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2007年04月23日

4月第3週

月曜寄付き 17,507円
高値    17,782円
安値    17,219円
金曜引け値 17,452円

動きの大きな一週間でした。週足では上下に長いひげを付けた小陰線となり、保ち合いを継続する形となっています。

4月第4週予想
予想上限 17,850円
予想レンジ 17,70017,000円〜17,700円
予想下限 16,900円

保ち合いを煮詰めている現状では予想レンジはあまり当てになりません。波高き線が続くのであれば予想レンジいっぱいに振れて、週足遅行線は動かずということもあります。上記予想上下限を超える動きとなった場合は、少なくとも短期的に強いトレンドの発生が予想されます。
現在の日経平均は、長期上昇トレンドにおける短期保ち合いという状況です。これをどちらに抜けてくるかはテクニカルからは判断出来ません。ただ本格的に上昇を継続するためには、少なくとももう一度16,700円水準までの下値確認が必要だと思っています。逆説的ですがこれを達成するためには、GW明けにかけて現在の保ち合いを下抜けする必要があります。
ファンダメンタルズは強くNYも強い動きをしていることから、どうしても上を見てしまいがちです。長期的にはそれでもいいのかもしれませんが、テクニカル的には底が入った状況ではないことに留意していきたいものです。

投稿者 ronjin : 08:57 | コメント (0) | トラックバック

4月23日 かぶせ陰線(はらみ陰線の後)

大引け(15時40分)

日経平均 17,455.37 △2.75

後場寄付きこそ前引け水準となったものの、すぐさま売られる展開。保ち合い下抜け後、分足雲もあっさり割り込んで日足雲上限まで。同水準では反発の動きとなるものの17,450円水準での引けとなっています。日足では陰線に被る長陰線、ほとんど包み陰線となりました。
明確なトレンドが出ない中、dMAの収束が進んでおり、今週中には今後数週間に渡る中期トレンド決定シグナルが出る可能性が高まってきています。5,10,20dMAは収束しながら徐々に下向きとなっており、今週どこかで日足雲中寄り付きから陰線引けとなれば下方トレンド決定となります。

後場下抜けの17,610円追撃売り。17,500円・17,450円買い戻し。キャッシュポジションです。明日17,570円を割り込む先物寄り付きとなれば再び売り参戦します。

前引け(11時30分)

日経平均 17,617.51 △164.89

CME225先物に鞘寄せする形で始まった今日の相場ですが、やはり現物17,650円水準を高値とした保ち合いとなっています。下からhMAが押し上げる形となっているため、今の保ち合いは時間足ベースでは強い保ち合いです。しかし同時に、日足ベースでの現水準は短期三角保ち合いの上限に存在しており、上値が重くなっています。
後場寄り17,650円を超える寄り付きとなれば、日足三角保ち合い上放れとなることから17,800円水準までの上昇も視野に入ってきます。それ以外の寄り付きでは、上値追いは難しく感じられます。現水準での保ち合いのまま引ける可能性も高く、デイトレには適さない一日となるかもしれません。

寄り付き吹き上げから押し、戻った先物17,660円売り。一時17,680円まであってヒヤっとしましたが、保ち合いとなって一安心です。現物17,650円オーバーでLC。引けには手じまいます。


寄り付き前
(8時40分)

NYダウ 12961.98 △153.35
NASDAQ 2526.39 △21.04
CME225 17625 △215
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り4240万株、買い3670万株
差し引き570万株の売り越し

金曜日のNY市場は上昇。ダウに続いてナスダックも急落時前の高値を超えてきました。ダウは天井圏での超大陽線、ナスダックは高値更新しての首つり線となっているため、買い方一旦利食いの急所となっています。
CME225先物は17,600円を超える返りとなっています。現物寄り付きで先週木曜日に空けた窓を窓を持って埋め返すことが予想されます。木曜・金曜の二本の線を捨て子とする可能性もあります。しかしすぐ上17,630円〜17,660円水準は比較的厚い上値抵抗帯があるため、寄り付きでこれを超えてこないことには上値追いは難しいかもしれません。

引き続き売りに構えます。現物17,650円水準での保ち合いは、保ち合いの上を売ります。

週足解析は今から書くのでもう暫くお待ちください。

投稿者 ronjin : 08:25 | コメント (2) | トラックバック