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2006年11月30日

11月30日 連続二空

大引け(18時30分)

日経平均 16,274.33 △198.13

前引け水準で寄り付いた後一時押されるが、分足雲上限を底に反発。引けにかけて先物買い仕掛けから一段高、高値引けとなりました。底打ち反発からの初動としては相当強いと言えます。この水準での次の上値抵抗ラインは16,300円、16,600円となります。

後場寄り16,200円を超えてきたため後ろ髪を引かれながら売り玉買い戻し。押されて16,200円を割り込んだ水準から16,160円にかけて本来のスタンスである買いに回りました。引けにかけて急騰したのは出来過ぎですが、昨日はトレンドに逆らったせいで痛い目を見たので今日はそのまま買い玉を持ち越しました。
週足ベースでの節目に近づいていることもあり明日下げる動きを見せればすぐさま利確に回りたいところです。連続三空となればドテンの急所となりますが、果たして明日いくらで寄り付くか注目したいです。

ダイワボウ(3107)
三角保ち合いの頂点に向かって収束を高めています。直近では陰線を包む大陽線から放れ陽線で雲を突破、雲上限付近で保ち合う展開となっています。同銘柄はインフルエンザ関連の材料系仕手株として有名であり、これからの季節何かあれば連想買いの対象となることが予想されます。
現水準はMACD陽転から再びプラマイゼロへ向かう途中であり、値幅もしくは日柄に寄って数日の調整が予見されます。直近どこかで上放れることがあれば意外高も予想される銘柄であり、注目しています。雲下限までの押し目もありえますが、現水準からは押し目買いで対処していこうと思っています。

前引け(11時40分)

日経平均 16,206.28 △130.08

CME225先物に鞘寄せする形で始まった今日の日本相場、さして躊躇なく雲に突っ込んだことから強い地合いが続いていることが伺えます。さすがに雲の中に止まり続けれる程の強さはありませんが、引き続き先高感は強いと考えられます。後場日足雲中での寄り付きとなれば今度は雲下限を底にした保ち合いとなる可能性も高く、もし下落したとしても分足基準線から分足雲上限付近までの押しでとどまることが予想されます。

今思えば意外と安かった先物寄り付きでさっさと売り玉買い戻しして買い玉放置がベストだったと思うわけですが、残念ながらそうはいきませんでした。16,200円の雲下限から16,230円にかけての売り上がりで買い玉処分。こんな上昇トレンドまっただ中でどういうわけか売り玉抱えて思案中です。
後場16,200円を超える寄り付きとなったときは上記のように日足雲下限が底となる可能性もあるため諦めて売り玉買い戻しから買い場を探ることにします。損はしてませんが、昨日の売り被せは失敗でした。


寄り付き前
(8時30分)

NYダウ 12226.73 △90.28
NASDAQ 2432.23 △19.62
CME225 16185 △85
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り2690万株、買い5120万株
差し引き2430万株の買い越し

NY市場は続伸。ダウ・ナスダック共に5dMAにトライする形となっています。差し込み線からの続伸ですが月曜日の大陰線を回復するには至っていません。今晩続伸したにもかかわらず大陰線を抜けなかったり、現水準で下げシグナルが出現すると、下げ三法となり大きな下落が予想される形となります。
CME225先物は大証終値比85円高、日足雲下限に迫る水準で返ってきています。現水準での寄り付きとなれば日足連続二空となり、買い玉利確の急所となります。上放れて寄った場合の下値目処は16,080円、上値目処は雲下限16,200円付近と考えられます。今日押されたとすれば上昇トレンドの初押し局面となり底値で買いそびれた向きにとっての買い場となるでしょう。

上放れ水準での返りは正直予想外でした。二空は買い方利確の急所ということで上放れた寄り付きとなったときは16,200円水準に向けて売り上がります。今日明けた窓埋め水準から16,100円に向けては繋ぎで売った分を外していきます。また、同水準から16,050円への突っ込みまでは買い向かいます。

投稿者 ronjin : 08:20 | コメント (0) | トラックバック

2006年11月29日

11月29日 放れ寄り切り線

大引け(16時50分)

