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2006年09月27日

トレンド転換?

日経平均 15,947.87 △390.42
TOPIX  1591.04 △41.63
東証一部
出来高 15億3,943万株
値上がり銘柄数 1,559
値下がり銘柄数 94

後場も節目15,850円近辺での保ち合いで推移していたが、2時過ぎに買い仕掛けが入って一段高。大幅高での引けとなりました。想定していた予想レンジをしっかりと上抜けてきたため、わずかですがトレンド転換の可能性も出てきた形です。
図で説明しましょう。

2006Y09M27D

9月第4週エントリよりも少し右にシフトして、主要な支持・抵抗ラインは太線になっていますが、引いてある線は全く同じ物です。
今週前半は、雲上限を底値として反発、主要支持・抵抗ラインの一つである15,880円をしっかり抜けてきました。しかし、今日の終値15,950円はダウントレンド継続確定の抵抗ラインと同値となっています。
基本的にはここは売りの急所です。少なくとも今日突破した15,880円までの下落は考えられるため、まずは15,850円近辺で仕掛けた空売りの売りナンピンからゼロロスに動く水準です。そして再び15,850円を割ってくるようであれば雲上限に向けてさらに売りポジションをとる戦術が有効です。ただし15,880円近辺で保ち合った場合は上窓を目指すための押しとなる可能性が高く、その場合は窓下限を目指した買いポジションをとります。とはいえ言う程簡単ではないポジショニングなので、慣れないうちは主要ラインの(出来れば窓空け)突破に付くのが簡単だと思います。
可能性は高くはありませんが、明日上抜けて寄り付くようなことがあれば次の抵抗ラインである窓下限を目指す急上昇となる可能性が高いです。ただし引け値16,120円近辺から、翌日反落することがあれば止め足三山が形成される可能性が高く、その場合は急落により雲上限すら簡単に割り込んでしまうかもしれません。この動きは急上昇シナリオだけでなく、一旦15,850円近辺で押し目を付けた後の上昇局面で窓下限に到達した場合においても同様に考えるべきでしょう。
現時点で想定される最も確率の高いシナリオは、明日中寄りから15,850円近辺までの押し目を付けて反発、来週火曜日か水曜日頃に窓下限に到達するというものです。そして、その後は止め足三山となる可能性が高いと思っています。

投稿者 ronjin : 17:39 | コメント (0) | トラックバック

9月27日 前引け

日経平均 15,821.17 △263.72

NY相場の流れを受けて強い動き。高寄りして始まり続伸。想定していた上値目処まで到達しており、後場急落も考えられる水準。雲上限での買い玉は処分、打診どてん売り局面。ただし、後場寄りで現物15,880円を超えてくることとなればIRTから始まった下落局面は終了したことも考えられ、押し目を付けながらの上昇トレンドへと移行することも考えられます。逆に15,800円を割れる水準での後場寄りとなれば15,700円近辺までの急落も考えられ、その水準ではドテン打診売りは買い戻してキャッシュポジションとするべきでしょう。

投稿者 ronjin : 11:28 | コメント (0) | トラックバック

9月27日 寄り付き前

DOW
 11669.39 +93.58
NASDAQ
 2261.34 +12.27
S&P500
 1336.34 +9.97
SOX
 458.99 -1.58
CME225
 15710 +130
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り3360万株、買い2620万株
差し引き740万株の売り越し

NY市場は続伸。ダウは市場2番目の高値、ナスダックは直近の高値に顔合わせ。日経平均がアイランドリバーサルトップを形成した時の直前とも似て、もう一段の上昇の後トレンド転換となる可能性が高い。CME225先物は大証先物終値から130円高、引き続き15,850円近辺では売りスタンスで対処したい。

投稿者 ronjin : 08:29 | コメント (0) | トラックバック