« 3月2日 つたい三連陰 | メイン | 3月5日 目先反発の兆し »

2007年03月04日

2月第5週・3月第1週

月曜寄付き 18,219円
高値    18.300円
安値    17,160円
金曜引け値 17,217円

月曜上寄り引けの十字小陰線から包み陰線、窓を空けての三連陰線と大幅下落の一週間となりました。高い高いと誰もが思いつつ上がる相場に付いていった結果は穏やかな調整とはいかなかったようです。

中国発の世界株安連鎖と言われていますが、火曜日のNYの動きを見ているとそうは見えません。月曜日の時点で天井示唆の包み陰線(十字線の後)が出ていることから、やはり前日のバーナンキ発言が切っ掛けになったものと考えています。
一方、翌火曜日の日本市場の下落はNYの暴落を受けたものであることは間違いありません。ただ翌日からの大幅な続落は実力以上に高過ぎた日本市場のしかるべき調整への動きと見るべきでしょう。
MSQを控えたこの一週間は先物主導での大きな値動きとなる可能性が高いです。時には驚く程の急騰を見せることもあるかもしれません。しかし積み上がった裁定買い残や前週の下落の動きは、短期的な需給を極めて悪化させており、戻れば売りの展開となることが予想されます。安易に戻りに付かず、冷静に相場を見ていきたいものです。

3月第2週予想
予想上限 17,750円
予想レンジ 16,750円〜17,250円
予想下限 16,400円

前週18,00円を超えた時の窓を窓を空けて埋め返した(埋まってませんが)動きは非常に強い先安感を意味します。一週間で1,000円の下げとなったことから多少のリバウンドは起こりえますが、底値目処16,550円もしくは15,350円という大幅な下落が予想されます。
金曜日のNY市場は続落となりCME225先物は16,865円と17,000円を割り込んで返ってきています。16,750円水準には26wMAがあることからこれを簡単に割り込むことはなく、また週足ランニングギャップはほとんど存在しないことから、CME225先物に鞘寄せして週初始まるようならば、売り玉利確から次の売り時を探る展開になるものと考えています。
金曜日の引け味から下放れた寄り付きとなった場合、突っ込みがあったとしても期間短く、比較的しっかりしたリバウンドとなる可能性が高いと考えています。寄り付きから戻すようならば売り玉利確、突っ込みから17,750円水準での保ち合いとなった場合も同様の構えでいいのではないでしょうか。戻りから月曜寄付きを割り込む動きとなればすかさず売っていきたいですね。

投稿者 ronjin : 2007年03月04日 22:23


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://stockcharts.jp/MT-3.2-ja-2/mt-tb.cgi/455

コメント

コメントしてください




保存しますか?