日経平均 16,076.20 △220.94

後場寄付きこそ大人しかったものの、すぐさま買われる展開となりました。徐々に上値を切り上げる展開となりましたが16,100円を超える水準では押され、引けでは16,080円を下回っています。日足では上放れ寄り切り線、現水準がトレンドラインの底値圏であることから非常に先高感は強いと言えます。
ただしここで注意しなくてはいけないことがあります。それは同水準は今週の予想レンジ高値水準であるということです。今日の動きはこの予想チャートの下二本のスタティックライン(15,960円〜16,080円)を陽線で埋めた形となっています。明日、今日の引け値を超えて上寄りするようならば次の上値目処は16,300円水準となりますが、16,050円を割り込む寄り付きとなっときは「はらみ線」もしくは「たすき線」となり、15,900円水準までの押しとなる可能性も考えられます。もっともその水準では初押し買い向かいの急所になると思っています。特にたすき線となったときは底値圏での上放れたすきとなり、強い買いシグナルとなります。

後場16,050円で拾ってたんですが、2時過ぎに急上昇して16,100円を超えたあたりで(上記理由により)ちょっと出来過ぎかな?という気がしてきました。かといってドテンに出る状況でもなかったため、とりあえず16,110円・16,120円で売り玉被せておきました。あくまでも保険のようなもので、同値突破するようなら外します。

前引け(11時30分)

日経平均 16,013.59 △158.33

寄り付き前に発表された鉱工業生産指数がポジティブサプライズとなり、100円近く値を飛ばした寄り付きとなりました。16,000円を超える水準では目先の利益確定売りに押されてもたつく場面もありましたが、底堅く推移しています。後場目処となる水準は前場と同じく日足転換線を意識しています。この線をしっかり割り込んでくるようならば、今日空けた窓を埋める展開も予想されます。ただ、15,950円を割り込んだ水準には分足基準線や雲上限が控えているため、どちらかといえば引き続き底堅い展開となるのではないでしょうか。割れに付いて売るよりも押し目を拾って行く戦術が有効だと思っています。

節目と考えていた16,000円水準で揉み合ったため同水準で一旦全玉利確しました。寄り付き水準までは押される可能性も意識しながら、先物16,000円を割り込む水準では少しずつ買っています。


寄り付き前(8時30分)

NYダウ 12136.45 △14.74
NASDAQ 2412.61 △6.69
CME225 15880 △30
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り2860万株、買い3330万株
差し引き470万株の買い越し

NY市場は小幅反発。ダウ・ナスダック共に差し込み線となっています。ただ、ナスダックが25dMAの上での動きであるのに対してダウは25dMAを下回った位置での十字陽線となっており、ハイテク主導の反発となったとしても内需が頭を抑えるという展開も視野に入ってきています。いずれにしてもまずは週初大陰線に対する戻りを試す動きとなっていますが、5dMA・25dMAがまとまったあとの動きが注目されます。その後下に振れることがあれば日本相場が上昇トレンドに乗っていたとしても影響は免れないと考えられます。
CME225先物は大証終値比30円高での返り。現水準での寄り付きとなれば昨日の陽線に対して上寄りすることとなり、TOPIXは基準線を越えて寄り付くことが予想されます。寄り付きから下値を探ることなく陽線を立てることとなれば数日に渡って底堅い上昇トレンドが続くことが予想されます。
寄り付き前には10月の鉱工業生産指数の発表があります。この数値がサプライズとなるようなら急上昇・急下落もありえます。短期的には寄り付き方向に付く戦術も有効ではないかと思っています。

買い玉利確のタイミングを探ります。意識される上値は日足転換線15,990円水準、そしてすぐ上の窓16,040円〜16,060円水準です。今日急上昇によってその水準に到達することがあれば一旦利確の売りを行う予定です。

投稿者 ronjin : 08:07 | コメント (0) | トラックバック

2006年11月28日

11月28日 底入れ

大引け(16時40分)

日経平均 15,855.26 ▼30.12

後場ギャップアップとはいきませんでしたが、前場高値圏での寄りとなりました。その後は消極的な雲入りから一気の雲抜けと強い動き。15,850円水準では揉み合ったものの引けにかけて買われ高値引けとなりました。日足では下影陽線、昨日の大陽線にはらむ形となっており、引き続き波高き線が継続しています。
日経平均はトレンドラインでの反発ではなく、日足の形からのみ底入れが見て取れます。一方TOPIXは緩やかな上昇トレンド下限からの反発であることから、今の日本相場は(少なくともテクニカル的には)TOPIX主導、つまり内需株主導の動きであると考えられます。
そのTOPIXですが、日経平均が前日比マイナス引けしたのに対して、前日比プラスでの引けとなっています。11月21日に底を打った後、着実に上値を切り上げる動きとなっており、上昇トレンドが確定したと見ていいようです。
アメリカ相場が調整局面に入りそうな気配を見せていますが、ハイテク株主導のナスダックの影響を受けやすい日経平均ではなく、TOPIXが相場を引っ張ることとなれば、年末にかけて底堅く推移することも期待されます。
今日のTOPIXは週足基準線の真下で引けています。明日これを超えて寄り付いて、これを下回らず陽線を立てるようなこととなれば上昇トレンドが一気に加速することも考えられます。

