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2006年10月17日

10月17日 包み陰線

大引け(20時)

日経平均 16,611.59 ▼81.17

後場下放れた寄り付きにより、トレンド転換の可能性が高まりました。その後戻すものの雲下限と4hMAが重なる部分で頭を抑えられての反落、引けにかけては弱く保ち合う形となりました。
日足では包み陰線、レンジ上限からの下落であるため信用度の高い下げシグナルです。下値目安はまず16,500円、次は2週間位かけて16,200円どころでしょうか。最も下落したとした場合でも15,900円を下回ることはないと考えています。

後場下放れたことからトレンド転換を確信、先物の戻り16,660円で売り増し。持ち越しです。16,500円どころで保ち合えば、戻りを試す動きも予想されるため一旦買い戻すことも考えています。ザラ場で現物16,710円を超えてくる動きとなれば再びLC買い戻しの予定です。

大平洋金属(5541)
8連騰で20%近い上げとなっています。急上昇の背景としては低PERであることとニッケル市場の高騰などがあります。とはいえ「新値八手」「三空」「天井圏での大陽線」と天井感の強いチャートとなっています。インデックスが続落となれば直近大きく上げていた銘柄から利益確定の売りが出ることが予想されるため、短期での売り建てに妙味を感じます。

前引け(12時)

日経平均 16,618.20 ▼74.56

寄り付きこそ16,700円を超えたものの下落。分足雲下限では反発するも降りてきた基準線に押さえられて雲を割り込む動き。いよいよ天井感が出てきたのかもしれません。後場16,650円を超えず推移するようならば、より強い転換基調へ。超えたとしても引けで16,650円を上回れないなら明日も続落となることが予想されます。

寄り付きで16,700円を超えてきたことと、寄り付き前動向やNY市場の動きが強かったことから16,680円で一旦買い戻しました。ルールに従わず痛い思いをした経験と損失を抱えた建玉を持っている限り冷静な判断が出来なかった経験から、非常に後ろ髪引かれながらの判断です。その後続落したのを確認して、戻りを待って同値売り建て。引けで現物16,700円超えなければ持ち越し予定です。


寄り付き前
(8時30分)

NYダウ 11980.60 △20.09
NASDAQ 2363.84 △6.55
CME225 16685 ▼15
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り2680万株、買い4180万株
差し引き1500万株の買い越し

NY市場は続伸、ダウは一時12,000ドル直前までの上昇も。CME225先物は小幅安での返りです。9月5日終値と9月26日終値から算出したフィボナッチ1.382上げは16,701円です。また昨日は8月安値から始まるトレンドラインの上限付近での引け値となっています。調整の切っ掛けとしては日柄・値段共にいい位置に存在しています。寄り付き前注文動向は久しぶりに1,000万株を超える買い越しとなっています。今日もう一段の上昇となったとしても、引け値ベースで16,701円近辺での引けとなればトレンド転換の切っ掛けとなるかもしれません。

寄り付きで現物16,700円を超えてこなければ、今日一日は売り玉ホールド。引けで16,700円を超えるようであれば買い戻し予定です。

投稿者 ronjin : 2006年10月17日 08:32


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