2006年12月31日

12月第5週

月曜寄付き 17,104円
高値    17,301円
安値    17,056円
金曜引け値 17,225円

月曜かぶせの小陰線から火曜包み陽線、水曜上放れとこりゃどこまで上がるのか分からない強さに見えたんですが、週末にかけて2日続けての一文天井となりました。年末年始の連休を前にした手控えとも見えますが、やはり過熱感は否めず、いよいよ天井感が強まってると考えられます。

1月第1週予想
予想上限 17,360円
予想レンジ 17,060円〜17,300円
予想下限 17,060円

1月第1週は立ち会いが一日しかなく、しかも半日立ち会いということで積極的な売買は行われないでしょう。(立ち会い間違えてました。2日ありましたね。)その中で、もし17,360円を超えて高値追いとなるようならば次の上値目処は17,600円となり、1月中旬には2006年高値を捉える動きが予想されます。
しかし、現水準はTOPIXの“ひとまずの”上値抵抗ライン到達となっており、日経平均においても11月後半から始まった上昇トレンドの下値抵抗ラインを僅かに割り込んだ年末引け値となっています。オシレータ系指標も強い過熱感を示しており、年が変わったことを切っ掛けに調整局面へと移行する可能性が高いと考えています。
現在の上昇トレンドを維持したまま調整局面へと移行した場合の下値目処は16,400円〜16,500円水準と考えられ、その後反発に転じれば18,000円を目指した動きになるものと予想しています。

2006年後半の指標の動きを見ていると、テクニカル的に今の日本相場は、日経平均ではなくTOPIXを中心とした動きを演じているように感じられます。それを踏まえてTOPIXでの目処も記しておきます。
年初1,680ポイントを超えて陽線で引けることがあれば次の上値目処は1,720ポイント、期間としては2週間程度で到達するものと考えています。逆に反落から1,670ポイント付近での引けとなれば、高値憶えからダブルトップを付けたとしても二番天井の上値は1,685ポイントに届かず、下値目処は1,550ポイント〜1,580ポイント水準を予想します。

投稿者 ronjin : 09:51 | コメント (0) | トラックバック

2006年12月03日

11月第5週・12月第1週

月曜寄付き 15,615円
高値    16,375円
安値    15,615円
金曜引け値 16,321円

週初抱きの一本立ちで始まった一週間、火曜日に再び安寄りするも下値割り込まず「はらみ陽線」となったことで上昇トレンドが確定しました。水曜日放れ寄り切り線、木曜日二空陽の引け坊主と非常に強い線が続きました。流石に金曜日には急上昇に対する警戒感から売り物もでて、宵の明星の可能性のある放れ十字陽線で引けています。
週足でも包み大陽線、雲中から一気に上抜けると共に遅行線も実体を上抜けてきたことから三役好転となっています。ただし、前三本の実体部分を丸ごと包む大陽線となっており、下落トレンドにおける三手打ちの可能性もあるため、注意が必要です。

12月第2週予想
予想上限 16,500円
予想レンジ 16,080円〜16,430円
予想下限 15,850円

週末のCME225先物は16,240円での返りとなっています。同水準は週足転換線を下回っており、週初この水準での寄り付きとなれば、短期的な調整の一週間となる可能性が高まります。押しの目処としては16,100円近辺。ただし、一旦上値追いから16,400円を上回る可能性も低くありません。

2006Y12M01D

月曜安寄りから包み陽線となった時は短期的な最後の抱き線から、雲下限・二空窓埋めを目指した押しも視野に入ってきます。週初から下値を探る展開となれば雲下限・二空埋め・16,080円付近が押しの目処となり、その後反発から高値更新へと向かうのではないでしょうか。
中期的なスタンスとしては引き続き買いスタンス、押し目買いから遅行線のX線到達を狙うのがよさそうです。短期的には上記予想レンジを目処に逆張りで臨んでみたいところです。

月足が確定しました。11月の月足は下影の長い十字陰線、10月の上影陽線への「はらみ線」となっています。月ベースの終値ではこの数ヶ月非常に狭い範囲での推移となっており、そろそろ次のトレンドを決定しそうなところです。
日足雲上限と週足目処、さらにXトレンドラインが交差する12月中旬の16,500円という場所が気になります。この交点を窓空け陽線で上回ってくることとなれば次の上値を17,300円とした、新たな上昇トレンドへの移行が見えてきます。

