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2006年07月15日

7月第3週

月曜寄付き 15,140円
高値    15,550円
安値    14,810円
金曜引け値 14,840円
前週比   -460円

騙しの大陽線を出したため、余計に下げ速度が上がったような一週間。下落基調が鮮明に。今日の時点では上がることを示す情報は何もない。てことは逆に言えばそろそろ買う準備をしてもいいということ。人の行く裏に道あり花の山。底を見極めたい。

7月第4週予想
予想上限 15,100円
予想レンジ 14,400円〜15,000円
予想下限 14,050円

前週末の下放れ2本連続陰線(暴落シグナル)を受けて安く始まった月曜日に大陽線・三手打ち(大幅反落シグナル)となり、はらみ寄せ(下落シグナル)から続落、三羽烏(急落シグナル)の翌金曜日には窓空け15,000円の壁下抜けての上影陰線。下げシグナルの大安売りでいいところなく、どこまで下がるか読めない展開。週足では前週までの反落・下落シグナルを受けての続落。上影陰線となり指標性はないものの弱い形。週末のCME225先物終値は14,690円と一目均衡表上の雲中にあり、現時点ではさらに下値を探る展開が予想される。
今週はNY市場の動きも見てみましょう。NYダウは下値遊び後のはらみ陰線から大幅続落。ナスダックは火曜日に下げ足の差し込み線一本目(だましの下落シグナル)をつけた後、たすき陰線から窓空け続落、年初来安値を更新する弱さ。どうにもこうにもならないように見えるんだけど…ちょっと違うかもしれません。
ダウは年初来安値に顔合わせする形、ナスダックは年初来安値は下回ったものの昨年10月安値水準と、ある意味下値目処まで落ちてます。ここで踏みとどまれば下値探りは終了して反発に転じる可能性もあります。
ダウ日足は3日続けての大幅下落ですが、窓を開けずに大陰線をつけています。この線は三手大黒線と呼ばれ大底シグナル。三本目の引けで打診買い向かいが吉とされています。金曜引けには買い戻しも入り、この水準から週明けに陽線をつけてくれば底入れの可能性が高まります。ナスダックはダウよりも弱く大底反発シグナルは出ていませんが、ダウが上がれば連れられる可能性はあります。
もしNY市場が反発となると、NY相場の写真相場の様相を呈している日本相場にも反発の期待が高まります。ただ、現時点ではもう一回底値を確認する動きなしに上昇に転じることは難しいようにも思います。とりあえずの下値目処をTOPIXの下窓下限に、下値限界を年初来安値に置いてその水準では打診買いを入れてみてもいいのではないでしょうか。
いずれにしても週頭の寄付きが前日のCME225先物に大きく左右されるため、現時点では来週の展開予想は霞がかかった状態です。月曜日のアメリカ市場を見て来週の展望を固めたいが、現時点では底底一致でダブルボトムからの反発の可能性が高いと考えています。
週中盤には絶好の買い場が訪れるかもしれません。素早い動きを心がけたいものです。

投稿者 ronjin : 2006年07月15日 23:22


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