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2006年08月13日

8月第2週

月曜寄付き 15,490円
高値    15,690円
安値    15,150円
金曜引け値 15,560円
前週比   +70円

月曜日に振り落しの大陰線。前週の膠着からの動きであったため、予想下限を超える下げとなった。火曜日は売られ過ぎと見た向きの買い戻し、陽線でのはらみ。テクニカルなリバウンドに過ぎず、この時点では方向感の定まらない展開。相場付きが一転したのは水曜日、午後2時発表の機械受注統計が市場予想を大きく上回るポジティブサプライズとなり、前場小弱く推移していた相場は引け前1時間で300円を超える上昇を見せる。木曜日には、はらみの小陽線。金曜日も続落したが、5dMA,75dMA上で踏みとどまっており、底堅さも見せている。

8月第3週予想
予想上限 16,000円
予想レンジ 15,300円〜15,800円
予想下限 15,200円

7月18日に2番底を打って始まった今回の上昇トレンドであるが、正念場に差し掛かっている。従来の見立てでは、窓埋め後ダブルトップを形成する形となり14,000円を再び目指す展開を予想していた。しかしここにきて、日本相場はもう少し強いかもしれないと思っている。16,000円を一気に突破することは難しいが、中期的なN波動を継続して、年末にかけては17,000円を超える展開となってくる可能性もある。
週足ベースでは先週の十字線を小陽線が包む形となっている。下影も長く、怖々ながら上値を探りたい形であり来週は上値追いも期待出来る。週初続落となったとき、15,300円〜15,350円を底に反発することとなればそこは絶好の買い場と見る。この水準は目に見えない窓が存在する場所であり、押しの下限として意識するべき場所でもある。15,300円を割り込んでくることとなっても15,200円どころまでは買い下がってみたいが、その場合の戻りは限定的となる可能性が高い。分足と時間線の関係から月曜日は短期ダウントレンドでの開始となる。一旦足場を固めての反発を期待したい。
そろそろ別相場として動き出しているNY相場だが、少し触れておきたい。ダウ・ナスダック共に前週の十字線の後の陰線となっている。日足でも下げ足の差し込み線からの続落で週を終えており、まずは軟調な展開が予想される。前前週の大陽線を割り込んでくる動きとなれば下落に拍車がかかる可能性が高く、そのときはさすがに日本相場にも何らかの影響を与えることが予想される。安値水準での保ち合いを望みたいが、現時点ではとても買える形ではない。

投稿者 ronjin : 2006年08月13日 07:03


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