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2006年11月30日

11月30日 連続二空

大引け(18時30分)

日経平均 16,274.33 △198.13

前引け水準で寄り付いた後一時押されるが、分足雲上限を底に反発。引けにかけて先物買い仕掛けから一段高、高値引けとなりました。底打ち反発からの初動としては相当強いと言えます。この水準での次の上値抵抗ラインは16,300円、16,600円となります。

後場寄り16,200円を超えてきたため後ろ髪を引かれながら売り玉買い戻し。押されて16,200円を割り込んだ水準から16,160円にかけて本来のスタンスである買いに回りました。引けにかけて急騰したのは出来過ぎですが、昨日はトレンドに逆らったせいで痛い目を見たので今日はそのまま買い玉を持ち越しました。
週足ベースでの節目に近づいていることもあり明日下げる動きを見せればすぐさま利確に回りたいところです。連続三空となればドテンの急所となりますが、果たして明日いくらで寄り付くか注目したいです。

ダイワボウ(3107)
三角保ち合いの頂点に向かって収束を高めています。直近では陰線を包む大陽線から放れ陽線で雲を突破、雲上限付近で保ち合う展開となっています。同銘柄はインフルエンザ関連の材料系仕手株として有名であり、これからの季節何かあれば連想買いの対象となることが予想されます。
現水準はMACD陽転から再びプラマイゼロへ向かう途中であり、値幅もしくは日柄に寄って数日の調整が予見されます。直近どこかで上放れることがあれば意外高も予想される銘柄であり、注目しています。雲下限までの押し目もありえますが、現水準からは押し目買いで対処していこうと思っています。

前引け(11時40分)

日経平均 16,206.28 △130.08

CME225先物に鞘寄せする形で始まった今日の日本相場、さして躊躇なく雲に突っ込んだことから強い地合いが続いていることが伺えます。さすがに雲の中に止まり続けれる程の強さはありませんが、引き続き先高感は強いと考えられます。後場日足雲中での寄り付きとなれば今度は雲下限を底にした保ち合いとなる可能性も高く、もし下落したとしても分足基準線から分足雲上限付近までの押しでとどまることが予想されます。

今思えば意外と安かった先物寄り付きでさっさと売り玉買い戻しして買い玉放置がベストだったと思うわけですが、残念ながらそうはいきませんでした。16,200円の雲下限から16,230円にかけての売り上がりで買い玉処分。こんな上昇トレンドまっただ中でどういうわけか売り玉抱えて思案中です。
後場16,200円を超える寄り付きとなったときは上記のように日足雲下限が底となる可能性もあるため諦めて売り玉買い戻しから買い場を探ることにします。損はしてませんが、昨日の売り被せは失敗でした。


寄り付き前
(8時30分)

NYダウ 12226.73 △90.28
NASDAQ 2432.23 △19.62
CME225 16185 △85
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り2690万株、買い5120万株
差し引き2430万株の買い越し

NY市場は続伸。ダウ・ナスダック共に5dMAにトライする形となっています。差し込み線からの続伸ですが月曜日の大陰線を回復するには至っていません。今晩続伸したにもかかわらず大陰線を抜けなかったり、現水準で下げシグナルが出現すると、下げ三法となり大きな下落が予想される形となります。
CME225先物は大証終値比85円高、日足雲下限に迫る水準で返ってきています。現水準での寄り付きとなれば日足連続二空となり、買い玉利確の急所となります。上放れて寄った場合の下値目処は16,080円、上値目処は雲下限16,200円付近と考えられます。今日押されたとすれば上昇トレンドの初押し局面となり底値で買いそびれた向きにとっての買い場となるでしょう。

上放れ水準での返りは正直予想外でした。二空は買い方利確の急所ということで上放れた寄り付きとなったときは16,200円水準に向けて売り上がります。今日明けた窓埋め水準から16,100円に向けては繋ぎで売った分を外していきます。また、同水準から16,050円への突っ込みまでは買い向かいます。

投稿者 ronjin : 2006年11月30日 08:20


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