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2007年02月02日

2月2日 節分天井?

大引け(17時50分)

日経平均 17,547.11 △27.61

後場17,600円を割って寄り付いたものの、前場同様保ち合いの様相。分足雲上限付近から上昇して保ち合い上放れとなるかと思った2時30分頃、大口の売りによって一気に17,550円を割り込む動きに。その水準は今朝空けた窓下限水準であり、また分足雲下限であったことから引けにかけて雲中で揉み合う形で引けています。現物引け後の大証先物は買われ、17,590円での引けとなっています。
非常に狭い保ち合いから一旦上抜けての急落は上値に買い痼りを残します。今日の動きはまさにそれであり、来週そうそうにでも抜けてこないことには暫く上値の重い展開となる可能性が高まります。
日足では上寄り引けの上ヒゲ陰線。アノマリーでは節分天井といいますが、年初来高値を更新しつつ天井を示唆する線としてはよく出来ています。

後場先物一時17,640円まできて、買い戻そうかなと思った矢先の急落でした。いい方の予定通り窓下限での反発保ち合い局面17,560円で買い戻し。キャッシュポジションです。
超短期的に見ればあの売り仕掛けは天井示唆なんですが、日足では寄り付き節目越えから窓埋め反発の小陰線となっており、上値追いが期待される形です。結局最後までこの狭間に迷ってのキャッシュポジション引けとなりました。

前引け(11時50分)

日経平均 17,600.40 △80.90

寄り付き上放れから狭い範囲での保ち合い。前引けにかけて吹き上げから押さえ込みの形になっています。CME225先物よりはだいぶ安く寄り付いたものの保ち合い上放れでの寄り付きとなっています。
前引けにかけての30分の動きは天井っぽい動きにも見えます。後場寄り17,600円を割り込んでくれば、まずは今日空けた窓下限17,550円水準までの調整は意識されます。

今日も寄り付き前に大証先物は気配を切り下げたことから、窓を空けながらも思ったより安く寄付きそうだったので寄り付き買い建て。先物17,580円〜17,620円での狭い保ち合いとなったことから17,620円売り建て。前引けにかけての吹き上げで17,640円買い玉利確。売り玉残りです。
後場寄り17,600円を割り込んでくれば現物窓埋め水準を目処に買い戻し、17,600円を超えてくるようなら17,640円まで付き合います。


寄り付き前(8時30分)

NYダウ 12673.68 △51.99
NASDAQ 2468.38 △4.45
CME225 17655 △95
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り5210万株、買い4410万株
差し引き800万株の売り越し

NY市場は続伸。ダウは史上最高値を更新ですが、ナスダックは上寄り引けの十字小陰線となっています。ダウが上抜けた割には思ったより強くない動きです。CME225先物は17,655円と保ち合い上放れの返りとなっており、ちょっと高すぎるかなという気がします。高寄りした場合買い方利食いから上値の重い展開となって17,500円を割り込む可能性も残っています。節分天井となるのかどうか注目したいです。

とはいえ保ち合い上放れ。寄り付きには手を出しにくいですが、高寄りから売り物に押される展開になれば保ち合いを買っていきたいですね。

投稿者 ronjin : 08:28 | コメント (0) | トラックバック