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2007年01月25日

1月25日 包み陰線

大引け(15時50分)

日経平均 17,458.30 ▼49.10

後場薄い分足雲を割り込んで寄り付き、17,550円を戻り天井に下落。17,450円を割り込む水準では買い戻されて引けています。日足では昨日の十字線を包む陰線。三手打ちまでの下落とならず昨日空けた窓埋めまでとなったため、強い下落シグナルとなっています。
過熱感と先高期待感のせめぎ合いの中ジリジリ上昇を続けてきた日経平均ですが、昨年来高値を更新したことでひとまず達成感から利益確定の売りという流れになっています。とりあえずはTOPIXが月曜日に空けた週窓までの調整が予想されます。日経平均でいえば17,350円水準でしょうか。
今日の高値を持って大天井とはならないでしょう。ただ、17,350円水準までの調整からさらにもう一段下も考えられるため、買い方は一旦利確。押し目を探る時期ではないでしょうか。

後場取り引きなし。今日の動きが中期トレンド転換の切っ掛けとなるか短期の利益確定の動きから上抜けとなるかは現時点では判断出来ないため、まずは小さなトレンドについて利益を出していこうと思っています。

前引け(11時30分)

日経平均 17,566.38 △58.98

大証先物はさすがにCME先物まで上げて寄ることはなく、現物は17,600円を下回っての寄りとなりました。寄り付いた後は上値の重い展開から一時17,550円を割り込む水準まで売られています。強気は強気ながら買い上がれる程度胸もなしという感じです。今日の引け値で17,563円を上回らないときは短期的な下落に注意が必要です。

寄り付き高く上値重かったため17,620円で売り建て、突っ込みから戻った17,550円で買い戻し。キャッシュポジションです。このまま上値が重いようだと、ひょっとしたら三手打ちの大陰線もあるかなと思うので、押し目を買うのはやめておきます。


寄り付き前
(8時40分)

NYダウ 12621.77 △87.97
NASDAQ 2466.28 △34.87
CME225 17675 △145
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り3690万株、買い4640万株
差し引き950万株の買い越し

NY市場は大幅反発。ナスダックは短期的な底打ち反転となっており、ダウはザラバ足も含めた史上最高値での引けとなっています。ナスダックの二本目の差し込み線からの反発はテクニカル通りですが、前日の上ヒゲあっさり上抜ける動きは強さを感じます。
CME225先物は17,675円で返ってきており、あっさり昨年来高値を抜いています。抜ける時はこんなもんなのかなぁとは思いますが、短期的にはTOPIXが今週だけで三空となり、高寄り後は売り圧力が強まる可能性が高いと考えられます。それでも節目窓空けの寄りは非常に強い上昇シグナルです。17,600円を割り込む水準では打診買いから17,500円にかけては買い下がっても良いのではないでしょうか。

先物が思った以上に高く返ってきました。ここまで強い動きが続いてきたこともあり、短期的には利益確定の売り圧力が強まることも考えられます。17,600円を割って現物17,550円に近づく水準を待って買い参戦を考えています。

投稿者 ronjin : 2007年01月25日 08:37


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