« 12月5日 かぶせ線 | メイン | 12月7日 放れ十字陽線 »

2006年12月06日

12月6日 かぶせの上抜き?

大引け(15時40分)

日経平均 16,371.28 △105.52

後場寄り雲下で始まった後16,260円を底に急速に切り返す展開。16,400円水準では売り押され、昨日の初値を僅かに上回る水準での引けとなっています。日足ではたすき線(?)この三日下値を切り上げる動きになっており、上方三角保ち合いとも取れる形です。
明日寄付きから16,430円を超えてくることとなれば日柄による調整完了となり、再び上値を追う動きも期待されますが、同値を下回る小窓空けての寄り付きとなった場合は寄り付き天井の大きな包み線となることも考えられます。
中期的には上昇トレンドが継続していることから素直に押し目を買えばいいのですが、どうにも下が気になります。

途中16,400円に到達するも成らず。現物引け値16,320円を超えていたため先物16,360円でLC。素直に上値を追うとは思えなかったのと現物引け後に先物が続伸していたのを見て、成らずでもいいかと思って16,400円で再び売り指し。引けでの約定と成りました。

前引け(11時20分)

日経平均 16,309.87 △44.11

CME225先物より小安く大証先物よりは小高く始まった後、16,340円を頭に反落・16,250円に近づく水準では買い戻され膠着感を強める展開となっています。半日足十字線、分足雲中での推移となっており、売り買い仕掛け共に効きやすい形になっています。ただ上値下値共に固く、寄り付き前に書いた目処を明確に突破してくることは難しいのではないでしょうか。
日足基準線が急落していますね。このことは直近の下値不安が広がるという意味を持つとともに、同水準までの下落があったとしても現在の上昇トレンドを継続出来るということを意味します。

ザラ場16,400円まではキープ、同水準では追撃売りを予定しています。引け値16,320円を上回るようならばLCの買い戻しを行います。


寄り付き前
(8時40分)

NYダウ 12331.60 △47.75
NASDAQ 2452.38 △3.99
CME225 16335 △45
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り2970万株、買い3250万株
差し引き280万株の買い越し

NY市場は続伸。まずは直近高値にトライです。今晩続伸となって直近高値を引け値ベースで超えてくることとなれば一段高が期待されます。ナスダックは放れ十字線となっており、これを包む陰線で引けることとなれば調整局面への移項が鮮明化してくるのではないでしょうか。
CME225先物は小幅高での返りです。寄り付き16,320円を超えてくるようならば再び16,400円を伺う展開も考えられますが、短期トレンドは下向きであり積極的に買いに出るのはリスクが高いように感じます。逆に16,320円を割り込んだ寄り付きとなれば16,340円付近を高値に続落となる可能性が高いと考えています。
そうは言っても下値も5dMA・基準線・雲下限と下値をサポートする力も強く強弱感対立する形となりそうです。上値16,400円・下値雲下限を目処に、逆張りからサポート突破での撤退・ドテンという戦術も考えられます。

売り玉キープ中、16,400円突破でLC予定です。なかなかしっかり下げない展開ですが、このまま上抜けすることはないと思っています。

投稿者 ronjin : 2006年12月06日 08:26


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://stockcharts.jp/MT-3.2-ja-2/mt-tb.cgi/380

コメント

コメントしてください




保存しますか?