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2006年12月01日

12月1日 宵の明星?

大引け(16時50分)

日経平均 16,321.78 △47.45

後場ギャップダウンでの寄りから16,300円〜16,350円での保ち合い。hMAの収束が見られます。日足では十字小陽線、三空から下影で窓を埋めた一つ星となっています。強弱感対立する線であり、急上昇に対する警戒感を感じる線です。

後場寄りギャップダウンしたことから期待したような踏み上げ相場は諦めて、16,330円〜16,350円で全玉売り抜けました。踏み上がらなかったことから引き続き上値を追う展開も考えられるのですが、NY市場が下げ三法から下抜けとなった場合のリスクを考えると一旦手じまいという判断になりました。
押しの目処としては引き続き前引けエントリに書いた水準を意識しています。逆に週初から上値追いとなった場合は16,500円〜16,600円水準が直近の天井となるのではないでしょうか。詳しくは週末エントリにて。

前引け(11時30分)

日経平均 16,352.06 △77.73

寄り付き前に急激に気配を切り上げて昨日終値と同値での大証寄り付きとなりました。現物は窓を空けての寄り付きから一押し、日足基準線での反発となっています。前場途中から先物主導での買い上げによってちょっとした踏み上げ相場のような雰囲気になりましたが、前引けにかけては少し売られています。
短期的な高値警戒感が漂いつつあります。現水準で引けるようならば、週足三手打ちとなり、週初安寄りするようならば大幅下落となる可能性もあります。後場16,400円を超えることがあればもう一段の踏み上げ相場となり得ますが、その水準では買い方利確が賢明ではないでしょうか。

同値寄り付きとなった大証先物ですが、現物が連続三空となったのを確認して買い玉利確。日足基準線・雲下限・窓上限・窓下限を目処に買いを入れていたのですが、結局日足基準線での反発となりました。先物16,440円を目処に売り抜けます。目標に届かなかった場合でも引けではキャッシュポジションに戻そうと思っています。


寄り付き前(8時20分)

NYダウ 12221.93 ▼4.80
NASDAQ 2431.77 ▼0.46
CME225 16220 ▼90
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り3270万株、買い3890万株
差し引き620万株の買い越し

NY市場は小幅反落。上下にヒゲの長い十字線となっています。ここまでの動きは通常のテクニカルリバウンドの動きです。今晩のNY市場が下落することとなれば下げ三法確定となり、数週間の調整となる可能性が高まります。ダウのMACDは3日前の大陰線を底にマイナス乖離を狭める動きとなっているため反発から高値保ち合いとなる可能性もありますが、ナスダックはマイナス乖離を広めています。強弱感対立する形となっており今晩は大事な一日になりそうです。戦術的には天井で売り抜けられなかった買い方は今朝売り切って様子を見るのがベストです。
CME225先物は大証終値比90円安での返り。日足雲中での寄り付きとなるようなら雲下限がサポートラインとなる可能性が高いのですが、二空の後であるため昨日の窓を埋める水準までの下落は想定されます。注意すべき時間帯は前場後半です。この時間帯に16,200円を割り込んでくるなら、後場売り仕掛けに反応しやすい地合いから下窓埋めも視野に入ってきます。

売り物被せるなら昨日の引けでしたね。中段からの上抜けの場合一空でたすきを付けることも多いのですが、底値反発の場合の上昇力はそれよりも強いこともあるようです。ただ、こればっかりは運もあるように思いますね。
ともあれ分足雲を割り込む動きとなれば売りでの対処が必要なのですが、どちらかと言えば繋ぎでの対処になりそうです。

投稿者 ronjin : 2006年12月01日 08:22


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