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2006年07月02日
6月 月足
始値 15,600円
高値 15,780円
安値 14,040円
終値 15,500円
終わってみれば陰の陰はらみ、下影の長さはなんと1,500円近く。三本連続の陰線ながら、はらみとなったことから7月は上昇相場が予想される。下値目処は15,000円どころ、上値目処は16,300円どころか。
大きく動いた6月相場だが、終わってみれば基準線で反発し、転換線を越えて終わった一か月。転換線はいまだ上向きであり、遅行線も雲の上で推移。先物と思惑に振り回された一ヶ月と言ったところか。
9月には雲上限が一気に下落していくため、この時期に再び下落相場となったときは、下値目処が見いだしにくい展開となることも予想される。秋口から年末にかけては、ちょうど自民党総裁選からアメリカの中間選挙へと思惑に左右されやすい外部環境となるため注意が必要。
とはいえファンダメンタルズは相変わらず良好であり、金利も緩やかな上昇を描くことが約束されていることから、内部環境に関してはさほど心配する材料はない。ただ、昨今の市場グローバル化によって内部要因よりは外部環境によって相場が大きく動く傾向は、今後も変わらないものと考えられる。
リスク分散効果が市場分散によってもたらされないことは、外資マネーの流入を妨げることに繋がる可能性もあり、出来高と値動き両方に注意を払いつつ、相場展開に対応していきたい。
投稿者 ronjin : 22:19 | コメント (0) | トラックバック
6月第5週,7月第1週
月曜寄付き 15,080円
高値 15,520円
安値 14,820円
金曜引け値 15,500円
前週比 +380円
先週の相場は動きはほぼ予想通り。レンジに関しては値幅調整が思ったより大きかったため14,820円まで下げる場面があったものの絶好の押し目となった形。安値を52wMAにサポートされ、後半は売り方の踏み上げもあって大幅高。dMA5,25GCで市場心理はより明るいものへ。
7月第2週予想
予想上限 15,800円
予想レンジ 15,100円〜15,600円
予想下限 15,000円
今週の週足は下影陽線、三本連続。ただし6月第1週の大陰線を上抜くことは出来ず逆押さえ込み線に。15,700円近辺には39wMAもあり抵抗帯となり得る。日足では前半25dMAに頭押さえられ行きあぐね、水曜日に窓空けての下落振り落としを行った後週末にかけて大幅反発。一気の上昇で売り方の踏み上げを誘った形。
底打ち反転からの自立反発は終了、もしくは終了間近。GC達成するも25dMAが下向きであることから目先調整局面へ移行することが予想される。次の下落が上昇相場のための調整となるか、さらに下値を伺う展開になるかは現時点では予測することは出来ない。
上の窓を埋めるかどうかに関わらず金曜日に空けた下の窓を埋める展開となるものと考える。下の窓下限で反発となればよりはっきりとした上昇トレンドが確認出来る週となる。
個別銘柄も先駆けた銘柄や主力銘柄では利益確定の動きが出てくる週と予想する。