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2007年05月10日

5月10日 かぶせ陰線

大引け(15時30分)

日経平均 17,736.96 ▼11.16

後場寄り売り仕掛けから値を崩すも分足雲下限で反発した後は17,750円水準での狭い保ち合いとなりました。引けでは分足雲下に抜けてきていますが、さほど方向感を見せるものでもありません。
日足ではかぶせ陰線。高寄りした分の利益確定売りが出てるものの二空を埋める水準での保ち合いは強く、明日にもこれを上抜けてきても不思議はありません。月曜寄付きが窓空けでなければ、この保ち合いは買いでしょう。
今週の週足窓は保ち合い放れの窓となるのかもしれませんが、やはり17,850円を突破してこないことには大きな三角保ち合いを抜けたとは言えず、中期的な上昇トレンドに乗ったように見える今のチャートも盤石とは言えません。

後場取り引きなし。売り玉持ち越しです。明日17,850円を超える寄り付きになればドテンの買いに回ります。

前引け(11時20分)

日経平均 17,748.71 △0.59

小窓を明けて寄り付いた後一押しして上昇、17,850円には届かず反落から17,800円水準での保ち合いを経て下抜け。分足雲上限にタッチする形で前場を終えています。
やはり窓下限17,850円水準は抵抗帯として機能していますね。hMAは上昇トレンドを継続していますが、前場高値を超えて上窓に突っ込める程の強さはありません。後場寄り現水準での寄り付きから上昇したとしても17,800円水準まで。もし17,700円水準での寄り付きとなれば急落も予想されます。
SQ前日の動きとしてはオトナシすぎます。後場17,800円を上に抜ければ一気に18,000円も、17,700円を下に抜ければ17,500円もない話ではありません。ひとまず二空とならない値固めの前場となったことから後場上昇となる可能性が高いのですが、17,800円水準での保ち合いとなれば日足上寄り引けの十字線となって宵の明星となる可能性が出てきます。

寄り付き買い繋ぎ。先物17,850円から反落・保ち合いの上17,830円売り。売り玉キープです。上は想定通りですが、下がどうなるか分かりませんね。17,800円を超える動きとなればLCに動きます。


寄り付き前
(8時40分)

NYダウ 13362.87 △53.80
NASDAQ 2576.34 △4.59
CME225 17815 △65
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り4560万株、買い5230万株
差し引き670万株の買い越し

NY市場は上昇。ダウは高値更新、ナスダックは下ヒゲ陽線を包む陽線となりました。いよいよナスダックも保ち合い上限を突破するかどうかというところに来ています。CME225先物は17,800円を超えて返ってきています。現物寄り付き17,760円を超えれば二空。一時的に強い上昇トレンドを発生する形ですが、週足窓と合わさって急落の可能性は非常に高まります。2月急落時窓下限17,850円水準での保ち合いからの反落には注意が必要です。
もし二空の寄り引けとなれば月曜に空けた週窓は今週中に埋めない可能性が強まり、日経現物チャートは非常に強い上昇トレンドに乗ることが予想されます。

先物17,750円を超える寄り付きとなれば、成り行きで買い繋ぎます。現物17,850円を今日の天井と見て同水準では買い玉解消からドテンの売りを考えています。

投稿者 ronjin : 2007年05月10日 08:34


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