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2006年12月03日

11月第5週・12月第1週

月曜寄付き 15,615円
高値    16,375円
安値    15,615円
金曜引け値 16,321円

週初抱きの一本立ちで始まった一週間、火曜日に再び安寄りするも下値割り込まず「はらみ陽線」となったことで上昇トレンドが確定しました。水曜日放れ寄り切り線、木曜日二空陽の引け坊主と非常に強い線が続きました。流石に金曜日には急上昇に対する警戒感から売り物もでて、宵の明星の可能性のある放れ十字陽線で引けています。
週足でも包み大陽線、雲中から一気に上抜けると共に遅行線も実体を上抜けてきたことから三役好転となっています。ただし、前三本の実体部分を丸ごと包む大陽線となっており、下落トレンドにおける三手打ちの可能性もあるため、注意が必要です。

12月第2週予想
予想上限 16,500円
予想レンジ 16,080円〜16,430円
予想下限 15,850円

週末のCME225先物は16,240円での返りとなっています。同水準は週足転換線を下回っており、週初この水準での寄り付きとなれば、短期的な調整の一週間となる可能性が高まります。押しの目処としては16,100円近辺。ただし、一旦上値追いから16,400円を上回る可能性も低くありません。

2006Y12M01D

月曜安寄りから包み陽線となった時は短期的な最後の抱き線から、雲下限・二空窓埋めを目指した押しも視野に入ってきます。週初から下値を探る展開となれば雲下限・二空埋め・16,080円付近が押しの目処となり、その後反発から高値更新へと向かうのではないでしょうか。
中期的なスタンスとしては引き続き買いスタンス、押し目買いから遅行線のX線到達を狙うのがよさそうです。短期的には上記予想レンジを目処に逆張りで臨んでみたいところです。

月足が確定しました。11月の月足は下影の長い十字陰線、10月の上影陽線への「はらみ線」となっています。月ベースの終値ではこの数ヶ月非常に狭い範囲での推移となっており、そろそろ次のトレンドを決定しそうなところです。
日足雲上限と週足目処、さらにXトレンドラインが交差する12月中旬の16,500円という場所が気になります。この交点を窓空け陽線で上回ってくることとなれば次の上値を17,300円とした、新たな上昇トレンドへの移行が見えてきます。

投稿者 ronjin : 2006年12月03日 12:05


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