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2007年01月06日

1月第1週

木曜寄付き 17,322円
高値    17,379円
安値    17,011円
金曜引け値 17,091円

1日半の立ち会いとなった1月第1週。休み明けの木曜日窓空けての高値更新から金曜日に大陰線となりました。この動きは去年の5月連休明けの動きに非常に似ています。奇しくも休み明け高値もほぼ同値となっていますね。週足でも5本連続陽線から最後の一本を包む陰線となり、ひとまず天井という形が見えます。

1月第2週予想
予想上限 17,370円
予想レンジ 16,700円〜17,090円
予想下限 16,520円

週末のNY相場は雇用統計が好調だったにもかかわらず大きく反落して引けています。好調過ぎて利下げが遠のくという思惑が下げ要因らしいんですが、そんな後講釈付けられてもなぁという感じです。ナスダックに関しては既に天井を打っており、強いダウに引きずられて高止まりしたたところに年が変わったという切っ掛けから利益確定の動きが出てきたものだと感じています。
ナスダックは年末から年明けにかけて一目均衡表上の雲上限を底にした動きが続いています。1月4日には雲上限から大きく上昇するものの、翌日はらみ陰線となっており11月22日を起点とする三山(私の解釈ではダブルトップからの下落初戻しなんですが一般的には三山に見えるかなと思って採用)からの下落と見えます。月曜日に続落となれば、暫く雲上限に上値を押さえられた調整へと向かう可能性が高まります。逆にこれがスピード調整から反発、高値更新となれば保ち合い上放れとなり、大幅上昇となることが予想されます。今後数日間におけるナスダックの下落確定分岐点として意識される水準は引け値2,400ポイント・保ち合い上放れ水準は引け値2,450ポイントです。

同金曜日のCME225先物は大出来高の大幅下落(-485円,大証終値比-135円)となっており、こちらもひとまず天井という形が見て取れます。これらの情報から日本相場は調整局面へと移行する可能性が非常に高く、その場合今後数週間(4〜6週間)における下値限界は突っ込みで16,100円、緩やかな下落となった場合は16,500円と予想します。下落途中で戻りを試す水準として意識されるのは16,790円・16,700円.16,500円と考えています。

下落シナリオに突入しない唯一の可能性はダウの高値更新です。金曜日に下落したとはいえ、ダウは引き続き強い基調に乗っています。金曜安値でも基準線を割り込むことなく、引けにかけて戻しています。何らかの好材料によってダウが高値更新することがあれば、ナスダックさらには日本相場にも強気ムードが出てくるものと考えられます。

投稿者 ronjin : 2007年01月06日 15:55


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