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2006年06月17日

6月第3週

月曜寄付き 14,680円
高値    14,970円
安値    14,040円
金曜引け値 14,870円
前週比   +120円

週前半に予想下限ギリギリの14,050円まで売り込まれたものの後半にかけて怒濤の反発で終値では52wMAを割り込まずに終了。あまつさえ陽線までつけてしまう勢い。さて来週はどうなるのでしょうか。

6月第4週予想
上値限界 15,400円
予想レンジ 14,500円〜15,100円
下値限界 14,000円

今週の週足はたくり陽線です。底打ち反発シグナルとされています。さすがに売り物も出尽くした感があり、先高感の高いシグナルを発しています。一方で、先週の大陰線と組み合わせて見てみると入り首線という組み合わせになります。入り首線は差し込み線の一種で陽線の実体部分が小さなものを指します。一本目の差し込み線は売りの急所であり、今週の入り首線もそれに準じると考えられます。
日足を見てみましょう。水曜日の二本目の差し込み線からの三連騰。火曜日の大陰線を上回ってきたことから下げ三法ではなく赤三兵であると考えられます。ただ、それぞれに上影が付いており、まだ買い方も怖々買ってる雰囲気が見て取れます。15,000円辺りには強い抵抗帯が存在していると考えられることから、今の状態のまま一気に上に抜けることは難しいでしょう。ここはやはり金曜日に空けた窓を埋めて、下値を固めてからの上昇となりそうです。

以上のことから、来週は上昇前の短期的な調整を行いつつ下値を固めて反発力を溜める週であると考えます。
週末のCME225が現物比-170円の14,700円であることを加味して、週足ベースで中寄り後売り物に押されて反落、下の窓を埋めた後戻して終了。足で言えば下影小線のはらみ線を予想します。
別のシナリオとして一気に15,000円を越えて月曜寄付くようなら、窓を空けて下落したときに新規で売り建てた向きの買い戻しも相まって、踏み上げ相場となるでしょう。その場合、一気に上値限界近辺までの上昇も見込まれますが、踏んだらしまいってことでその後一気に下の窓までの下落もあり得ると考えます。
月曜日、日足中寄りして下の窓埋めまで行けば上放れたすきとなり、買いの急所となります。この値段域での下げ局面は下値不安の少なさから考えて買い時ではないでしょうか。

投稿者 ronjin : 2006年06月17日 15:03


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