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2006年12月19日

12月19日 宵の明星(今度こそ)

大引け(19時20分)

日経平均 16,776.88 ▼185.23

後場ちょうど16,940円あたりで寄り付いたものの上値追うことなく急落する雲に押さえられる展開となりました。こうなると弱いですね。その後は少し戻してもすぐ売り崩される展開になりました。日足では下放れて寄ったあと上ヒゲで窓を埋めての陰線。もうちょっとマイルドに行くかと思っていたのですが、二つ星からの急落。三線宵の明星です。
この図の黒丸部分で遅行線がA'線にタッチし、その翌日上から二番目のスタティックライン16,780円まで下げているという形です。この16,780円ラインというのは先週までは週足ベースでの上値抵抗ラインでした。それを突破したことによって、中期的な上昇トレンドの継続が確認されたのですが、ここ数週間のような強い上昇トレンドを継続するためには割り込んではいけないラインとなります。
現実問題としては非常に天井感が強く買う向きは買い切った雰囲気が漂っているため、今回の上昇局面で空けてきた窓をいくつか埋めにいくことが予想されます。一番下の窓15,860円ラインもない話ではありません。
まずは明日の寄り付きが16,780円を割り込むかどうかに注目です。これを上回ってくるようならば昨日と今日の高値安値を幅に持った保ち合い相場となる可能性も残されています。逆に下回ってくることとなれば、今日の寄り付き16,880円水準を天井とした下値探りに動くものと考えています。

売り玉キープです。平均16,500円売り・16,650円繋ぎ買いの16,960円外しだったので、やっとトントンというところです。まぁどう見ても16,650円でドテン買いに出てた方が儲かってるわけですが、仕方ありません。
ここまできれいにライン到達・反落となるとセオリー通りのダブルトップからのレンジいっぱいまでの下落もあり得ます。そうなると値幅は約1,000円程度ということになりますね。ここからは遅行線がA'ラインを突破しない限り吹き上げ売りで対処します。

前引け(11時20分)

日経平均 16,954.83 ▼7.28

CME先物に鞘寄せして分足雲下限を割り込んでの寄り付きから、前引けにかけて上昇した雲下限を一気に試す展開となりました。後場寄り16,940円を超えてくるようなら16,930円どころを底にした保ち合いから昨日の高値を試す動きもあり得ますが、引けにかけては昨日終値を超えてくることは難しいと考えています。

売り玉キープ。17,000円超えの吹き上げがあれば売り増します。引けで昨日の終値を上回ってくれば踏みます。


寄り付き前(8時40分)

NYダウ 12441.27 ▼4.25
NASDAQ 2435.57 ▼21.63
CME225 16880 ▼80
外資系13社の寄り付き前注文動向は
売り2460万株、買い3110万株
差し引き650万株の買い越し

NY市場は反落。ダウは高値での二つ星、ナスダックは長い陰線で5dMA,25dMAをまとめてカットしてきています。ダウが二つ星から下放れることとなれば一気に調整色が強まります。
CME225先物は80円安での返り。この水準での寄り付きとなれば分足雲下限を割り込んでの寄り付きとなります。前場いっぱいは16,960円の分足雲上限付近までの上昇余地はあるものの、直近上昇による過熱感から利益確定の流れとなれば16,800円割れ水準までの下落も考えられます。

まずはCME225先物が安く返ってきてくれてホッとしています。今日下落となったとしても少なくとも一度は戻り高値を試す日が来るため、突っ込み16,800円割れでは一旦買い戻すことも考えています。

投稿者 ronjin : 2006年12月19日 08:19


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