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2006年07月29日

7月第5週

月曜寄付き 14,700円
高値    15,350円
安値    14,560円
金曜引け値 15,340円
前週比   +520円

前週末の「はらみ寄せ陽線の後(下げシグナル)」を受けて安く始まった月曜日に下窓を埋めて反発。火曜日に窓空けて上昇、コマ陽線を付けたことで上昇トレンド開始。水曜日下窓埋めの動きとなり、木曜前場に窓を埋めきって反発、日経平均は25dMAを超える。金曜日にはTOPIXも25dMAを上抜けし、続伸。新興市場もやっと底打ちのムードが出てきた一週間。
上に放れては下の窓を埋めて、上値下値共に切り上げる動きは下値不安を感じない強い動きです。来週はどんな動きが予想されるでしょう。

8月第1週予想
予想上限 15,700円
予想レンジ 15,200円〜15,600円
予想下限 15,200円

今週のNY相場はナスダックの底割れギリギリ局面からの反発となりました。どちらかと言えば日経主導反発の様相が強い一週間でしたが、日経が押される場面ではダウが底堅く推移したりと、上昇の相乗効果が見て取れる一週間でもありました。
ダウは続伸の後の二つ星、金曜日には前二日分の上影を喰いきって高値引けと先高感を感じる動きです。ただ、ナスダックはまだまだ強気とはいきません。中期的なダブルボトムから反発となり、押される場面でも5dMAをサポートラインに踏ん張ってはいますが、まだ下向きの25dMAに頭を抑えられている状況です。
今の日経、NYダウの動きから考えると、ナスダックも近く25dMAを超えてくることが予想されますが、下値固めには時間もしくは値幅での調整を必要とするでしょう。また、ダウも先高感を感じる動きではありますが、6・7月高値水準に顔合わせしており、ダブルボトムのネックラインにさしかかっている状況です。これもまた直近上抜けする程のパワーがあるかどうかは微妙です。
金曜日のNY市場が大幅反発となりCME225先物も15,470円と現物比+130円で帰ってきていることから、週初日経平均は窓を空けての寄付きから上の窓を目指す展開が予想されます。ただ、窓を埋めた水準は前回の戻り高値水準であり、NYダウ同様ダブルボトムのネックライン近辺となります。同じくこれを一気に超えるのは難しいでしょう。週足ベースで窓を空けたまま一週間を終えることはほとんどないことを考えても、一度は今週終値近辺までの押しがあるものと予想されます。
基調は底打ち反転、ダブルボトムから上値を試す段階に入ってます。窓空け上昇局面では利食いを除いて積極的なポジションを取らず、窓埋めを待っての押し目買いスタンスを取るべきでしょう。

投稿者 ronjin : 2006年07月29日 13:34


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