« 2007年05月30日 | メイン | 2007年06月01日 »

2007年05月31日

5月31日 ATP上抜け

大引け(17時40分)

日経平均 17,875.75 △287.49

意外にも後場寄りから小高く、前場高値水準での保ち合いとなりました。30分足OSCIも値幅ではなく時間によって調整され、引け際にはやや反発の動きを見せています。日足では振り分けの陽線、ATP上限はおろか17,850円も超えて2月急落時の窓に突入しています。上昇力は非常に強く、すんなり窓埋めとなる可能性が高まってきました。

17,850円水準での保ち合い、先物17,850円売り。分足雲上限までの押しを期待したんですが、少し下げて反発した同値撤退。現物引け味よく、明日寄付きにかけて上放れもあるとは思ったんですが、ナスダックが天井水準にあった事が気になって持ち越せず買い建て参戦できず。キャッシュポジションでの引けとなっています。

前引け(11時30分)

日経平均 17,781.41 △193.15

CME225先物に鞘寄せする形で17,700円を超えて寄り付いた後、同水準を下値に上昇。一時17,850円を超えて17,900円に迫る場面もありました。その水準では踏み上げを誘っており、達成感からその後売られて17,800円を下回った前引けとなっています。
30分足OSCIはピークアウトの動きとなっているため引き続き短期調整が予想され、下値目処は17,700円、突っ込みで17,650円どころ。17,700円水準からの反発となれば明日にかけて上値追いも期待されます。

寄り付き17,700円を超えてきた事からスタンスは短期の買い。保ち合って上抜けた17,770円買い建て、17,850円を超えた吹き上げから反落となった17,820円利確。キャッシュポジションです。
上抜けた割には底堅さを見せず17,800円を割り込んだ前引けとなったため、もう一段の押しはあるのかなぁという感じです。17,700円水準での保ち合いの下から17,650円水準までは買い下がってみます。


寄り付き前(8時30分)

NYダウ 13633.08 △111.74
NASDAQ 2592.59 △20.53
CME225 17715 △125
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り4810万株、買い3770万株
差し引き1040万株の売り越し

NY市場は上昇。朝方中国市場の下落を嫌気した売りから保ち合いの動きも午後には上抜け。引けにかけてダウは最高値更新、ナスダックも直近高値水準までの上昇となっています。S&P500も7年振りの最高値更新となっていることも注目されます。ここからさらに伸びて上抜けとなるか、達成感から下落に転じるのか。ナスダックも同様にトレンドライン上限に戻ってきているため、今週引け値と来週のNYの動きは重要です。景気減速懸念が高い中、これを上抜けるとは考えにくいのですが、株価はいつも正しいというわけで、予断を持たず注目したいですね。
CME225先物は再び17,700円を超えての返り。再びATP上限17,750円にトライする形です。もし昨日同様17,750円を超える事なく反落の動きから並び陰線になるようだと、またしばらく上値追いは難しくなりそうです。

ひとまず17,750円への動きを見極めたいですね。寄り付き17,700円水準は買いスタンスで17,680円どころでの保ち合いの下を買い、17,650円水準の寄り付きとなれば売りスタンスから17,680円どころの保ち合いの上を売ります。同水準での保ち合いとならず上昇のときは17,750円水準の保ち合い離れに付きます。下値目処は17,500円水準。

投稿者 ronjin : 08:22 | コメント (0) | トラックバック