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2006年11月08日

11月8日 キーポイント

大引け(17時40分)

日経平均 16,215.74 ▼177.67

後場寄りこそ大人しかったものの先物主導で値を下げる展開。16,200円水準では底堅く推移するものの徐々に上値を切り下げる下方三角保ち合いの様相を呈しています。
テクニカル的に重要な節目に到達したようです。強い上昇トレンドを継続出来るか弱い上昇トレンドへと移行するかの節目です。

2006Y11M08D-1

現水準は週足ベースでの転換線へ到達している水準であり、先週の安値水準でもあります。また日足ベースでも、遅行線がB'線、実線がC'線に到達しています。明日寄付きから強含みで推移し、はらみ線などの反発シグナルを付けて引けた場合は調整完了から反発の可能性が高まります。逆に明日寄付きから16,200円を割り込む動きとなった場合は遅行線のC'線までの下落が見込まれ、その場合実線は雲上限までの下落となる可能性が高まります。
先週には週足窓を空けてることから、この程度で調整完了となることに若干の違和感を覚えますが、いずれにしても明日の寄り付き、そして寄り一には素直に付くべきだと考えています。

寄り付き前に下値目処と考えていた16,200円に到達したことから、先物16,210円で買い戻し。キャッシュポジションです。明日の寄り付きからの動きに乗っていきます。

前引け(12時)

日経平均 16,256.98 ▼136.43

寄り一下げて戻すものの雲下限に到達せず、その後は下値を切り下げる展開でした。売り浴びせるというよりかは買い手不在の中、先物に押される展開です。こういう動きのときは切っ掛け次第で急上昇もあるので注意が必要です。16,350円を超えてくる動きとなれば薄い雲を抜けての上昇もあり得ます。

先物16,400円で打診売り。後場寄りで現物16,290円を超えてくるなら小幅利確。分足雲下限で押さえられるようなら改めて売り建てる予定です。


寄り付き前(8時30分)

NYダウ 12156.77 △51.22
NASDAQ 2375.88 △9.93
CME225 16405 ▼25
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り2920万株、買い4380万株
差し引き1460万株の買い越し

NY市場は続伸。ダウはザラ場ベースでの高値更新、引け値ベースでは史上2番目の高値となりました。ただし、比較的長い上影を付けての引けとなっており、前回の史上最高値とのダブルトップの可能性もあります。調整終了からさらに上値追いと見るには今晩の動きを待つ必要があります。
CME225先物は連騰となったNY市場には連れず、小幅安での戻りとなっています。現水準での寄り付きとなれば分足一目均衡表では雲下、5dMAをも下回る可能性もあります。基本的には移動平均線をまとめる動きを予想しており、その場合は16,400円台での小動きとなります。ただし、弱く寄り付いた後オプションSQを睨んだ先物主導での動きも予想され、その場合は短期的に大きく売り込まれることも考えられます。

今日はポジションとるの難しいですね。デイトレで臨むならスタンスは売り。上値目処16,450円、下値目処16,200円といったところでしょうか。今のところ様子見予定です。

投稿者 ronjin : 2006年11月08日 08:33


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