買い玉まとめて持ち越しです。どこかで一度は初押しを付けることが予想されるため、注意深く見ながら利確を行います。今のところ利確水準の目処は立っていません。

前引け(11時50分)

日経平均 15,705.01 ▼180.37

CME225先物に鞘寄せする形で大幅安で始まった今日の日経平均ですが、15,650円に近づく水準では買い戻しも入り底堅い展開となっています。後場寄りで15,730円を超えてくるような動きになれば、半日足捨て子線。1時前後にかけて薄い分足雲を突破から昨日の高値に迫る動きを見せる可能性もあります。逆に1時を過ぎても15,730円を頭にもたもたするようなら売り仕掛けに反応しやすい地合いが形成されるため、昨日安値までの一気下げから投げを誘って大幅安も考えられます。判断の分岐点となるのはやはり後場寄りでしょう。15,700円と15,730円が目処として意識されます。

ビックリするぐらいの安寄りでしたが、さすがに底堅いですね。とはいえ買い玉抱えてる身としては積極的に追撃買いは難しいところです。それでも2度目の15,650円には買い向かいました。後場同水準を割り込む動きとなれば今日買った分は処分します。持ち越し分はストロングホールドスタンスです。


寄り付き前(8時40分)

NYダウ 12121.71 ▼158.46
NASDAQ 2405.92 ▼54.34
CME225 15695 ▼185
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り4800万株、買い3310万株
差し引き1490万株の売り越し

NY市場は大幅続落。久しぶりの大きな調整となりました。ダウ・ナスダック共に25dMAは上向きであり、例え下落トレンドへの始まりだとしても一度は戻りを試すことになるでしょう。CME225先物もNY市場に連れて200円近い下落で帰ってきています。今日は本格的な上昇トレンドに乗れるかどうかを試す一日になりそうです。ザラバ足で昨日の安値を下抜けてくることとなれば短期買い方の投げを誘って大陰線となる可能性もあります。

買い玉キープを続けます。ザラ場15,600円を割れることがあれば繋ぎ売りで対処します。

投稿者 ronjin : 08:33 | コメント (2) | トラックバック

2006年11月27日

11月27日 抱きの一本立ち

大引け(15時40分)

日経平均 15,885.38 △150.78

後場寄りから目先筋の利益確定売りが出るものの15,800円を割り込む水準では底堅く、売り物をこなして大幅反発。2時前には一段高となり、引けにかけても強い動きが続きました。日足では包み陽線。はらみ抱き上げはらみを包む大陽線で、抱きの一本立ちの可能性が高いと思われます。
明日寄付きで15,850円を維持出来れば切り上がっていく雲下限を追いかける展開が予想されます。今回の上昇トレンドの上値目処は16,550円近辺となります。

15,900円オーバー水準で半分利確しました。買い玉抱えすぎていたため、上がるにしても下がるにしても動きが取りにくかったのですっきりしました。底打ち反転の可能性が非常に高い抱きの一本立ちであるため、明日・明後日あたり雲下限に上値を押さえられて短期の調整局面を迎えることとなれば、再び追撃の買いを行うつもりです。

前引け(11時50分)

日経平均 15,803.93 △69.33

安寄りした日経現物ですが、急激に切り返す動き。現時点で包み陽線になっています。15,760円を割り込まず高止まるようなら明日上寄りから上昇トレンドへの転換も視野に入ってきます。

下影を下回る寄り付きとなりましたが、ザラバ足での下抜けとはならなかったため寄り付きでの取り引きはありませんでした。あそこで買えるなら今頃大金持ちなんでしょうが、絶好の買い場と思っても足がすくみますね。少し上で大きな買い玉を抱えていることが今日の寄り付きで買えなかった理由の一つです。底入れからの反発を期待したいです。


寄り付き前
(8時30分)

NYダウ 12280.17 ▼46.78
NASDAQ 2460.26 ▼5.72
CME225 15615 ▼115
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り4530万株、買い4060万株
差し引き470万株の売り越し

