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2007年04月09日

4月9日 放れ寄り切り線

大引け(16時30分)

日経平均 17,743.76 △258.98

後場も17,700円を挟んだ保ち合いから分足雲入りを嫌う形。引けにかけて再上昇から二番天井を試す動きとなりました。金曜日のNY相場が休みだったにもかかわらず、高寄りから上値追いは強い動きです。米雇用統計を受けて円安に振れた為替を手がかりにダウ・ナスダックが堅調な動きになることを見込んだ先回り買いといったところでしょうか。
日足では上放れ陽線、ほぼ高値引けの寄り切り線となっています。非常に強い形で、ひとまず17,850円までの上昇はありそうです。

後場取り引きなし、キャッシュポジションです。明日寄付き上放れとなれば変則三空です。現物17,850円水準までの上昇から保ち合いを経て反落の動きとなれば三空目先天井の可能性が高まるため、売り参戦予定です。
ここしばらく変に強く、買い建てでも少しずつ利益を出してはいますが本格的に買うスタンスは取れません。上記17,850円水準までの上昇は織り込むとして、問題はその後ですね。同水準は2月急落後TOPIXが2度トライして抜けることが出来なかった1,750ポイント水準になります。引け値ベースでここを超えれば、下値不安はなくなり急落時窓埋めから高値更新の可能性も出てきます。強気の買い転換はTOPIX引け値1,750ポイントを待ってからで良さそうです。

前引け(11時50分)

日経平均 17,706.56 △221.78

寄り付き節目17,600円を上回る。保ち合いをギャップアップしたことから寄り付き成り買いのシグナル。直近上値目処は日足雲上限17,750円水準となりますが、今日前場の動きでこれを超え、前引けにかけて少し押されています。
今日の寄り付きから前場の動きはは週足ランニングギャップを作る動きです。短期的に非常に強い上昇トレンドを発生させますが、今週中にこれを埋める動きが予想されます。週足ベースで今日の窓を下ヒゲで埋めることとなれば上昇継続、被せから包み陰線となれば下落シグナルとなります。

寄り付き前、大証先物気配切り上げて17,640円での寄り付き。現物寄り付きが17,600円を超えるかどうか微妙なところだったので、ひとまず様子見。現物寄り付き17,600円を超えたことで短期的な強い上昇トレンドを確認。先物保ち合いの17,650円買い建て。強気にいくならここは全力買いとなるのでしょうが、残念ながらそこまで強気にはいけませんでした。日足雲上限を超えて吹き上げた後の押し保ち合い17,730円売り。
強い前場の動きですが、週足ランニングギャップ。早い時期に窓埋めから反発の動きとなれば、そこは買いの急所となります。高値保ち合いや、反落から先週引け値水準17,450円を割り込む動きとなれば、雲下抜けからひとまず17,200円水準までの下落が視野に入ってきます。


寄り付き前
(8時30分)

NYダウ 聖金曜日で休場
NASDAQ 聖金曜日で休場
CME225 聖金曜日で休場
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り2050万株、買い1410万株
差し引き640万株の売り越し

金曜日のNY市場が休場だったため、寄り付きからの手がかり材料に乏しい相場です。金曜日発表になった米雇用統計は市場予想を上回り、アメリカの指数先物は上昇しています。これを受けて日本相場もひとまず高寄りすることが予想され、この3週間上値として機能している17,600円をブレークするかどうかに注目が集まります。

現時点での大証先物気配は17,600円、寄り付き付くには高過ぎです。先物現水準での寄り付きとなれば現物は17,600円には届きません。売り買い一巡後、現物17,600円との関わりを見て参加しようと考えています。

投稿者 ronjin : 2007年04月09日 08:18


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