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2007年06月28日

6月28日 はらみ陽線(陰線の後)

大引け(21時10分)

日経平均 17,932.27 △82.99

後場寄りから売られて前場保ち合い水準での動き。引けにかけて再び買われるも17,950円水準での保ち合いで引けています。先物買い仕掛けは見られるものの、現物追随なく不発に見える後場でした。
それでも一昨日高値からの短期ダウントレンドを消極的ながら突破する動きを見せた引けとなり、日足はらみ陽線(陰線の後)であることや、日足上昇トレンド下限での反発である事を鑑みると、目先上昇示唆の形と取れます。
意識される上値目処は18,100円、これを明確に突破出来れば上値追いから18,500円水準までの上昇も視野に入ってきます。しかし現時点では18,100円を突破する動きは予想しにくく、上昇したとしても三山から反落となる可能性の方が高まってきています。

後場も取り引きなし。引け際にかけて先物は想定レンジ上限水準までの上昇となる場面もあったのですが、時間的にもデイトレで抜けないと判断し、手控えました。
ここ数日の動きは天井示唆の可能性も高く、中期的なトレンド転換の前兆にも見えます。今日はひとまず反発示唆の形となったものの、買い付くには18,100円突破を確認する必要を感じます。

前引け(11時20分)

日経平均 17,942.43 △93.15

分足雲中寄り付きから保ち合いの動き。徐々に値を切り上げて分足雲突破して前引けとなっています。ひとまず昨日の17,850円水準での保ち合いで底が入った形にはなっていますね。引き続き上値18,000円、後場これを一気に突破いてくれば18,100円もあるんですが、ちょっと考えにくいです。ともあれ今日反発の動きとなれば引けで打診買いもありですね。ただしたすき線となった場合は別です。下放れタスキは売りの急所、あくまでもはらみの場合の話です。

前場取り引きなし。18,000円水準での保ち合いの上を売り向かいます。一気の18,000円突破から押して同水準となれば買い付きます。


寄り付き前
(8時40分)

NYダウ 13427.73 △90.07
NASDAQ 2605.35 △31.19
CME225 17965 △115
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り4290万株、買い3060万株
差し引き1230万株の売り越し

NY市場は反発。ナスダックは下げ三法上げの三手打ち、ダウは下値遊びのアヤ戻しといった雰囲気です。値ごろ感から買いが入ったダマシ線に見えますね。ただ、直近ナスダックは上げ三法下げの三手打ちから下げ足の差し込み線を経て下落しているため、この線を逆襲の陽線として底値確認から上値追いもない話ではないです。とはいえひとまずここは戻り売りで対処、今朝の安値を割り込む動きとなれば大幅調整となる可能性が高まってきます。
CME225先物も連れて上げたものの18,000円に届かず。現物寄り付き17,970円を超えれば上窓埋めから18,100円水準までの上昇も見えてきますが、現時点で想定されるレンジは17,850円〜18,000円。
引け値17,900円を上回ってくれば昨日の日足引け値ベースでのレンジ下限割り込みはキャンセル、18,300円を超える水準に向けた動きも期待されます。

上記レンジ両端での保ち合いは向かいで対処したいですね。

投稿者 ronjin : 2007年06月28日 08:44


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