« 12月8日 二つ星 | メイン | 12月11日 上値も重いが »

2006年12月10日

12月第2週

月曜寄付き 16,263円
高値    16,550円
安値    16,185円
金曜引け値 16,417円

月曜日に雲下限を割り込むも下ヒゲ陽線で回復、火曜日高寄りから被せるも翌水曜日にはすぐに上抜き。木曜日には宵の明星とも見える放れ十字小陽線、金曜日には上値下値を切り下げる十字小陰線となっています。週前半は非常に強く後半にいくに従って徐々に弱くなっています。特に上窓に突入したにもかかわらず窓埋め出来ず、翌日下落に転じた動きは直近調整が予想される動きとなっています。
週足では赤二本、上ヒゲが付いてはいますが実体部分が先週の上ヒゲを抜いており中期上昇トレンドの継続を示唆する形です。

12月第3週予想
予想上限 16,600円
予想レンジ 16,100円〜16,600円
予想下限 15,950円

チャートから読み取れるのは中期的には上昇トレンド継続、短期的には値幅調整直前。木曜日の雲上限とX線の交差エリアには注意が必要です。短期的な高値警戒感が漂っており、基本的には様子見の一週間が得策だと考えています。

2006Y12M10D-1

金曜日のNY市場は反発。それに連れてCME225先物も16,550円で返ってきていることから、日経現物も月曜寄付き高くなることが予想されます。遅行線X線タッチまでは現在の上昇トレンドに変更はありませんが、その上値抵抗ラインも近くなってきています。もちろん積極的に売り建てることはいい戦術とは言えませんが、新規に買い建てるには少し高いように感じます。
X線到達以降どうなるかは現時点では分かりません。現時点でわかるのはX線は非常に強い上値抵抗ラインだということだけです。逆に言えば遅行線のX線到達後これを窓空けて上回ってくることがあれば、それは5月高値から始まった下落トレンドが終わりを告げる可能性が高いということです。
11月安値から始まった上昇局面は予想以上に強いものです。この辺で一息ついて力を蓄えることができれば更なる上昇トレンドに乗れると思っています。それだけにこのままX線へ到達すればそこで頭打ちになるような気がします。高値奪回のためには一旦値幅調整が欲しいところです。

投稿者 ronjin : 2006年12月10日 20:47


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://stockcharts.jp/MT-3.2-ja-2/mt-tb.cgi/383

コメント

コメントしてください




保存しますか?