« 12月26日 包み陽線 | メイン | 12月28日 鉄鋼相場 »

2006年12月27日

12月27日 手控えムード

大引け(18時10分)

日経平均 17,223.15 △53.96

後場は一段と閑散相場の様相を呈していました。積極的に動くことなく狭い範囲での保ち合いです。印象的だったのは17,250円を付けると決まって出てくる売り物でした。結局は後場安値圏での引けとなりました。
万人が呆れ果てたる値がつけばそこが天底となります。個人的にはよくまぁここまでと若干呆れてるところもあるのですが、皆さんはどうでしょう?
しつこいようですがテクニカル的には、これでもかっていうぐらいの過熱感が漂っています。今年に限って言えば、こういう状況は4月高値を付ける直前にありました。ただ、あの時は天井シグナルからはあっさり下落したんですが…今回はなかなかしぶとい状況になっています。

後場取り引きなしです。残った売り玉抱えて年越しそうな雰囲気です。

前引け(11時40分)

日経平均 17,245.28 △76.09

上寄りしたあとは17,250円付近での揉み合い。特に買い上がる材料もなく、かといって売りに回る材料もないと言った感じです。TOPIXが上値目処としていた1,680ポイントに到達しています。この水準は天井とならないにしても上値抵抗ラインとして意識される水準です。
後場ここを一気に抜けてくる動きとなれば、いよいよ17,450円から年初来高値という動きになるのかもしれません。

窓空けて寄り付いたため、売り玉半分踏みました。時間がかかった上に損失と最悪ですが、こんなこともあります。


寄り付き前(8時40分)

NYダウ 12407.63 △64.41
NASDAQ 2413.51 △12.33
CME225 17260 △80
外資系13社の寄り付き前注文動向は
売り1680万株、買い1460万株
差し引き220万株の売り越し

NY市場は反発。ダウ・ナスダック共に陽線ながら5dMAに頭を抑えられた形での引けとなっています。ナスダックは下げ足の差し込み線となっており、もう一段の調整を示唆する形です。
CME225先物は昨日の大証高値を超えて返ってきており、この水準での寄り付きとなれば日経現物も17,200円を超えて窓を空けた寄り付きとなる可能性が高いです。こうなると、残り少ない今年の相場は次の上値目処17,450円までの上昇が見えてきます。

現物寄り付きが17,200円を超えたら半分踏みます。どう見ても天井であり、17,450円に届くのも驚異的なんですが、これ以上損を膨らますことは出来ません。改めて天井を見極めます。

投稿者 ronjin : 2006年12月27日 08:35


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://stockcharts.jp/MT-3.2-ja-2/mt-tb.cgi/400

コメント

コメントしてください




保存しますか?