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2006年12月08日

12月8日 二つ星

大引け(17時30分)

後場小安く寄り付いた後16,400円〜16,450円での揉み合い。機械受注統計発表と同時に大きく売られるものの日足雲上限では反発。日足では十字小陰線、底堅いながら上値も重い形です。三空を下ヒゲで埋めたことから反発も期待出来る形となりましたが、どちらかというと上値の重さを感じる形です。
来週週初16,500円を超えてくるようなら下値を16,450円付近に置いて16,770円水準が目標となりますが、16,450円を下回る寄り付きとなれば16,630円どころに頭を抑えられた保ち合いか、もしくは底固めの二空埋めに動くのではないでしょうか。
機械受注統計の発表が恰好の仕掛け時になってることから、来年1月発表分から午前8時50分の発表に変更されました。短期の値幅取りには面白い材料だったんですが、健全な相場環境という意味では寄り付き前のほうがいいですね。

宵の明星とは言い切れない形とはなりましたが引けで売り増しを行いました。売るにも買うにも腰が据わらない動きですが、引き続き短期の値幅調整に賭けます。

大平洋金属(5541)
ここはいつもここまでと思ってからもう一段いきますね。保ち合い上放れです。来週にかけては1,110円〜1,120円水準までの上昇余地があります。その後の調整局面での下値目処は950円〜980円どころを意識しています。

前引け(11時50分)

日経平均 16,464.11 ▼9.25

昨日の安値圏で寄り付いた後、一時窓埋めの動きを見せるものの反発。昨日の終値とほぼ変わらずでの前引けとなっています。分足では雲下限で寄り付いた後雲上限に跳ね返されて薄い雲の下に位置しており、上値の重さから後場下抜けする可能性が高まっています。
このまま窓埋めせず陽線引けとなれば上放れ並び赤となり、強い上昇シグナルとなります。最近の傾向としては放れ並びから三手打ちのダマシ線を出して本格上昇に転じる動きが目立ちます。

寄り付き売り。引けで並び赤となりそうならば買い戻しからドテン打診の買い、月曜寄付きで上放れれば一旦利確から押しを待とうと思っています。陰線引けするようならば三線宵の明星となるため引けにかけて売り増しを行います。

大平洋金属(5541)
吹き上げの後二番天井に見えた前引け際に残りの買い玉も利確しました。現水準は上昇トレンドの上限(1065円)を超えています。引けで1065円付近となった場合、来週以降940円水準までの調整も考えられるため、打診の売りも考えています。


寄り付き前
(8時40分)

NYダウ 12278.41 ▼30.84
NASDAQ 2427.69 ▼18.17
CME225 16465 ▼65
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り2560万株、買い3710万株
差し引き1150万株の買い越し

NY市場は反落。寄り付き直後にダウはザラ場最高値にトライするものの、その後大きく売られて上ヒゲ陰線。ナスダックは前日の十字線を包む陰線となっています。弱い線ですが、引き続き保ち合いを収束している段階であり、これをもって売り確定線とは言えません。煮詰まった保ち合いがどちらに放れるかを見極める時期です。
3月物CME225先物は小幅安での返りですが、12月物は16,435円で引けています。現物16,500円を下回る寄り付きとなればまずは下値を伺う展開となりそうです。

寄り付きで打診売りしてみようと思ってます。午後2時には最近大きな値動きの切っ掛けとなっている機械受注統計の発表もあることから、本格的なポジション決定はこれを待ちたいですね。

投稿者 ronjin : 2006年12月08日 08:20


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