NY市場は反落。MACDのDCが見えてきています。ダウは高値保ち合いから陰線で下抜け。ダウ・ナスダック共に25dMAまでの調整が考えられます。CME225先物は100円を超える下げ幅での返り。寄り付きを底として包み陽線に向かう動きとなるか、下抜けから15,400円を目指す展開となるかに注目されます。分岐点は金曜日の下影、これをザラ場下回ってくるようならもう一回セリングクライマックスが来るかもしれません。

含み損を膨らませることになるかもしれませんが、今日は買い玉キープするつもりです。ただし、下影を下回る動きとなったときは繋ぎの売りを行います。

投稿者 ronjin : 08:15 | コメント (0) | トラックバック

2006年11月26日

11月第4週

月曜寄付き 16,004円
高値    16,036円
安値    15,639円
金曜引け値 15,734円

4日立ち会いとなった11月4週です。月曜寄付きギャップダウンから大幅安となり、ちょっとしたセリングクライマックスのような一日となりました。火曜日にはらみ陰線、水曜日に包み大陽線となって反発期待が高まったんですが、金曜日に安寄りから下値を割り込んで下影はらみ陰線となりました。
波高き線であり、底の雰囲気を醸し出してはいますが、日経平均のチャートだけでは底入れとは言えない形となっています。

11月第5週・12月第1週予想
予想上限 16,080円
予想レンジ 15,640円〜16,080円
予想下限 15,210円

2006Y11M26D-1

現時点の日経現物チャートは上昇トレンドの底が割れた状態であり、15,450円〜15,200円近辺までの下落の可能性を示唆しています。ただしその水準では最も弱いシナリオであったとしても、もう一度16,000円を超える水準までの反発が予想されます。
一方TOPIXのチャートは弱い上昇トレンドを継続しており、現水準はその下限付近にあります。月曜日に安値1,528ポイントを下回らず引け値で1,535ポイントを超えてくれば、一段と底打ち反発の可能性が高まります。再び包み陽線となるようならば今回の下落相場の始まり(長大線後の包みはらみの包み線)と同じような形となり、高い確率で反発が期待出来ます。
NY市場は金曜日に反落しており、CME225先物は15,615円と現物金曜日の下影を下回る水準で帰ってきています。にもかかわらず、もし週初金曜下影を割り込まない寄り付きとなったときは買い場となるかもしれません。

決めごとに従わず持ち越すとやはり痛い目見ますね。どう頑張っても週初寄付きは金曜引け値より下でしょう。月曜寄付き15,700円を下回れば売りだと思っていたんですが、ここは突っ張ります。つーか寄り付きで100円も下がられたら売り場もなくします。平均買値15,730円近辺であり、最も弱い動きであってもあと500円。その後の反発を考えれば下ヒゲ割った時点で繋ぎ売り、15,450円・15,200円を底に反発の動きとなれば繋ぎを外そうと思っています。

投稿者 ronjin : 22:03 | コメント (0) | トラックバック

2006年11月24日

11月24日 波高き線

大引け(16時50分)

日経平均 15,734.60 ▼179.63

後場切り返す展開。一押しした後分足雲中に入って保ち合う。日足でははらみ線、なんとも読みにくい線です。波高い線に見え、引き続き戻りを試す直前に感じられます。TOPIXの安値が昨日と同値となったことから短期ダブルボトムにも見えます。

難しいです。結局買い玉持ち越しました。月曜寄付きで15,700円を割れてくるなら諦めます。どうも底に見えて仕方ありません。ただ月曜日の大陰線と今日の日経現物底値割れはいずれも想定外だったため、私の今の見立てはそれほど当てにならないかもしれません。週末にもう一回組み直してみます。

前引け(11時30分)

日経平均 15,694.55 ▼219.68

大証先物はCME225先物終値をさらに下回っての寄り付き。現物突っ込み止まらず分足雲下限を割り込んだ後弱い保ち合いから一段安。15,650円を割り込んだ水準では買い戻されていますが一昨日比200円を超える下げ幅になっています。後場分足雲下限に押さえられる展開となりそうですが、引け値15,770円近辺となれば週足ベースでの目先下限到達となります。

寄り付き買い場と見て買い建て。突っ込み止まらなかったため雲下限保ち合いで今日買った分はLCしました。前引け際に戻り歩調となったため買い参戦。いやぁやられました。逃げ場のある突っ込みだったのでまだ傷は浅いですが、正直下に抜けるとは思ってませんでした。今日の引けで15,750円を回復出来ないようなら全買い玉手じまいます。


寄り付き前
(8時30分)

