« いってこい | メイン | 8月28日 寄付き前 »

2006年08月27日

8月第4週

月曜寄付き 16,100円
高値    16,240円
安値    15,870円
金曜引け値 15,930円
前週比   -170円

月曜日に保ち合い下抜けで始まった一週間。火曜日にはたすき陽線、水曜日にはらみ寄せと基調転換シグナルが続いた後の木曜日に窓空け陰線、金曜日には行って来いの長い上影十字陰線。週足では前週大陽線にはらむ上影陰線。なかなか厳しい相場に見えます。来週はどうなるのでしょうか。

8月第5週・9月第1週予想
予想上限 16,150円
予想レンジ 15,600円〜16,100円
予想下限 15,550円

前週に窓を空けて上抜けした日足ベースのネックラインを週末2日続けて割り込んでしまいました。一旦木曜日に割り込んだものの金曜日前場に大幅高となったことから、下落シグナルは騙しで終わるかなとも思ったのですが、金曜日後場の急落によって帳消しとなってしまいました。金曜日の足は転換線の下で始まって下で終わった形となり、長い上影を付けたこととも相まって先安感がいっそう強まる形となっています。
上に書いたように8月第4週の日足は天井・反落シグナルの連発です。少なくとも週足ベースでのネックラインである15,600円近辺までの調整は行われるでしょう。ただ現時点では急激で大幅な下落とはなりにくく、週初戻りを試しつつ上値を切り下げる展開が予想されます。週中どこかで寄り付き窓(たとえ半日足窓であったとしても)を空けて下落することとなれば下げに加速が付くこととなるでしょう。
現時点で急激で大幅な下落と予想出来ないのは、現物と先物が別々のシグナルを発していることが原因となっています。現物は6月安値から始まった上昇トレンドの中で、一旦突破したネックラインを割り込んでますが、7月安値から始まった上昇第3波動の下値抵抗ラインは割り込んでいません。一方大証先物はネックラインを割り込んではいませんが第3波動の下値抵抗ラインを割り込んでいます。そのため先物主導での相場展開となった場合、15,950円を底に反発することも考えられます。ただ総合的に見た場合、短期的なトレンドは下向きに変わりつつあります。そのため1,2日は揉み合いの展開となったとしても上値追いは難しく、直近下落に転じる可能性が高いと考えています。
その後中期的には、9月第2週は15,600円を底に一旦反発するものの16,000円を超えることができず、9月第3週には再び15,500円を目指す展開から9月第4週には本格上昇をスタートするというシナリオを想定しています。

投稿者 ronjin : 2006年08月27日 09:53


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://stockcharts.jp/MT-3.2-ja-2/mt-tb.cgi/253

コメント

コメントしてください




保存しますか?