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2006年10月23日

10月23日 イレギュラー?

大引け(22時)

日経平均 16,788.82 △137.19

前引け近辺で揉み合った後、2時頃から一段高。引けでは目安としていたC線を遅行線が超えています。日足がB'線を下回ることなく窓下限を超えてきたことから、窓埋めまでの上昇が予想されます。また、窓埋めで反落とならなかった場合17,100円近辺までは大きな抵抗帯は存在しないため、一気に17,000円を奪回する展開も考えられます。
現物引け後の大証先物は売り押され、現物のC線に相当する線にタッチして引けています。今晩のCME先物が上昇し、大証終値を超えてくることとなれば上記シナリオが一気に現実味を帯びてきますが、今日の現物終値のC線超えがイレギュラーである可能性はゼロではないことは留意すべきだと思っています。

現物引け値がC線を超えたため、本当は先物16,800円でLCを行うべきだったんですが、結局売り玉持ち越し。明日先物寄付きが16,800円以上となった場合はLCからドテン、17,000円を目指した買い建ても考えています。ただ、やはり高すぎるという思いも強く、17,000円までの上昇となったときに改めて売り建てを検討するかもしれません。

前引け(11時20分)

日経平均 16,751.11 △99.48

寄り付きからやや弱い保ち合いとなっていましたが、ほどなく急上昇。16,700円も突破して16,750円近辺での保ち合いとなっています。半日足で遅行線がC線にタッチしており、後場寄りで前引けを上回ってくるようなら窓埋めまで、下回ってくるならダブルトップからの反落となる可能性が高まります。

現物16,700円超え(先物16,740円)でLC買い戻し、ザラバ足でC線を超えたあたりでの保ち合いとなったので16,780円で打診の売り建て。後場前引けを下回る寄り付きとなった場合は追撃売り、上回った場合は窓埋めを待って売り建てる予定です。
窓下限が上値抵抗ラインとして機能してると言っておきながらLCラインを16,700円に設定していた自分のケツの青さを感じます。後から見れば現物16,650円超えは明らかな保ち合い離れであり、その後の押しで16,650円を下回らなかった時点で買い戻しを行うべきでした。結局はC線近くで買い戻し、新規売り建てと手数料だけがかかる取り引きとなっています。


寄り付き前
(8時30分)

NYダウ 12002.37 ▼9.36
NASDAQ 2342.30 △1.36
CME225 16610 ▼20
外資系13社の寄り付き前注文動向は
売り3580万株、買い4610万株
差し引き1030万株の買い越し

NY市場は小動き。長期的な上昇傾向に変更はないものの、さすがにそろそろ一休みしそうな動きです。CME225先物は小幅安での返り、寄り付き前注文動向は1,000万株を超える買い越しと、今日も強弱まちまちといった感じです。引き続き窓下限とB'に挟まれた膠着感の強い展開が予想されますが、後場寄りでどちらかの線を超えた寄り付きとなればその方向への大きな動きとなる可能性が高いと考えています。

基本スタンスは引き続き売り。現物16,700円をLC、16,350円を利確ポイントに置いて対処する予定です。

投稿者 ronjin : 2006年10月23日 08:33


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