11月22日(23日は感謝祭)
NYダウ 12326.95 △5.36
NASDAQ 2465.98 △11.14
CME225 15800 △60
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り3570万株、買い4080万株
差し引き510万株の買い越し

NY市場は続伸。ナスダックは首つり線にも見えるため再び調整、もしくは天井からの急落に注意が必要です。CME225先物は大証終値比60円安、現物終値からは100円を超える下げでの返り。日経現物は雲下限が上値抵抗線として意識されます。反発確定するためにはザラ場ベースで一昨日の下値を下回らないことが必須となります。
短期的には16,790円を下回らない寄り付きとなったときは上昇トレンド継続となります。前場15,750円を下回ることとなれば分足雲下限を割り込むこととなるため弱気転換となります。

寄り付き軟調となりそうですが、目先底を16,770円に置いて買い向かおうと思っています。再び雲下限に近づくことがあれば全買い玉利確、15,700円を下回ることとなればLCを行います。ナスダックが一層天井感を強める中、週末に買い玉持ち越すのは怖いという気持ちもあるため、値段に関わらず引けで処分することも考えています。
TOPIXは底打ち反発の様子を見せていますが日経平均はいまだ15,400円までの下落可能性が残っています。読みにくい相場展開です。こういうときはそもそも参加しないか、目をつぶって信念に乗っかるかどっちかですね。私は買いに乗っかります。

投稿者 ronjin : 08:11 | コメント (4) | トラックバック

2006年11月22日

11月22日 逆襲の陽線?

大引け(11月23日0時30分)

日経平均  15914.23 +180.09

後場寄りから一段高。底値を確認して大幅高となりました。日足では昨日の陰線を包む大陽線。TOPIX下値サポートラインからの反発であるため逆襲の陽線の可能性が高いと言えます。本格的な上昇相場に向かうためには少なくとも一回の押しがあるとは思いますが、ひとまずは底を打ったと見ていいのではないのでしょうか。

現物大引けで半分利確しました。雲下限の上値抵抗ラインが気にはなりますが、とりあえずは買い玉持ち越しです。

前引け(11時10分)

日経平均 15,751.29 △17.15

寄り付小幅安で始まった後上昇。雲の薄い部分を抜けた後はサポートを確かめながら保ち合いというところです。hMAが極めてまとまっており両仕掛け共にセンシティブになっています。どちらかと言えば上放れる可能性が高く、後場この水準を割り込まない動きとなれば引けにかけて急騰する可能性もあります。

寄り付き直前に先物気配が急激に切り下がったため、絶好の買い場と見て寄り付き買い。15,700円を割り込んだ水準で買い増しです。僅かに窓を埋め残した形ですが目先底値に達したと判断しています。逆に言えばもし後場売り仕掛けから値を崩すこととなれば再び大きな投げ相場となる可能性があります。現物窓埋め水準を突っ込むことがあればLCを行います。


寄り付き前
(8時30分)

NYダウ 12321.59 △5.05
NASDAQ 2454.84 △2.12
CME225 15775 △75
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り3740万株、買い2620万株
差し引き1120万株の売り越し

NY市場は小幅高。高値保ち合いを経て上抜けするのか調整するのか感謝祭明けに一段高となるのか、相変わらず読めない動きです。何か切っ掛けがあれば大幅調整もあるのでしょうが、今のままだと引き続き底堅い動きになりそうです。
CME225先物は大証終値比75円高での返り。TOPIXが下値支持線に到達している状況です。今日の引け値で昨日の引け値を上回ってくることとなれば一旦戻り歩調となることが確認されます。

日経平均の寄り付きが15,800円付近となり15,750円を割り込まない動きとなれば雲下限までの戻りが意識されます。ザラ場下値を試すとしても、9月末に空けた窓下限15,666円を下値と見て短期的な買いポジションで臨みたいと思っています。

投稿者 ronjin : 08:31 | コメント (0) | トラックバック

2006年11月21日

11月21日 陰の陰はらみだけど…

大引け(17時)

日経平均 15,734.14 △8.20

後場寄り少し買われたものの前場高値を抜けず、引き続き小弱い展開でした。保ち合ってはいるのですが上値下値共に切り下げる動きです。ただ、15,700円を割り込ませようとする動きには抵抗もあり、一気に売り崩されることにはなりませんでした。日足では陰の陰はらみですが、下影で昨日の安値を下回っているため強い反発シグナルとは言えません。TOPIXおよび現物引け後の大証先物は小幅安での引けとなっており、日経現物のはらみ線には捕われない方がいいように思います。
引き続きhMAは揃って下向きであり、明日現水準での寄り付きとなった場合は一段安となる可能性が高いでしょう。その場合の下値目処は15,430円・15,230円となります。しかし明日15,800円付近での寄り付きとなった場合は短期的な上昇トレンドへ移行する可能性が出てきます。下値15,750円を割り込まず上値追いとなれば日足雲下限15,950円近辺までの反発も想定されます。

