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2006年11月19日

11月第3週

月曜寄付き 16,016円
高値    16,373円
安値    15,913円
金曜引け値 16,091円

下放れた月曜寄付きとなりましたが、なんとか持ち直して放れ十字線で月曜日を終えると、予想以上のGDP値を受けて放れ陽線の火曜日へと繋がりました。ただ、週足雲上限である16,370円を超えてくる動きにはならず、水曜日から3日連続の陰線。金曜日には捨て子を拾いに行く動きとなりました。週足では上影の長い小陽線、前週陰線の下で寄って下で引けた一週間です。

11月第4週予想
予想上限 16,370円
予想レンジ 15,900円〜16,300円
予想下限 15,750円

下落トレンドが継続しています。月曜日に捨て子線を出したことで反発期待も高まったのですが、節目である週足雲上限を抜けなかったことで再び弱気台頭というところです。毎週同じことを書いてますが遅行線のC'線タッチなしでは本格的な上昇トレンドへと転換することはないと思ってます。

2006Y11M17D

金曜日のCME225先物は16,055円での返りとなっています。この水準での大証先物寄り付きとなれば現物は16,080円を割り込んだ寄り付きとなるでしょう。NY市場の高値警戒感も相まって地合いとしては売られやすい状態となっています。小窓を空けての寄り付きとなれば15,900円近辺までの下落も想定されます。ただ、週初引け値が16,000円水準となれば遅行線のC'線タッチとなり、16,600円を目指した上昇トレンドへと転換する可能性が高まります。翌日上寄りするようならば買いとなりますが、しばらくは雲上限に上値を押さえられる神経質な動きとなるのではないでしょうか。
もし、遅行線がC'線にタッチした翌日に窓を空けて下落することとなれば15,770円付近までの下落からボックス相場への移行。さらに戻り局面でX線を超えず反落となった場合は大きな下落相場への移行が想定されます。
最も弱いシナリオは徐々に上値を切り下げながら15,300円を目指す展開です。週足窓を全く埋めるそぶりのない現状では、このシナリオの可能性も決して低くありません。その場合は15,300円付近を底値に16,300円付近まで戻りを試した後、本格的なトレンド決定を行うこととなります。もっともこの判断が行われるのは少なくとも一ヶ月以上先になるので、そのときにまた記述します。

投稿者 ronjin : 17:40 | コメント (0) | トラックバック