« 1月第2週 | メイン | 1月16日 保ち合い相場 »

2007年01月15日

1月15日 やや弱い保ち合いへ

大引け(16時20分)

日経平均 17,209.92 △152.91

後場小高く寄り付いた後17,200円を下値として底堅く推移しました。途中何度か先物に買い仕掛けが入っていましたが、17,250円を超える水準では追随する動きもなく、引けにかけて売り押されています。消極的な下値抵抗線の割り込みとなっています。
日足では上寄りの小陽線。TOPIXは大発会の高値を抜いてきており、上値追いが期待出来る形となっています。明日寄付きで17,250円を超えるようならば、17,400円水準まではさしたる抵抗帯は存在しません。ただ今日の引け味は悪く、明日寄付きが17,200円を下回るなら短期的な保ち合い下放れとなり、17,050円水準までの調整となる可能性が高いと考えています。

17,250円買い玉売り。明日17,250円を超える寄り付きとなればドテンの買いに出ます。17,200円を割って寄り付いた場合は17,070円水準で売り玉買い戻しを行うつもりです。いよいよ昨年来高値を取らない限り調整とはならない可能性が高まってきました。

前引け(11時50分)

日経平均 17,211.86 △154.85

機械受注統計は市場予想を若干上回ったものの予想範囲内であり、これ自体はさほど影響を与えたとは思えない前場でした。それでもNY市場の高値更新を手がかりにCME225先物水準での寄り付きから速いペースでの上値追いとなったのですが、前場途中からは上値重く17,200円水準まで押されて引けています。
後場17,200円を上回る寄り付きから1時30分頃まで17,200円を割り込まず推移すれば、買い地合いが形成されます。そうなると保ち合い上放れから17,400円を目指す動きも考えられます。ただ、前場の動きを見てると引き続き上値も重く、後場17,200円を割り込んで推移するようなら分足雲を下抜けて17,050円水準までの調整となるかもしれません。

寄り付き繋ぎ買い。トレンド決定の難しい動きになっています。短期的には強いのですが、どうも上値も重くドテンの決定まではいけません。dMAの形からは上昇するとしても17,050円〜17,200円水準での保ち合いが必要にも見えます。後場分足雲を割り込む動きとなれば買い玉整理、17,050円水準までの下落となれば売り玉も整理して、週足上抜けしたナスダックの今晩の動きを見たいと思っています。


寄り付き前
(8時40分)

NYダウ 12556.08 △41.10
NASDAQ 2502.82 △17.97
CME225 17165 △85
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り2980万株、買い3660万株
差し引き680万株の買い越し

金曜日のNY市場は続伸。ナスダックは週足でも中段保ち合い上放れとなりました。本格的な上昇確定には初押し2,450ポイントを割り込まないことが必要ですが、まずは打診買いの動きと言えます。
CME225先物は先週金曜日の大証高値付近での返りとなっています。この水準での寄り付きから金曜高値を超える動きとなれば17,100円水準を底にした上値追いの可能性が高まります。現物寄り付き17,130円を下回るようなら、上値重く上値の重さから売り仕掛けに反応しやすい地合いが形成されます。

8時50分に機械受注統計の発表があります。この発表を受けて先物気配が大きく動く可能性もあるため何とも言いにくいですが、とりあえずは寄り付き買い繋ぎに出ようと思っています。

投稿者 ronjin : 2007年01月15日 08:45


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://stockcharts.jp/MT-3.2-ja-2/mt-tb.cgi/412

コメント

コメントしてください




保存しますか?