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2006年08月10日

はらみ足、陽線の後

日経平均 15,630.91 ▼25.68
TOPIX  1582.88 △4.45
東証一部
出来高 17億1,977万株
値上がり銘柄数 956
値下がり銘柄数 611

後場寄りいつもの仕掛け売り。追随する動きなく15,550円を底に切り返す。上値も15,700円を上回ることができず引けにかけて反落。日経平均は75dMAを上回って引けて陽の陽はらみ。大証先物は現物引け後に売られて15,570円、こっちは陰線がはらんでの引けとなっている。hMAは上昇から横ばいへ。
寄付き前に予想していたより底堅く、思った程は反落とはならず。昨日の強い上昇トレンドの余韻が残っていたということか。そのトレンドも上昇は一旦終了している。大陽線の後のはらみであることから目先下値を試す動きが予想される。ただ、TOPIXは窓埋めを達成しておらず、上値余地はまだ残っている。はらみから数えて3本連続の陽線であり、一旦利食いの入りやすい形ではあるが短期の調整後窓を埋める動きとなる可能性も高い。明日強く始まったときはTOPIXの窓上限(日経平均では雲上限付近)を、弱く始まったときは5dMA,75dMAを目安にポジションをとりたい。現時点では短期の売りポジション継続である。

機械受注統計は強く、思った以上に日本市場は強いかもしれない。ここしばらくの日経平均の動きは、NY相場との相似性もひと時程ではなく、一旦キャッシュポジションとなった機関投資家のリバランスにおいて日本市場の占めるウェイトが増える可能性もある。中期的に自民党総裁選・アメリカ中間選挙に向けて下げると予想していたが、日本相場においては違うシナリオとなる可能性もある。
テクニカル分析による相場予想を行うときにファンダメンタルズは邪魔なだけなので、出来るだけ考慮しないようにしているが、昨日の機械受注統計の発表は日本市場の相場付きを変える可能性がある。

個別銘柄は全滅。インデックスが保ち合いのときに強い銘柄を売るのは愚策。反省。先物の売りでなんとか持ちこたえた形。明日出直し!

投稿者 ronjin : 2006年08月10日 15:11


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