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2007年08月02日

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北川さん、chibieさん、daisyさん、コメント有り難うございます。
またメールでご連絡を頂いた皆さん、個別には後ほど必ずお返事致しますが、まずはご連絡頂き有り難うございます。
思った以上の方にご連絡を頂き驚いていると共に、多くの方に残念がって頂いてなんだか申し訳ない気持ちです。
chibieさんを始め、また書いて欲しいと仰って下さるのは本当に嬉しいことです。どうして休止するの?というご質問も頂いているので、この際だからBreakandRunout休止の経緯を書いておこうと思います。

私は金融分野の専門教育を受けたことはなく、独学と実践から理と益を共存させるシステムを作ろうと思ってきました。多くの失敗を繰り返す中、それなりに利益を上げ続けることの出来るシステムを構築するまでに至ったのですが、ここにきて自分一人で見れる相場に限界を感じてきていました。もっと深く相場を知りたい、もっと近くで相場に触れたいという欲求を持つようになってきたのです。
そんな折金融分野の人材紹介をされているテクノアーツの桶田さんというエージェントと知り合う機会があり、ミーティングを重ねる中で、証券ディーラーに挑戦してみてはどうか?というお話を頂きました。
個人投資家から証券ディーラーへの道は決して多くない中、私のシステムに期待して紹介して下さったエージェント、また採用して下さった証券会社の期待にも答えたい。また多くのプロの中で仕事ができるということにも魅力を感じて、今回その道に入ろうと決心しました。もちろんやるからにはトップ目指します(笑)
(私のキャリアから証券ディーラーに話を持って行く桶田さんというエージェントはただ者じゃありません(笑)もし金融分野での転職を考えてる人がおられるなら、連絡するだけでもしてみてはどうでしょうか。)

証券ディーラーになれば、職場以外での株取引はもちろんのことブログで相場観を書くことも出来なくなります。また入社までに取得しなければならない資格もあり、その勉強のためにも一旦休止という形を取らせて頂きました。
ただ8月いっぱいはまだ書いてもいいので、毎日の更新は無理だとしても、(私のシステムに関することも含めて)質問にはお答えしようと思っています。

それではchibieさんのご質問、今の相場ってどんな感じ?にお答えします。

後講釈になりますが、今回のキツい下げの切っ掛けからお話ししましょう。

7月9日・10日の上放れ並び陽線は、それ以前のトレンドライン上限を超えた水準での上昇確定シグナルでした。
にも拘らず11日に下放れ陰線を出したことは違和感を感じる動きです。CMEが下げて大証先物が鞘寄せしたとしても、前日までの動きからはここは陽線引けするのが普通です。ただこの日は三角保ち合いの下限水準での引けとなったことから、翌日から反発となればノイズで片付けられる可能性もありました。
ところが翌日上げて寄ったにも拘らず、これを下抜ける陰線で引けたことから、今までのトレンドラインは消滅することとなります。
直前上昇シグナルを出したにも拘らずトレンドラインを下抜ける動きはテクニカル的に異常な動きであり、これはテクニカルイレギュラーとなります。この時点で戻ったとしても直前の高値を抜く可能性は極めて低くなり、そこが戻り天井となる可能性が非常に高くなります。翌日振り分けの放れ陽線となっていますが、結局高値を抜くことができず、しばらく保ち合った後大きな下落へと繋がっています。

そしてタイムリーなことに今日、日足ベースでの下値支持線に到達後、反発から下ヒゲはらみ線(大陰線の後)となっています。目先底入れの形であり、今日の安値を下回る可能性は非常に低くなっています。
後場寄りから一段下げた16,700円水準は打診買い水準、戻って16,900円水準は追撃買いの急所となっています。ひとまず底入れから窓埋めに向けた動きが期待されますが、窓下限での反落からダブルボトムを形成する可能性も高いと考えられます。17,500円どころは一旦手じまいから次の動きを見極める必要がありそうです。

投稿者 ronjin : 15:11 | コメント (2) | トラックバック