後場15,730円・15,720円と買い下がりを行ったんですが、一旦反発後昨日の安値を下回る動きとなったため今日買った分を15,710円でLCを行いました。持ち越し買い玉が残っています。

前引け(11時40分)

日経平均 15,789.02 △63.08

前場狭い範囲での保ち合い。前引けには下りてきた分足雲下限に到達です。hMAもまとまってきてはいますが短期の上昇トレンドに転換するためには今しばらくの時間が必要に見えます。後場15,800円を上回る水準で保ち合うことができるようなら、明日にかけて反発期待は高まります。分足雲に頭を抑えられて推移するようなら、再び上値の重さを嫌った売りから値を崩す展開が予想されます。

CME終値を下回って15,760円での寄り付きとなったため、急落も意識して半分売り処分しました。その後意外と底堅い動きになっていてちょっと失敗したかなぁとも思ってますが、仕方ありません。分足雲上限に出てくる動きとなれば再び買い増すことも考えています。


寄り付き前(8時30分)

NYダウ 12316.54 ▼26.02
NASDAQ 2452.72 △6.86
CME225 15810 △90
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り4740万株、買い4240万株
差し引き500万株の売り越し

NY市場はまちまち。昨日とは逆にダウは一休み、ナスダックは反発の動きとなりました。相場を引っ張る主役が入れ替わりながら底堅い推移となっています。CME225先物は90円高での返り。強いNYに比べてかなり弱く見える日本相場ですが、昨日の大陰線はひとまず投げを誘ったように見え、まずは戻りを試す展開が予想されます。ただ、日足雲下限が上値抵抗ラインとして機能することが予想されるため、買い方は同水準での利益確定を意識したいところです。
寄り付き前動向は売り越しながら買い方出動の様子も見て取れます。11月高値から始まった下落トレンドもそろそろ一旦底打ちとなるのかもしれません。

買い玉持ち越し中です。まずはCMEが高戻りしてくれてホッとしてます。雲下限までの戻りとなった場合買い玉整理します。再び15,770円割れとなればさらに下値を売り叩かれる可能性もあるため半分LCの売りから15,400円近辺までの下げを待って買いに出ようと思ってます。

投稿者 ronjin : 08:25 | コメント (0) | トラックバック

2006年11月20日

11月20日 セリングクライマックス(1回目)

大引け(17時10分)

日経平均 15,725.94 ▼365.79

後場寄りから一段売られ、引けにかけてさらに一段売られる展開でした。買い方の投げも誘いセリングクライマックスの様相も呈しています。先週月曜日に出した十字線の下値を下回ったことで一気に投げが加速しました。直近の下値目処と見ていた15,770も割り込んだことから、次の節目15,300円近辺までの下落が視野に入ってきました。今日の急激な下げの反動で、明日反発となったとしても安易に買いに回るべきではないでしょう。

後場買い下がり。15,750円・15,720円で買い増しです。買いで利益を出すというよりはナンピンからゼロロスに動くつもりでいます。新規で建てるなら戻りを売って15,400円を目指すか、15,400円付近から買い出動がいいのではないでしょうか。

前引け(11時30分)

日経平均 15,876.78 ▼214.95

ギャップダウンでの寄りからジリジリ値を下げる展開。10時40分頃に先物売り崩しから急落、日足雲下限も割り込んでいます。ザラバ足での節目突っ込みであるため、短期的なリバウンドも期待出来ます。ただ、今日の引け値で16,980円を超えてこないようならば16,770円近辺までの下落が想定されます。

15,950円で打診買い。ザラバ足先物主導での突っ込みだったため15,870円で買い増し。最悪15,750円まで買い下がります。


寄り付き前
(8時40分)

NYダウ 12342.56 △36.74
NASDAQ 2445.86 ▼3.20
CME225 16055 ▼15
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り3730万株、買い3140万株
差し引き590万株の売り越し

NY市場はまちまち。ダウは連日の高値追い、ナスダックは5dMA上での調整となっています。CME225先物は大証終値比15円安での返り、現在気配は金曜引け同値となっています。窓を埋めたことで調整完了となって反発するのか、さらに下値を伺うのか注目されます。いずれにせよ遅行線のC'線タッチまでは本格的な買いは見送るべきでしょう。

