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2007年04月10日

4月10日 はらみ陽線(上放れ陽線の後)

大引け(17時50分)

日経平均 17,664.69 ▼79.07

後場小安く寄り付いた後反発の動き。分足雲の薄いところを一瞬抜けるものの反落。下がる雲下限に連れて値を下げる展開から、引けにかけて雲中に入っています。下向きのhMAに上値を押さえられる形で上値を切り下げていますが、同時に底堅い動きにもなっています。短期三角保ち合い、日足でもはらみ陽線(上放れ陽線の後)となっており保ち合いを煮詰める形となっています。
陽の陽はらみは天井示唆の線ですが、日足上放れ並び陽線は今後数週間に渡る上昇示唆線です。日経平均は明確な日足三役好転となったことから後者の可能性が高いのですが、まだTOPIXが雲に押さえられています。このままハイテク主導で上値追いとなるかどうかの判断まではもう少し時間がかかりそうです。

後場先物は一時17,710円まであったのですが、現物が分足雲上限に押さえられる形となったため我慢。反落から保ち合った17,670円買い戻し。デイトレじゃ抜けない動きでした。ナスダックがかぶせ線となっており、連騰が続いたダウとともに下落の動きが予想されますが、日経平均のシグナルから売り持ち越しは出来ませんでした。キャッシュポジションです。

前引け(11時40分)

日経平均 17,640.66 ▼103.10

寄り付き前に先物気配を切り下げて、17,700円を割り込む水準での先物寄り付きとなりました。それに連れて現物も分足雲中での寄り付き。一時分足雲上限まで上昇するも同水準17,700円を頭に反落の動きとなり、前引けにかけて分足雲下限を割り込んでいます。後場上値目処は17,700円・下値目処はひとまず17,600円。hMAがまとまって下向きになっていることから17,700円水準の上値の方が重く感じます。

下放れた寄り付きとはなりましたが、分足雲中寄り付きではポジションとれず。様子見の前半となりました。寄り付きから戻りを試す動きながら分足雲上限を頭に反落の動きとなったため、先物17,700円売り。持ち越しです。17,600円を下抜ければ追撃売り。戻る動きとなればゼロロスまで付き合います。


寄り付き前
(8時40分)

NYダウ 12569.14 △8.94
NASDAQ 2469.18 ▼2.16
CME225 17740 ▼20
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り2140万株、買い2040万株
差し引き100万株の売り越し

NY市場はまちまち。期待された程の上昇とはなりませんでした。ダウは1年半振りの7連騰ながら上げ幅は限定的です。ナスダックは急落時窓中での寄り付きにも関わらずかぶせ線で終わっています。もっともこれは週足ランニングギャップを嫌った窓埋めともとれ、早々これを上抜けてくる動きも考えられます。その場合は素直に窓埋めまでの上昇が予想されることから、ひとまずポジションイーブンにとってかぶせの上抜けでロングといったところでしょうか。
CME225先物は昨日の大証先物終値と同水準での返りとなっています。日足三役好転での寄り付きとなればひとまず大きな下値不安はなくなります。素直な動きとなれば17,690円を下値として上値追いから窓下限17,850円までの上昇が予想されます。上値重く前引けにかけて17,700円を割り込む動きから、後場寄り17,680円を下回ることとなれば昨日空けた窓17,550円水準までの下落も視野に入ってきます。

寄り付きでポジション確定は出来ません。短期の保ち合い放れには付こうと思いますが、ひとまず様子見の前場となるかもしれません。

投稿者 ronjin : 08:41 | コメント (0) | トラックバック