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2007年07月25日

7月25日 下放れ陽線

大引け(19時40分)

日経平均 17,858.42 ▼143.61

寄り付き一揉み保ち合いから反発の動き。引けでは日足雲上限を回復して引けています。寄り付き大幅安となったため戻る形となっていますが下放れ小陽線、戻って18,000円というところかもしれません。
先物17,750円を底にした保ち合いは目先底値水準であったことから超短期の買い建てチャンスとなりましたが、変則二空で下値支持線を割り込む動きが続いていることから、いよいよ目先底(17,750円)割れの可能性も現実味を帯びてきています。今週引け時点での下値支持線は17,900円水準となりますが、今日これを明確に割り込んでおり、来週から8月中盤にかけて17,400円水準までの下落も視野に入ってきます。

寄り付き前(8時40分)

NYダウ 13716.95 ▼226.47
NASDAQ 2639.86 ▼50.72
CME225 17745 ▼275
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り4070万株、買い2720万株
差し引き1350万株の売り越し

NY市場は大幅反落。ナスダックは節目放れの寄り付きからヒゲ戻しての下落となり、トレンド転換示唆線となっています。2,650ポイント水準の窓を埋めたことから目先反発となっても上値追いは難しい形となりました。ナスダック週足は先週時点で高値圏でのはらみ陰線(陽線の後)となっており、今週このまま戻らずで引ければ大天井となる可能性も出てきます。
CME225先物も連れて大幅安での返りとなっています。17,700円は日足雲下限であり、17,750円は5月末まで続いた上方三角保ち合い(ATP)の上値抵抗ラインでもあります。もし17,700円を割り込む寄付きから陰線引けとなればこちらも大きなトレンド決定線となるかもしれません。既に上昇トレンドは終了し、緩やかなダウントレンドに乗っているのですが、そのトレンドが加速する可能性が出てきます。
なんとか踏ん張って17,770円を超える寄り付きから17,950円を回復して引けるシナリオも残っていますが、この場合も底打ちから上値追いというシナリオにはならず、引き続き緩やかなダウントレンドが継続することとなります。

昨日強い形で引けてることから前場パニック的な売りが出たとしても後場にかけて戻す展開も予想されます。寄り付きからの売り一巡後の保ち合いの下は短期買い建てのチャンスかもしれません。

投稿者 ronjin : 08:33 | コメント (0) | トラックバック