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2006年10月06日

10月6日 はらみ寄せ?

大引け(15時30分)

日経平均 16,436.06 ▼13.27

後場寄りから売られて一時16,390円を下回るものの下値も固く反発、16,450円どころでは上値も重く結局揉み合い。膠着感の強い一日でした。時間線が非常に狭くまとまっており、再び大きく動く直前といった雰囲気です。天井感が漂うNY市場を向こうに見ながらの三連休前ということで、今日の動きは仕方なしといったところでしょうか。
日足では昨日の陽線にはらむ小十字陰線となっています。相場の転換点を示す線であり、節目である16,500円を前にした足踏みでもあるため、来週週初は反落となる可能性が高いと考えられます。

後場一時16,390円を割り込んだので、こりゃシメシメと思ってたのですが、結局反発。その後はどちらかというと強含みの保ち合いとなったため16,400円ですら買い戻すことができず、結局16,450円での買い戻しとなりました。元々上昇トレンドのあや押しを狙った売り玉だったこともあり、しょうがないかなという感じです。来週は週初寄付きに大きな下値幅となることも考えられるのですが、さすがに三連休またぎで持ち越す程の勇気はありませんでした。

前引け(11時30分)

日経平均 16,414.56 ▼34.77

週足上限16,500円と下から上がってきていた分足雲上限とに挟まれて膠着感を強める展開となった前場でした。一度は雲上限で跳ね返された日経平均も前引け近くには雲中へと突入しています。引き続き膠着感を強める展開となれば16,390円〜16,450円での保ち合いということになりますが、売り仕掛けなどで16,390円を割り込むことがあると16,300円辺りまでの下落は想定されます。

上値の重さを見て16,450円で売り増し。雲中で揉み合うようなら雲下限16,400円辺りで持ち越し分も含めて買い戻し予定。レンジを下抜けても16,300円では利確したい。可能性は低いものの、もし16,500円を超えてくるような展開となればロスカットを予定しています。


寄り付き前
(8時30分)

DOW   11866.69 +16.08
NASDAQ 2306.34 +15.39
CME225 16455 -5
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り3450万株、買い3470万株
差し引き20万株の買い越し

NY市場は続伸。ダウは連日の史上最高値を更新、ナスダックは急落時の窓を埋めた後の続伸、と強い動きが続いています。CME225先物は大証終値とほぼ同値。現水準は週足ベースでの最後の上値抵抗線とほぼ同値にあります。今日のレンジとしては16,300円〜16,500円。前場寄り・後場寄りで16,500円を突破してくれば次の上値は窓下限16,650円となります。

今日の日本市場は三連休前の金曜日、NY市場に高値警戒感が出ていることを考えると、積極的に16,500円以上を買う展開とはなりにくいと考えます。ただ、大きな節目を次々に突破してきており、上昇トレンドは間違いないものであると考えられるため、突破した上値抵抗線である16,300円から新たな下値支持線となった16,280円の近辺で揉み合った時は短期の売り玉買い戻しから打診で買ってみたいと思っています。

投稿者 ronjin : 2006年10月06日 08:29


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