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2006年06月25日

和田栄一

たまにはテクニカル以外の話でも…

「和田栄一」
知ってる人には今更な名前ですが、今週は一段と関連銘柄が同意づくかもしれません。

和田栄一氏は兵庫県伊丹市にあるアイ・テイ・エイ、ヴィデオ・サービス株式会社の代表取締役。主に材料系仕手株をメインに扱っていた仕手筋で、村上ファンドが手がける銘柄にもちょくちょく顔を出してた人です。
和田氏の代表的な取り扱い銘柄としては富士紡(3104),岩崎通信(6704),池上通信(6771)などが知られています。6月に入るまでは相場全体が下げる中でも底堅い動きをしていた和田銘柄ですが、6月に入った頃から謎の暴落をしています。
こりゃ村上ファンド関係でなんかあったかなぁ?と思いつつ見てたんですが、とうとう23日にアイ・テイ・エイ、ヴィデオ・サービス株式会社の民事再生法申請が行われたようです。
申請理由はわかりませんが、こういう大口の個人投資家が飛んだとなるとお祭り騒ぎになるのが相場の常。来週あたりからはいろんなところで報道もされていろんな資金が集まってくるかもしれません。
仕手本尊の資金がショートしたときは、その株を別の本尊が買い取って仕手代わりすることも少なくありません。今回の暴落は(市場外での取り引きに制限が多くなってしまったため)市場内での仕手代わり値付けなのかもしれません。もちろんどうにもならなくなった和田氏が投げた可能性もあります。
和田氏が飛んだとの報道で悪材料出尽くしとなるのでしょうか?チャート的には、いくつかの関連銘柄で大出来高の反発シグナルが出ており、先高感のうかがえるものが散見されます。
中でも底打ち反転シグナルとして信用度の高いのは池上通信(6771)。これほどきれいな毛抜き陽線はあまり見かけません。

投稿者 ronjin : 2006年06月25日 09:18


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