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2007年05月11日

5月11日 下放れ下ヒゲ陰線

大引け(15時50分)

日経平均 17,553.72 ▼183.24

思ったより強い後場になりました。17,500円水準での保ち合いから上抜け、雲下限を消極的ながら突破して引けにかけて17,550円水準で踏ん張っています。
日足では下放れ下ヒゲ陰線。弱いながら下値では買いも入り、下窓を埋め切らず反発となったことから底堅さも感じる線です。ただしTOPIXは雲下限を割った寄り引けとなっており、すぐさま切り返すには上値の重い形となっています。
NYの下落が一日で終わるとは考えにくく、来週週初にかけて日本相場も底値探りの動きが予想されます。しかし今週の日経平均の動きは強く、NYがよほど弱い動きにならない限りは17,400円水準での底値固めから反発の動きとなるでしょう。いずれにしても保ち合い継続、まだしばらくは完全には方向感が出ない展開が続くのではないでしょうか。

後場急騰から急落後の保ち合いの上17,530円売り、一段上がった保ち合いの上17,560円売り増し。保ち合いの下17540円で買い戻し、キャッシュポジションです。
週窓を埋め残したことで、強い基調であることを感じるとともに底入れ感の不足も感じます。来週週初下寄りから反発の動きとなればいよいよ上昇トレンド確定かとも思いますが、まだ予断を許さない状況ですね。

前引け(11時40分)

日経平均 17,493.33 ▼243.63

17,600円水準の寄り付きから一揉みして下落、17,550円水準での保ち合いを経て下抜け。窓下限付近での反発から17,500円水準での前引けとなっています。下窓埋めまでもう一息となっていますがとりあえずは売り方利確の前場となりましたね。後場ひとまず窓埋めまで、突っ込みで日足雲割り込む辺りでしょうか。

寄り付きからの下落後17,550円水準での保ち合いの上17,560円追撃売り、17,500円を割り込んだ水準での保ち合いの下17,480円で全玉買い戻し、キャッシュポジションです。
後場反発の動きとなっても17,550円を超えることは難しく、同水準までの上昇となれば再び売りで臨もうと思っています。窓埋めから突っ込みで日足雲上限を割り込む動きには買い向かいます。


寄り付き前
(8時40分)

NYダウ 13215.13 ▼147.74
NASDAQ 2533.74 ▼42.60
CME225 17530 ▼240
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り4540万株、買い2550万株
差し引き1990万株の売り越し

NY市場は大幅下落。ナスダックは陽の陽包みからのたすき下抜けとなったため、最後の抱き線からトレンド転換の可能性も見えてきました。上向きの25dMAの上に位置する間はスタンスロングではありますが、トレンドライン上限水準からの大幅下落であることから、天井から調整局面への移行も視野に入れるべきでしょう。
CME225先物は200円を超える下落幅で17,500円水準での返りとなっています。現物17,550円を割り込む寄付きとなれば、同水準を高値として17,450円水準まで。17,550円を上回れば寄り付き安から反発の動きも期待されますが、週窓を埋める動きは避けられないでしょう。

17,450円水準への突っ込みは買い戻し。寄り付きから戻る動きには追撃で売ります。

投稿者 ronjin : 2007年05月11日 08:38


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