突っ込むのかジリ下げか戻りを試すか読みにくいですね。まずは様子見です。15,950円割れには打診で買い向かい、16,300円超えには売り向かいで臨もうと思います。

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2006年11月19日

11月第3週

月曜寄付き 16,016円
高値    16,373円
安値    15,913円
金曜引け値 16,091円

下放れた月曜寄付きとなりましたが、なんとか持ち直して放れ十字線で月曜日を終えると、予想以上のGDP値を受けて放れ陽線の火曜日へと繋がりました。ただ、週足雲上限である16,370円を超えてくる動きにはならず、水曜日から3日連続の陰線。金曜日には捨て子を拾いに行く動きとなりました。週足では上影の長い小陽線、前週陰線の下で寄って下で引けた一週間です。

11月第4週予想
予想上限 16,370円
予想レンジ 15,900円〜16,300円
予想下限 15,750円

下落トレンドが継続しています。月曜日に捨て子線を出したことで反発期待も高まったのですが、節目である週足雲上限を抜けなかったことで再び弱気台頭というところです。毎週同じことを書いてますが遅行線のC'線タッチなしでは本格的な上昇トレンドへと転換することはないと思ってます。

2006Y11M17D

金曜日のCME225先物は16,055円での返りとなっています。この水準での大証先物寄り付きとなれば現物は16,080円を割り込んだ寄り付きとなるでしょう。NY市場の高値警戒感も相まって地合いとしては売られやすい状態となっています。小窓を空けての寄り付きとなれば15,900円近辺までの下落も想定されます。ただ、週初引け値が16,000円水準となれば遅行線のC'線タッチとなり、16,600円を目指した上昇トレンドへと転換する可能性が高まります。翌日上寄りするようならば買いとなりますが、しばらくは雲上限に上値を押さえられる神経質な動きとなるのではないでしょうか。
もし、遅行線がC'線にタッチした翌日に窓を空けて下落することとなれば15,770円付近までの下落からボックス相場への移行。さらに戻り局面でX線を超えず反落となった場合は大きな下落相場への移行が想定されます。
最も弱いシナリオは徐々に上値を切り下げながら15,300円を目指す展開です。週足窓を全く埋めるそぶりのない現状では、このシナリオの可能性も決して低くありません。その場合は15,300円付近を底値に16,300円付近まで戻りを試した後、本格的なトレンド決定を行うこととなります。もっともこの判断が行われるのは少なくとも一ヶ月以上先になるので、そのときにまた記述します。

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2006年11月17日

11月17日 捨て子拾い

大引け(17時10分)

日経平均 16,091.73 ▼72.14

後場寄りから急激に買われるものの分足雲上限に届かず反落。下げ足を速めて捨て子を拾いに行く動きとなりました。日足ではつたい線、三本連続の陰線となりました。捨て子を拾ったことで目先下値不安は後退したことは確かです。来週寄り付きで16,080円を超えることとなれば反発の一週間となるかもしれません。詳しくは週末エントリにて。

後場寄りから急騰したもののC'線に届かず反落したことから、窓埋め買い指しを継続しました。突っ込みで先物も窓を埋めたため買い戻しに成功。現在キャッシュポジションです。

大平洋金属(5541)
後場寄りから買われたんですが、分足雲下限に押さえ込まれましたね。日足では下影包み陰線となっていますが、遅行線が上昇トレンドの下限を割り込んでいます。一目均衡表では三役逆転となり、先安感が一気に強まる形となりました。月曜寄付きで922円を超えて引け値で918円を下回らない動きとなれば上昇トレンド継続となりますが、寄り付きから日足雲下限917円を割り込んでの動きとなれば850円近辺までの下落も視野に入ってきます。買値900円を下回るなら撤退します。850円近辺では再び買い参戦予定です。

前引け(11時20分)

日経平均 16,129.93 ▼33.94

小高く寄り付いた後は昨日終値を底に小さく揉み合う展開でしたが、先物売り崩しに連れて一段安となりました。前引け間際には少し買い戻されています。75dMAが抵抗ラインになってるようですね。下窓埋め水準では売り玉買い戻し場と見ますが、ドテンの買いにいくのは躊躇されます。

寄り付きでC'線及び雲上限を下回ったことから売り玉キープで様子見。先物窓埋め水準16,080円で買い戻しの指しを入れていたんですが直前で反発して成らずで終わっています。引き続き先物窓埋め水準での利確買い戻しを行います。もし大きく売り込まれて現物15,980円を割り込むこととなれば買い向かうつもりです。

