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2006年11月28日
11月28日 底入れ
大引け(16時40分)
日経平均 15,855.26 ▼30.12
後場ギャップアップとはいきませんでしたが、前場高値圏での寄りとなりました。その後は消極的な雲入りから一気の雲抜けと強い動き。15,850円水準では揉み合ったものの引けにかけて買われ高値引けとなりました。日足では下影陽線、昨日の大陽線にはらむ形となっており、引き続き波高き線が継続しています。
日経平均はトレンドラインでの反発ではなく、日足の形からのみ底入れが見て取れます。一方TOPIXは緩やかな上昇トレンド下限からの反発であることから、今の日本相場は(少なくともテクニカル的には)TOPIX主導、つまり内需株主導の動きであると考えられます。
そのTOPIXですが、日経平均が前日比マイナス引けしたのに対して、前日比プラスでの引けとなっています。11月21日に底を打った後、着実に上値を切り上げる動きとなっており、上昇トレンドが確定したと見ていいようです。
アメリカ相場が調整局面に入りそうな気配を見せていますが、ハイテク株主導のナスダックの影響を受けやすい日経平均ではなく、TOPIXが相場を引っ張ることとなれば、年末にかけて底堅く推移することも期待されます。
今日のTOPIXは週足基準線の真下で引けています。明日これを超えて寄り付いて、これを下回らず陽線を立てるようなこととなれば上昇トレンドが一気に加速することも考えられます。
買い玉まとめて持ち越しです。どこかで一度は初押しを付けることが予想されるため、注意深く見ながら利確を行います。今のところ利確水準の目処は立っていません。
前引け(11時50分)
日経平均 15,705.01 ▼180.37
CME225先物に鞘寄せする形で大幅安で始まった今日の日経平均ですが、15,650円に近づく水準では買い戻しも入り底堅い展開となっています。後場寄りで15,730円を超えてくるような動きになれば、半日足捨て子線。1時前後にかけて薄い分足雲を突破から昨日の高値に迫る動きを見せる可能性もあります。逆に1時を過ぎても15,730円を頭にもたもたするようなら売り仕掛けに反応しやすい地合いが形成されるため、昨日安値までの一気下げから投げを誘って大幅安も考えられます。判断の分岐点となるのはやはり後場寄りでしょう。15,700円と15,730円が目処として意識されます。
ビックリするぐらいの安寄りでしたが、さすがに底堅いですね。とはいえ買い玉抱えてる身としては積極的に追撃買いは難しいところです。それでも2度目の15,650円には買い向かいました。後場同水準を割り込む動きとなれば今日買った分は処分します。持ち越し分はストロングホールドスタンスです。
寄り付き前(8時40分)
NYダウ 12121.71 ▼158.46
NASDAQ 2405.92 ▼54.34
CME225 15695 ▼185
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り4800万株、買い3310万株
差し引き1490万株の売り越し
NY市場は大幅続落。久しぶりの大きな調整となりました。ダウ・ナスダック共に25dMAは上向きであり、例え下落トレンドへの始まりだとしても一度は戻りを試すことになるでしょう。CME225先物もNY市場に連れて200円近い下落で帰ってきています。今日は本格的な上昇トレンドに乗れるかどうかを試す一日になりそうです。ザラバ足で昨日の安値を下抜けてくることとなれば短期買い方の投げを誘って大陰線となる可能性もあります。
買い玉キープを続けます。ザラ場15,600円を割れることがあれば繋ぎ売りで対処します。