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2006年10月16日

10月16日 宵の明星?

大引け(18時)

日経平均 16,692.76 △156.22

後場も引き続き高値保ち合い。引けにかけて雲上限まで下落するも強い動きです。日足では上放れ小陽線、宵の明星にも見えます。まだ上がるのか?と思うぐらいの上昇力であり、しかもそのほとんどは夜中に動いているためデイトレイダーは出番なしです。A線を超えた寄り引けとなったため、A-A'レンジによる上昇トレンドの可能性はなくなりました。
次はB-B'レンジか?というところですが、実はもう一つ上昇トレンドラインが存在します。A-A'ほど強く(固く)なく、またA-A'レンジに傾きも近かったため週足解説には載せていませんでしたが、今日の終値はそのラインの上限と完全に一致しています。明日反落することがあればまずはB'ライン、次は16,200円を目指す動きが予想されます。

引け際まで非常に迷ったんですが、結局売り玉持ち越しました。その理由の一つは週足ベースでのランニングギャップは滅多に存在しないこと、もう一つは3つめのトレンドライン上限での引けです。ザラ場中に判断を変更するとロクなことはないんですが、今回はそのジンクスに挑戦です。明日寄付きで16,700円を超えた時はあっさり諦めます。

前引け(11時30分)

日経平均 16,707.28 △170.74

寄り付きからA線を超える動き。総強気の様相です。保ち合いをギャップアップしてきており、週前半にB線までの上昇も視野に入ってきました。ただ、わずかながら週足においてもランニングギャップが発生しており、今週どこかでは埋め戻しにくるものと考えています。

売り玉キープ中。引け値でA線を超えて終わることとなればLC買い戻し予定。基本上昇トレンドの押し目狙いの売りは上手くいきませんでしたね。一回持った建玉を処理するタイミングを逃してます。分足一目均衡表上では午後1時30分から2時頃にかけての動きが注目されます。


寄り付き前(8時30分)

NYダウ 11960.51 △12.81
NASDAQ 2357.29 △11.11
CME225 16620 △50
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り2320万株、買い3110万株
差し引き790万株の買い越し

NYは続伸。ダウは再び史上最高値を更新、ナスダックは半年ぶりの高値を記録。CME225先物は50円高での返り、寄り付き前動向は買い越しと週初寄付きは強含み。引き続き上昇トレンドの高値圏にあり、積極的には買いづらい水準です。

先週末買い戻さなかった売り玉が残っています。遅行線がA線を明確に突破することとなればLC。出来高の大きい水準を突破した後は小幅利確の売りが出やすくなります。その売りで突破した節目16,500円を割り込まないようであれば買いトレンドは相当強いと考えられます。

投稿者 ronjin : 2006年10月16日 08:20


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