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2007年06月07日

6月7日 包み陽線(小陽線の後)

大引け(15時40分)

日経平均 18,053.38 △12.45

後場寄りから小高く、上抜けの動き。18,000円も超えて日経現物引けでは包み陽線(小陽線の後)となりました。面白い動きです。おそらく明日のSQ算出に絡んだ先物買い仕掛けと考えられます。寄り付き一揉みで下窓を埋めて反発の動きは強く見えますが、あくまでも戻りを試した動きとも取れます。引き続きTOPIXはトレンドライン上限張り付きの動きとなっており、これを寄り付き超えてこない事には上値追いは期待できません。

17,920円LC、キャッシュポジションです。引け際の先物上昇は限界まで持ってた売り方の最後の踏みっぽいですね。海外市場のサポートによって明日高寄りすれば、新たな買い方出現によって上抜け続伸も期待されますが、現時点では今日の動きは短期下落トレンドに向かう切っ掛けからアヤ戻しと考えています。

前引け(11時50分)

日経平均 17,899.07 ▼141.86

CME225先物の返りを上回る寄り付きから17,900円水準での保ち合いになっています。ひとまず踏みとどまっていますが、いつ底抜けるか時間の問題といった雰囲気です。後場戻して17,970円、18,000円を超える動きになれば踏み上げ巻き込んで一気の上昇も予想されます。

寄り付きひと戻しから保ち合いとなった、先物17,900円売り。持ち越しです。思ったより底堅い動きを見せています。後場17,920円タッチすれば一旦撤退から18,000円水準での保ち合いの上を売ります。


寄り付き前
(8時30分)

NYダウ 13465.67 ▼129.79
NASDAQ 2587.18 ▼24.05
CME225 17790 ▼250
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り3050万株、買い3460万株
差し引き410万株の買い越し

NY市場は大幅続落。とはいえダウは25dMAまで、ナスダックは25dMAにすら到達していないことから、現時点では大きなトレンド転換は認められません。今晩のダウが陰線13,400ポイントを割り込む引けとなれば、高値保ち合いからの下抜け三羽烏となるため、大きな調整局面を迎える事が予想されます。
CME225先物は17,800円水準での返り。昨日のエントリ目先達成感から調整に向かうタイミングと書いたものの、いくら何でも下げすぎでの返りとなっています。今日の引け値17,750円を割り込む事があれば、折角超えた節目を割り込む事となり、先週後半からの短期上昇トレンドは一週間と持たず終了する事となります。
TOPIXがトレンドライン上限水準に存在する事から、これをトレンドライン下限まで下げる事となれば日経現物換算では17,200水準までの下落が視野に入ってきます。

上値17,880円・下値17,750円をとりあえずの目処とします。現時点での先物気配は17,820円水準であるため、寄り付きから戻して17,880円水準での保ち合いは上を売ります。17,750円に先に到達して保ち合う場合は、下抜けも考えられるため保ち合い離れを見極めます。

投稿者 ronjin : 2007年06月07日 08:19


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