投稿者 ronjin : 12:05 | コメント (0) | トラックバック

2006年11月05日

10月第5週・11月第1週

月曜寄付き 16,544円
高値    16,549円
安値    16,209円
金曜引け値 16,350円

週初下放れての寄り付きから上値を伺うことなく下落。週足転換線上では戻すものの上値下値ともに切り下げる動きとなっており、弱さを露呈しています。週足ベースで窓を空けたのは2005年9月以来、1年以上ぶりになります。前回の週窓は上昇ランニングギャップであったため、その後数ヶ月に渡って大幅上昇を演じることになりました。
今回の週窓はそれ以前の(2004年にいくつかあった)保ち合い相場における短期トレンドを作る窓と同じ物だと思っています。その保ち合いがどちらに放れるかはまだ分かりませんが、いずれにしろ数週間の日柄を要するものと考えています。

11月第2週予想
予想上限 16,650円
予想レンジ 16,150円〜16,550円
予想下限 16,050円

2006Y11M05D

基本的な想定シナリオは先週のものと変更はありません。11月第2週に戻りを試すとしても週窓下限付近が上値の壁になるものと考えており、その水準(16,600円付近)は絶好の売り場になると思っています。下値に関しては鉄板になるような底が見つけにくいですが、16,150円・15,900円水準は買い戻しの目処として意識されます。
金曜引け値16,350円どころはちょうどレンジの中間付近にいるためポジションがとりにくい水準となります。休むも相場ってことで、週前半は様子見に徹するかもしれません。

月足が確定したので見ておきましょう。10月相場は9月のはらみ陽線の上に寄って17,000円近くまで上昇した後16,500円を割り込む水準まで押されています。月足は上影陽線、赤三兵ですが先詰まりの形となっています。11月相場は10月実体の中で始まっており、実体部分において比較的小さな動きが予想される月と言えます(波高き線となる可能性はあります)。月足転換線15,804円に下値、10月上影上限16,901円に高値を押さえられ、上昇力を貯める一ヶ月となるのではないでしょうか。

投稿者 ronjin : 16:54 | コメント (0) | トラックバック

2006年10月01日

9月第5週

月曜寄付き 15,550円
高値    16,127円
安値    15,513円
金曜引け値 16,127円
前週比   +493円

週初雲上限へのダブルボトムによって底値を確認したことで水曜日に大幅高。節目15,880円を超えたあとは週末にかけて続伸。金曜日引け際にはまとまった買いも入って週足陽の引け坊主の大陽線、中段での包み陽線となって先週兆しを見せていたトレンド転換へまた一歩進んだという感じです。

10月第1週予想
予想上限 16,250円
予想レンジ 15,880円〜16,150円
予想下限 15,800円

木曜日に先週末予想シナリオ上限を上抜けした寄り付きとなったため、水曜日予想の赤丸寄り付きから上値追いの展開となりました。こうなると再来週前半にくるであろう変化日を底にした本格的な上昇トレンドへの移行も視野に入ってきます。
とはいえ来週は、一週間で500円近く上昇して金曜日に首つり線を付けた今週を受けての週初となり、さらには週末反落したNY市場の高値警戒感を反映した一週間となる可能性もあります。まずは予想シナリオを見てみましょう。

2006Y09M30D

金曜日のCME225先物が大証先物終値とほぼ同値で返ってきており現物からは20円安となっていることと、日経平均が金曜日に首つり線を出したことから週初は軟調な展開が予想されます。それでもどこかで遅行線がB線にタッチすると考えられるため、ひょっとしたらみんなが反落すると思ってる週初に高止まりして16,150円近辺での引けとなる可能性もあります。
現時点で注意日として意識されるのはA線とB線が交差する水曜日です。火曜日(or 水曜日)終値が16,150円近辺となれば翌水曜日(or 木曜日)の寄り付きからの動きが短期的なトレンドを決定します。メインシナリオは翌日寄り一下ブレからB線とC線の交点である再来週の週初15,850円近辺を目指す動きです。C線は上昇トレンドの加速支持線であり、雲上限でもあるこの水準で日足が反発するようならば、新たな上昇トレンドに突入することとなります。逆に上ブレしたときは窓埋めからもう一度トレンドを伺う展開が考えられます。
来週のポジショニングとしてはA線(16,150円)で売りB線で買いとなります。もちろん寄り付きでこの支持・抵抗ラインをギャップアップ(ダウン)した場合はドテンとなります。

