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2007年05月16日

5月16日 下げ足の差し込み線(一本目)

大引け(15時20分)

日経平均 17,529.00 △16.02

前引け水準での保ち合いから積極的な分足雲入りを経て上抜け。雲上限を確かめる形での保ち合い引けとなっています。日足では差し込み線。下げ足の差し込み線(一本目)となっており売り方利食いのアヤ戻し、反落に向かうシグナルです。しかしすぐ下に日足雲上限が控えており、今日前場には先週月曜日に空けた窓も埋めていることから下値不安はさほどありません。逆に言えば明日日足雲に突っ込む陰線となった場合は新たな下げ相場が始まったと考えられます。
ナスダックは弱くダウにも天井感が漂ってきていますが、さすがにナスダックが三羽烏を出す程弱いとも思えないため、明日の日本相場も雲上限をサポートとした保ち合いから17,600円水準にある上窓下限を試す展開が予想されます。もしNY市場が上抜けとなれば再び窓を空けて17,600円を突破、窓上限17,700円水準を目指す動きとなるかもしれません。

後場取り引きなし。13時30分頃に積極的な分足雲入りとなったことから、どちらかと言えば押し目を待つ場となりました。それでも簡単には分足雲を上抜けることはないかなと思いつつ様子見。その後雲抜けから先物引けにかけては一段高の動きになっています。若干買いそびれた感はあるんですが、しょうがないですね。

前引け(11時30分)

日経平均 17,472.58 ▼40.40

小さく下放れた寄り付きから戻って昨日終値水準。反落から17,450円を割り込み日足窓埋めの後反発の動きとなっています。ひとまず先週月曜日の窓を埋め切ったことと、日足雲上限水準に到達したことから、目先売り方達成感が出ています。
ここからさらに一段安になるほど弱気材料もないため、後場は日足雲上限17,400円〜分足雲中17,500円の範囲での動きが予想されます。どちらかというと下値の方が堅く、引けで17,500円を超える動きとなれば明日前場にかけて一旦戻りを試す可能性が高まってきます。

寄り付きから揉み合いの17,530円・17,520円売り建て。現物17450円割れからの戻り局面、先物17,460円買い戻し。キャッシュポジションです。基本的には後場静観のつもりでいますが、17,500円を超えず2時頃まで保ち合えば、さらに下抜けの動きが予想されるので、保ち合いの上を少し売ってみます。


寄り付き前
(8時30分)

NYダウ 13383.84 △37.06
NASDAQ 2525.29 ▼21.15
CME225 17535 ▼15
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り5690万株、買い3180万株
差し引き2510万株の売り越し

NY市場は今日もまちまち。ダウは続伸ながら上ヒゲの長い小陽線、ナスダックは小さな三角保ち合いを下抜けて続落となりました。ナスダックは25dMAも下抜けており、今晩の相場で2,540ポイントに押さえられて続落となれば三羽烏、2,420ポイント水準までの調整が視野に入ってきます。ダウが先詰まりから長い上ヒゲを付けたことも上値の重さを示しており、PPOの陰転とともに調整入りの可能性が高まってきたと考えられます。
CME225先物は昨日の大証終値水準での返り。同水準での寄り付きとなれば、現物17,550円を上値とした弱い動きが予想されます。しかし日足雲上限17,400円水準は先週足窓下限水準でもあり、一旦は押しも窓までとなる可能性が高いでしょう。

現在の大証先物気配は17,530円。同水準での寄り付きとなれば現物17,550円水準まで売り上がり。窓上限17,450円を割り込む水準での保ち合いは買い戻しを予定しています。

投稿者 ronjin : 08:15 | コメント (0) | トラックバック