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2007年07月13日

7月13日 振り分け線

大引け(16時20分)

日経平均 18,238.95 △254.81

さすがに18,300円を超えて上値追いとはならず、保ち合いの後場となりました。三角保ち合い、もしくは上昇ウェッジを煮詰める動きが予想されます。現水準はいずれのトレンドにおいても高値水準、18,000円〜18,300円を行き来する可能性が高いと考えられます。

後場取引なし、キャッシュポジション。久しぶりの週間負け越しです。

前引け(11時40分)

日経平均 18,235.15 △251.01

CME水準での寄り付きから上抜け、18,250円水準では頭打ちの動き。まぁとくに見所もない日中足です。
それよりも大事なことはもう少し長いスパンのトレンド転換の可能性です。今週の動きを見てると、この先日経平均株価は上昇ウェッジフォーメーションを形成する可能性があり、短期的には押し目買いながら天井が近いかもしれないことを考慮する必要が出てきました。ウェッジ継続の引け値ベースでの高値目処は18,300円、これを明確に抜けてくればウェッジフォーメーションはキャンセル、ATPから上離れの形となります。

分足雲を上回った寄り付きからの保ち合い、先物18,180・18,170円買い建て、18,260円利確売り。後場噴き上げて18,300円を超える動きには向かい、引けではキャッシュに戻します。


寄り付き前
(8時30分)

NYダウ 13861.73 △283.86
NASDAQ 2701.73 △49.94
CME225 18195 △215
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り3130万株、買い3990万株
差し引き860万株の買い越し

昨日の日経平均は大幅続落。SQ前日に18,000円を割り込む売り仕掛けから投げを誘った形となっています。日足では下放れての連続陰線となっており、トレンドライン下限を明確に割り込んで引けています。大きなトレンド転換のきっかけとなり得る線であり、今日金曜日にかけて続落となれば新たな売りを呼び込んで17,500円水準までの下落は考えられる形です。一方6月29日に空けた窓を下ヒゲで埋めており、調整一巡から再び上値追いとなる可能性を感じさせる線でもありました。
昨晩のNY市場は大幅続伸。ダウは300ドルに迫る上げ幅となり、ナスダックも上値抵抗ラインを明確に抜けてきています。保ち合い上離れとなる可能性が高く、こちらは新たな上昇局面へ移行する可能性が高まっています。
連れてCME225先物も18,200円水準での返りとなっていますが、一昨日からの動きを考えると簡単に上抜けることは難しいように思います。18,100円〜18,250円水準の窓を埋める動きが予想されます。

昨日は前場途中まで見てたんですが、どうも上値が重いなというイメージでした。先物18,250円指し・18,050円逆指しの手仕舞の形を取って外出。残念ながらLCでの手仕舞となりました。窓を埋めた底打ちの形となりましたが、この引けは買えなかったと思います。
今日反発の寄り付きとなることで、ひとまず底割れからトレンド転換というシナリオは後退しました。明日からの三連休ということや、NY市場が大幅高の後調整に入る可能性を考えると、SQ算出後積極的に買い上がることもなさそうです。ひとまず出来高の少ない18,100円〜18,250円水準を埋める動きが予想され、このレンジを拾うデイトレスタンスで臨もうと思っています。

投稿者 ronjin : 2007年07月13日 08:31


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コメント

マネポケです。
昨日の相場のronjinさんの見解を聞きたいと思っていました。
なるほどです。

投稿者 マネポケ : 2007年07月13日 16:02

週初の上放れ連続陽線から下放れ連続陰線を経ての振り分け陽線という一週間でしたが、これはトレンド転換の可能性を考えざるを得ない動きです。
決定線が出るにはしばらくかかるかもしれませんが、少なくとも3月からの上昇トレンドは終了したと考えるべきだと思っています。
ウェッジとなるかATPとなるか分かりませんが、7月後半から8月前半にかけて何らかのシグナル発生が予想されます。

投稿者 ronjin : 2007年07月13日 16:33

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