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2007年06月06日

6月6日 TOPIX上限到達

大引け(21時30分)

日経平均 18,040.93 ▼12.88

18,000円を底にした保ち合いの一日でした。日経現物は30分足で上方三角保ち合い(ATP)を形成している事から、さらに上抜けも期待される形となっています。しかし3日続けて18,070円水準で高値を付けている事から、ここは一旦調整が必要な局面に見えます。今日後場には一昨日以来僅か1円届いていなかった上窓を完全に埋めた事からも、目先達成感が出るにはちょうどいいところではないでしょうか。

またTOPIXは緩やかな上昇トレンドの上限に到達しており、このことも目先達成感から調整へと向かうにはいいタイミングと言えます。以下はTOPIX日足です。

2007Y06M06D 212114671

月曜日に急落時窓下限水準への到達(ザラバ足の上限到達)から昨日今日と続伸して遅行線のトレンドライン上限到達の動きとなっています。明日これを上放れて寄ればTOPIXにおいても上窓埋めの動きが期待されますが、日経現物は小幅反落となっており、一旦下窓を埋める動きが優勢になる可能性が高いと考えています。

寄り付き前(8時30分)

NYダウ 13595.46 ▼80.86
NASDAQ 2611.23 ▼7.06
CME225 17970 ▼80
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り3610万株、買い4630万株
差し引き1020万株の買い越し

NY市場は反落。ダウは一時100ドルを超す下落となりました。三つ星からの下抜けということで、先安感を感じる形ではありますが、現時点では下値を売り叩く展開は考えにくく13,500ドル水準が下値抵抗線として機能しそうです。ナスダックははらみ小陰線(包み陽線の後)となっています。こっちはちょっと心配ですね。包み陽線の中寄り下抜けは買い方不在を感じさせる線です。今晩2,600ポイントを下回る引けとなるようなら2,570ポイント水準までの調整は視野に入ってきます。ただいずれも上昇トレンドにおける調整局面の域を出ておらず、現時点ではさほど心配する動きではありません。
CME225先物は18,000円を下回った返りとなっていますが、ダウの下落を考えるとやや強めの雰囲気です。3日間の高値保ち合いと18,070円を高値としたダブルトップ、そしてNYの下落を考えると、今日は調整となる可能性が高いですね。18,000円を下回る寄り付きとなれば18,010円を上値に17,880円までの下落が予想されます。

今日は取り引きなしです。取り引きするとすれば…意識する水準は寄り付き18,000円、これを割れば同水準での売り。17,950円を下回るようなら少し戻りを待ちます。17,900円を突っ込む動きとなれば買い戻し。その後の保ち合いの下を買います。

前引けエントリは書けないかもしれません。

投稿者 ronjin : 08:13 | コメント (0) | トラックバック