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2007年06月08日

6月8日 たすき線というよりは振り分け線

大引け(17時50分)

日経平均 17,779.09 ▼274.29

特に見所のない後場になりました。17,800円水準での保ち合いに終始しましたね。引けにかけては分足雲中に消極的ながら入っています。日足では下ヒゲ陰線、昨日の陽線から見ればたすき線ですが、どちらかと言えば振り分け線に見えます。引けで17,750円を下回る事なく終わったため、今日のところは中期上昇トレンド終了とはなりませんでした。ただNYは三羽烏となっているため、今晩戻したとしても上値重く、反落からさらに下値を模索する動きが続く事が予想されます。今まで弱かった分、日本相場が頑張って連鎖安を防ぐ可能性もありますが、日経平均も一回しっかり落ちた方が良いのかもしれません。

17,820円売り、17,800円買い戻し。特にコメントする事はありません。

前引け(11時40分)

日経平均 17,756.79 ▼296.59

CME225先物に比べれば高く、大証先物は17,880円・日経現物は17,900円水準での寄り付きとなりました。その後突っ込み・戻りを演じるも下抜けから17,700円水準までの下落。前引けにかけてはやや戻して引けています。
後場戻り目処17,850円。現水準での保ち合いとなれば30分足OSCIゼロ水準までの戻りを待って下抜けとなる可能性も考えられます。
ただ、引け値17,750円割れとなれば直近超えたATP上限を割り込む事となります。逆説的ではありますが今日一日の下げでこれを割り込む事は難しいと考えています。

寄り付き前の大証先物気配は17,750円水準まで下げる場面があったので、これじゃ売りにくいなと思ってたんですが、結局先物17,880円寄り付き(現物17,900円水準)は絶好の売り場となりました。寄り付きから17,800円を突っ込んで戻したものの、上値更新せず反落となった17,860円売り増し。17,800円を頭とした保ち合いから下抜けとなった17,770円売り増し。現物17,700円を割って反発となった先物17,750円利確買い戻し。キャッシュポジションです。後場17,850円水準までの戻りは保ち合いの上を売り。17,700円を突っ込む動きには向かいで対処します。


寄り付き前
(8時20分)

NYダウ 13266.73 ▼198.94
NASDAQ 2541.38 ▼45.80
CME225 17735 ▼345
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り5710万株、買い3990万株
差し引き1720万株の売り越し

NY市場は大幅続落。ダウはつたいの三羽烏、ナスダックもはらみ小陰線から下抜け続落となっています。NY市場の潮目が変わってきましたね。ダウで13,000ドル水準までの下落は覚悟しておくべきでしょう。これを切っ掛けに今年後半にかけて長い下落相場となる可能性も低くありません。
CME225先物は300円を超える大幅下落で返ってきています。今日も今日とてちょっと下げすぎてるなぁという気はしますが、さすがに今日は昨日程しっかり戻せるとは考えにくいですね。

ひとまず今日の上値現物17,900円と見て同水準までの戻りは売ります。売り込まれたとしても17,650円を下回るとは考えにくいので、同水準での保ち合いは下を買い戻します。

投稿者 ronjin : 08:09 | コメント (0) | トラックバック