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2006年11月15日

11月15日 かぶせ線

大引け(17時30分)

日経平均 16,243.47 ▼46.08

前引けと変わらない水準で寄り付いたものの徐々に分足雲下に入る。その後は雲下限に頭を抑えられた動きとなり、引けにかけては下値支持となっていた16,250円を割り込んでいます。日足ではかぶせ線、どちらかと言えば下げ足のかぶせ線となります。週予想図のC'線と16,370円の二つの抵抗線に挟まれた動きとなりました。
明日、今日の引け値水準での寄り付きとなればC'線を下回っての寄り付きということになります。その場合、雲上限で一時反発することも考えられますが、基本的には16,060円までの下落は想定され、捨て子を拾いに行く動きとなるでしょう。もし明日、日足雲中で引けて翌日雲中で寄り付くこととなれば、雲上限を上値抵抗ラインとして遅行線のC'線への動きとなる可能性が高まります。どこかで遅行線がC'線にタッチすることとなれば、その日が10月27日から始まった下落トレンドの終了日となる可能性が高いと考えています。

後場取り引きなし。キャッシュポジションです。明日の寄り付きでC'線を下回ることとなれば売り建て参戦予定です。

前引け(11時30分)

日経平均 16,295.65 △6.10

寄り付き16,370円を超えれなかったことから、同水準が上値抵抗ラインとして機能しました。前場途中からは上値の重さを嫌った売りが出て16,300円水準までの下落となっています。
後場16,290円を割り込む寄り付きとなった場合、雲下限に上値を押さえられて下げ足を速める可能性も高まります。ただし16,200円〜16,250円水準には下値サポートエリアもあるため、積極的に売り建てるよりは買い玉利確から次の一手を見極める時期となりそうです。戻り一巡から捨て子を拾いに行く動きも意識したいところです。

CME225先物から予想していたより安い寄り付きとなった大証先物ですが、とりあえず半分寄り付き利確売り。上値の目処として意識していた現物16,370円近辺で重い展開となったため同水準で残り半分も売りました。現在キャッシュポジションです。後場寄り16,290円割れなら売りたい気持ちもあるのですが、明日の寄り付き16,200円割れを待ってのポジションとなるかもしれません。


寄り付き前(8時40分)

NYダウ 12218.01 △86.13
NASDAQ 2430.66 △24.28
CME225 16400 △100
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り4860万株、買い4590万株
差し引き270万株の売り越し

NY市場は続伸。ダウは引け値ベースでの12,200ドル超えとなりました。ダウ・ナスダック共に高値圏での三本連続陽線となっており、目先過熱感から調整の可能性があります。
CME225先物は大証終値比プラス100円での返りとなっており、この水準で寄り付くこととなれば日足連続二空となり、買い玉手じまいの急所となります。16,400円〜16,450円近辺には分厚い抵抗帯が存在することから一気の上抜けは難しいのではないでしょうか。ただ、現物寄り付きで16,370円を超えることがあれば週足雲上限を超えた寄り付きとなるため、目先上値追いとはいかないまでも底堅い展開となる可能性も出てきます。

売り時難しいですが、とりあえず寄り付きで半分利益確定の売りを行います。あとは様子を見ながらとなります。

投稿者 ronjin : 2006年11月15日 08:23


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