月足が確定したので少し触れておきましょう。9月は8月の大陽線にはらむ十字小陽線となっています。この水準では一概に続落シグナルとは言えませんが10月寄り付きが9月足の寄り付き(16,072円)を下回るようだと保ち合いが下放れる可能性が高まり、中期的に13,000円を目指す展開も予想されます。
日経平均は中期的なトレンドを決める大事な時期に差し掛かっているように見えます。10月中旬から来年前半にかけての相場を占う上で、来週から再来週前半の動きには注意が必要です。

投稿者 ronjin : 18:29 | コメント (0) | トラックバック

2006年09月03日

8月 月足

初値 15,387円
高値 16,224円
安値 15,154円
終値 16,140円
前月比 +684円

8月月足は前2か月の十字小陰線をまとめて包む大陽線となりました。やっと底打ちから反転上昇へと向かいそうな雰囲気です。

9月予想
高値限界 17,380円
予想レンジ 15,870円〜16,740円
安値限界 15,660円

上昇基調に復帰したことを前提とした予想です。月初下値固めから中盤から後半にかけての上昇が予想されます。

投稿者 ronjin : 21:58 | コメント (0) | トラックバック

2006年07月31日

7月 月足

始値  15,750円
高値  15,710円
安値  14,430円
終値  15,450円
前月比 -50円

先月に続いて今月も終わってみればたった50円の動き。大陰線の後、はらみからの反落。底堅いが弱い。はっきりと反発を示すシグナルはなく、現時点では中期的な下落相場の中にいるという形。とはいえ月引け値ベースではこの3ヶ月ほとんど動きがない。波高き線、大山鳴動してねずみ一匹。こういう形の底の打ち方もある。

2006Y07M31D 212051953

長期のトレンドは上昇継続。12mMAの上に乗って終われたのは明るい結果。ただ、中期的には下落継続局面。2ヶ月連続で下値を切り上げながら長い下影を付けたことから目先底割れ懸念は後退したが、いまだ強気に買える線ではない。
9月からは雲上限が一気に下落する。もしその頃に保ち合いを下放れた場合の底値は見えない。内外の政治リスクが高まる時期でもある。留意すべきであろう。

投稿者 ronjin : 21:18 | コメント (0) | トラックバック

2006年07月02日

6月 月足

始値 15,600円
高値 15,780円
安値 14,040円
終値 15,500円

終わってみれば陰の陰はらみ、下影の長さはなんと1,500円近く。三本連続の陰線ながら、はらみとなったことから7月は上昇相場が予想される。下値目処は15,000円どころ、上値目処は16,300円どころか。

2006Y07M02D 222929734

大きく動いた6月相場だが、終わってみれば基準線で反発し、転換線を越えて終わった一か月。転換線はいまだ上向きであり、遅行線も雲の上で推移。先物と思惑に振り回された一ヶ月と言ったところか。
9月には雲上限が一気に下落していくため、この時期に再び下落相場となったときは、下値目処が見いだしにくい展開となることも予想される。秋口から年末にかけては、ちょうど自民党総裁選からアメリカの中間選挙へと思惑に左右されやすい外部環境となるため注意が必要。
とはいえファンダメンタルズは相変わらず良好であり、金利も緩やかな上昇を描くことが約束されていることから、内部環境に関してはさほど心配する材料はない。ただ、昨今の市場グローバル化によって内部要因よりは外部環境によって相場が大きく動く傾向は、今後も変わらないものと考えられる。
リスク分散効果が市場分散によってもたらされないことは、外資マネーの流入を妨げることに繋がる可能性もあり、出来高と値動き両方に注意を払いつつ、相場展開に対応していきたい。

投稿者 ronjin : 22:19 | コメント (0) | トラックバック

2006年05月31日

5月 月足

始値  16,920円
高値  17,370円
安値  15,440円
終値  15,460円
前月比  -1,440円

2006Y05M31D 195548406
4月に上ヒゲの長い小陰線を付けた後の大陰線。先安感の強い足。

天井感漂う足。6mMAは上昇から横向きへ。ただし13mMA,26mMAともにまだ力強く上を向いているため長期的なトレンドはまだ上昇で変わりない模様。%Kは安値警戒感があるものの%D,%SDともに高い位置にあり、先安シグナルを出している。RSIもまだまだ高い位置にありしばらくの調整示唆。MACDはDC直前。ただ、強い上昇トレンドにおいてはDCをせず反発する可能性もある。
いずれにしても強気になれるシグナルはなく、上がったとしても戻りを叩かれる地合いが続きそう。一旦13,000円近辺までの大幅な値幅調整によって需給の改善を期待したい。

投稿者 ronjin : 20:15 | コメント (0) | トラックバック