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2007年05月08日

5月8日 はらみ線(上放れ陽線の後)

大引け(15時30分)

日経平均 17,656.84 ▼12.99

後場より小安く一時的に突っ込むも17,600円を割った水準では反発。それでも上も分足雲に押さえられる形となり、今日も後場は大した方向感無く過ぎています。引けにかけて分足雲を積極的なGCによって上抜けていることから、短期的には強気相場となります。日足でははらみ十字陽線(上放れ陽線の後)となり、強い上昇トレンドは一休みという形です。TOPIXでは一瞬雲を上抜けたもののかぶせ陰線で引けており、こちらは日経現物チャート以上に足場確認の必要性を感じる形となっています。

後場寄りからの突っ込み戻り17,620円買い戻し。現物雲下限で保ち合い時の先物17,680円売り、17,650円買い戻し。キャッシュポジションです。
高値保ち合いとも目先天井とも取れる線となっています。引き続き下値不安は強いものの、短期的には放れに付くべき線です。

前引け(11時20分)

日経平均 17648.00 ▼21.83

分足雲中での寄り付きから上昇するも17,710円水準での反落。前引けにかけて分足雲下に抜けてきています。引き続き短期の強い基調は続いていますが、徐々に上値の重さが意識される展開となっています。
後場17,670円水準を頭に保ち合いから下抜けとなる可能性が高く、その場合の下値目処は昨日空けた窓上限17,560円水準となります。ただ、突っ込みから下抜けとなるほどの弱さもなく、同水準では反発から日足はらみ線への動きが予想されます。

吹き上げも上値追いはないと見て売り玉キープ。17,690円での売り増し、持ち越しです。昨日空けた窓上限を目処にしています。


寄り付き前(8時40分)

NYダウ 13312.97 △48.35
NASDAQ 2570.95 ▼1.20
CME225 17675 ▼15
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り4010万株、買い3280万株
差し引き730万株の売り越し

NY市場はまちまち。引き続きダウは天井が見えず、ナスダックはレンジ上限での動きとなっています。CME225先物は大証終値と水準での返りとなっています。昨日保ち合い上放れから陽線で引けたことによって、日経平均は上を目指す可能性が高まりました。しかし上昇するとしても週足ベースでの窓を残したままでは足場が悪く、本格的な上昇前に一旦初押しを付ける可能性が高いと考えられます。雲上限水準までの押しから反発となれば本格的な上昇トレンドが期待されます。
17,750円水準はTOPIX日足雲上限付近となるため、これを超えるためにはそれなりの勢いが必要と考えられます。現時点ではNY市場のサポートもなく寄り付き前注文動向も売り越しとなっているため、今日中にこれを超えてくるのは難しいのではないでしょうか。

17,550円水準までの突っ込みは利確、現物17,710円を超える動きはLC。

投稿者 ronjin : 2007年05月08日 08:31


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