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2006年10月01日
9月第5週
月曜寄付き 15,550円
高値 16,127円
安値 15,513円
金曜引け値 16,127円
前週比 +493円
週初雲上限へのダブルボトムによって底値を確認したことで水曜日に大幅高。節目15,880円を超えたあとは週末にかけて続伸。金曜日引け際にはまとまった買いも入って週足陽の引け坊主の大陽線、中段での包み陽線となって先週兆しを見せていたトレンド転換へまた一歩進んだという感じです。
10月第1週予想
予想上限 16,250円
予想レンジ 15,880円〜16,150円
予想下限 15,800円
木曜日に先週末予想シナリオ上限を上抜けした寄り付きとなったため、水曜日予想の赤丸寄り付きから上値追いの展開となりました。こうなると再来週前半にくるであろう変化日を底にした本格的な上昇トレンドへの移行も視野に入ってきます。
とはいえ来週は、一週間で500円近く上昇して金曜日に首つり線を付けた今週を受けての週初となり、さらには週末反落したNY市場の高値警戒感を反映した一週間となる可能性もあります。まずは予想シナリオを見てみましょう。
金曜日のCME225先物が大証先物終値とほぼ同値で返ってきており現物からは20円安となっていることと、日経平均が金曜日に首つり線を出したことから週初は軟調な展開が予想されます。それでもどこかで遅行線がB線にタッチすると考えられるため、ひょっとしたらみんなが反落すると思ってる週初に高止まりして16,150円近辺での引けとなる可能性もあります。
現時点で注意日として意識されるのはA線とB線が交差する水曜日です。火曜日(or 水曜日)終値が16,150円近辺となれば翌水曜日(or 木曜日)の寄り付きからの動きが短期的なトレンドを決定します。メインシナリオは翌日寄り一下ブレからB線とC線の交点である再来週の週初15,850円近辺を目指す動きです。C線は上昇トレンドの加速支持線であり、雲上限でもあるこの水準で日足が反発するようならば、新たな上昇トレンドに突入することとなります。逆に上ブレしたときは窓埋めからもう一度トレンドを伺う展開が考えられます。
来週のポジショニングとしてはA線(16,150円)で売りB線で買いとなります。もちろん寄り付きでこの支持・抵抗ラインをギャップアップ(ダウン)した場合はドテンとなります。
月足が確定したので少し触れておきましょう。9月は8月の大陽線にはらむ十字小陽線となっています。この水準では一概に続落シグナルとは言えませんが10月寄り付きが9月足の寄り付き(16,072円)を下回るようだと保ち合いが下放れる可能性が高まり、中期的に13,000円を目指す展開も予想されます。
日経平均は中期的なトレンドを決める大事な時期に差し掛かっているように見えます。10月中旬から来年前半にかけての相場を占う上で、来週から再来週前半の動きには注意が必要です。