ▼ 258.67
TOPIX  1579.26 ▼ 36.6

東証一部
出来高 20億6,111万株
値上がり銘柄数 213
値下がり銘柄数 1,434

相場は上げ下げするもので、参加者の行動もまた同じような事を繰り返すものです。テクニカル分析はそういう参加者の過去の行動をチャートや様々な指数から読み取って、その情報から未来の動向を予想しようという考え方です。最近、もう底だろうと思ってからさらに下げたことがあったなぁと思ってチャートを見返してみると、ありました。

2006Y05M23D 213226281

2006年2月20日、ライブドアショック後高値(16,770円)を取った後の暴落です。永田議員のメール問題が原因だと言われてますが私はちょっと違うんじゃないかなと思ってます。ちゃんとした底入れもせずに出来高もそこそこに値幅だけ上げてしまったため需給的に厳しい状態だったんじゃないかと。確かにメール問題が切っ掛けにはなったかもしれませんが。
背景はともかく、センチメントはライブドアショックを払拭した歓喜の状態から底なしの恐怖に一気に叩き落とされました。それでも値ごろ感から買い向かいの陽線は立つものの翌日上寄りしても上がれず2本目の差し込み線の後「最後の抱き線?」を立てたのが2月19日。いよいよ反発かと期待した翌日、下放れての大陰線。ここで投げさせられた個人投資家は少なくなかったのでしょう。その後ひと揉みしたもの3月8日の十字線のような小陰線を切っ掛けに17,560円までの上昇を演じました。
返って今回、窓を開けて下落しつつ上昇シグナルを立てるものの反発出来ず「最後の抱き線?」の後の下窓あけ陰線。今回も前回同様個人の投げ終了で反発となるでしょうか。
今日の下げで週足-2σの抵抗ライン近くまで落ちてます。また、支援材料としてはインドムンバイ証券取引所のSENSEX株価指数の3%を越える上昇もあります。NYダウ次第では明日からいよいよリバウンドに入るかもしれません。

投稿者 ronjin : 2006年05月23日 22:20


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