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2006年11月12日

11月第2週

月曜寄付き 16,278円
高値    16,512円
安値    16,094円
金曜引け値 16,112円

前週金曜日の陽線を包む陽線で始まった一週間でしたが反発の動きとはならず、火曜日には上寄りからの向かい合わせ線。続落の水曜日を経て波高き線ながら節目を割り込む動きへと続きました。
先週時点で存在した下値サポートラインB'線を遅行線が割り込んだことから7月安値から始まった急上昇トレンドは終了することとなりました。

11月第3週予想
予想上限 16,550円
予想レンジ 15,750円〜16,370円
予想下限 15,750円

月曜日の陽の陽包みは比較的強い大底・反発シグナルです。週後半にこの下値を割り込んだことから、このシグナルはダマシとなりました。買いシグナルがダマシとなったとき、そのシグナルが強ければ強い程、大きく売り込まれる可能性が高まります。

2006Y11M11D

次の下値支持線として機能するのはC'線です。遅行線がこのラインにタッチして反発することとなれば、引き続き緩やかな上昇トレンドが継続するということになります。ただ前週空けた週窓を埋めずに下値を切り下げてる現状はかなり弱く感じられ、C'線も鉄板の下値支持線とならないかもしれません。もし雲上限で踏みとどまった翌日に窓を空けて雲に突っ込む下落となれば、弱い上昇トレンドシナリオから15,600円〜17,000円ボックス相場シナリオへと移行することも考えられます。
誰もが雲上限での反発を予想している状況ですが、上述したように今の日本相場はそういった予想より弱いかもしれません。さすがに雲上限では下げ止まりから一時的に反発する可能性が高いため、売り玉買い戻しの急所であることは間違いありませんが、打診買いを越えて積極的に買い転換することは控えた方がいいでしょう。Cトレンドが生き残った場合、次の上値目処は17,000円超えとなるためトレンド継続確定の実線C'線超えから買い出動しても十分値幅は取れるものと考えています。
先週金曜日の動きは多くの投げ予備軍を残した可能性が高く、売り仕掛けに反応しやすい地合いであると考えられます。しかし週初窓空けて下落した場合、週足二空・ランニングギャップとなり、さすがに一度は窓埋めに動くことが予想されるため、セリングクライマックスから急反発となる可能性も低くありません。そのため雲上限では売り玉買い戻しから短期のドテン買いに出るのも悪くないと思っています。ただし、確実な反発シグナルが出るまでは買い建ては短期のリバウンド狙いであることを意識し、基本的なスタンスは売りポジションを継続するべきだと考えています。

投稿者 ronjin : 02:22 | コメント (0) | トラックバック