大平洋金属(5541)
10月17日エントリにて売り判断から18日・19日と売りを行った同銘柄ですが、やっと買い戻すことができました(900円買い戻し、同値ドテン買い。全然短期じゃなかったです(笑))。途中何度も踏まされそうにはなりましたが、結局は19日が引け値ベースでの高値となって「始め処女の後脱兎」という形で下落となりました。現水準は上昇トレンドラインの下限をザラ場で割り込んでいる水準であるため、売り玉利確からドテン買いの急所と見ます。920円付近での大引けとなった場合、上昇トレンドライン下限での引けとなると同時に下影付き最後の抱き線となり、来週決算発表に向けて先高感が強まるチャートとなります。


寄り付き前(8時40分)

NYダウ 12305.82 △54.11
NASDAQ 2449.06 △6.31
CME225 16240 △60
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り4090万株、買い3750万株
差し引き340万株の売り越し

NY市場はまたまた続伸。ナスダックは気迷いの星を出していますが、売り建て場というよりも利益確定場という雰囲気です。CME225先物は大証終値比60円高での返り。今日のC'線は16,270円近辺にあります。寄り付きでこれを超えててくるようなら再び16,370円を目指す動きに、下回ってくるようならば雲上限を試す動きになるのではないでしょうか。上下の抵抗帯の幅が狭くポジションがとりにくい水準です。小さな値動きを狙いにいくと振り回しに投げ・踏まされることが多くなります。半日足節目越えに注意してポジションをとりたいものです。

現在の大証先物気配はCMEの終値を少し上回る水準での推移となっており、C'線を超えるかどうかというところです。現物寄り付きがC'線を超えてくるなら売り玉買い戻しから16,370円水準まで様子見、超えてこないならそのまま様子見。感情的には下げる気がするんですが、自信が持てません。遅行線のC'線割れには向かいます。

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2006年11月16日

11月16日 つたい線

大引け(17時50分)

日経平均 16,163.87 ▼79.60

前引け水準で寄り付いた後場ですが、あっさり分足雲を割り込む動き。一旦16,300円水準まで戻すもののネジレ部分の雲下限に押さえられる形となり下げ足を速める。結局は今日の安値圏での引けとなりました。
日足では下げ足のかぶせ線に続く陰線、つたい線です。C'線を明確に下回りましたが、5dMA・雲上限に下値をサポートされています(いずれも僅かに割り込んでいますが)。明日寄付きでC'線を回復できないようであれば捨て子を拾いに行く可能性が高いでしょう。もし、雲中で寄り付くことがあれば同時に5dMAを下回った寄り付きとなるため、雲上限に上値を押さえられて16,060円に止まらず15,950円近辺までの下落も視野に入ってきます。

後場売られて戻した水準、ネジレ部分の雲下限で跳ね返されたところは絶好の売り場でした。が、残念なことに16,300円では売り逃してしまいました。逆張りに意識が行き過ぎてたようです。結局16,250円割れ水準でほんの少しの売り建てです。明日雲中寄り付きとなるなら売り増から短期の値幅稼ぎに動こうと思っています。

前引け(12時)

日経平均 16,316.28 △72.81

分足雲を下回って寄り付いた後一時買われるものの16,370円近辺では上値重く、前引けにかけて押される展開です。午後1時過ぎには分足雲のネジレが生じるためこの時間帯に下抜けする可能性もあります。捨て子の親は去りがたしという雰囲気ですが、あまり上値が重いと捨て子を拾いに行く可能性も十分考えられます。

後場寄りで16,370円超えでは買い、16,250円割れでは売りに付きたいですが、現水準ではどちらも難しそうです。ザラバ足での抵抗帯突破は多くの場合揺り戻しが起こるため、動きの中で抵抗帯を突破した時は朝書いた上値・下値目処での逆張りも考えています。現在キャッシュポジション、様子見継続中です。


寄り付き前(8時30分)

NYダウ 12251.71 △33.70
NASDAQ 2442.75 △12.09
CME225 16350 △80
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り3880万株、買い3760万株
差し引き120万株の売り越し

NY市場は続伸。さすがに上ヒゲを残す動きですが、底堅く推移しています。CME225先物は大証終値比80円高での返り、再び16,370円にトライすることとなるでしょうか。
昨日のかぶせ線を上抜けることとなれば、同時に週足雲上限を上抜けることとなるため16,450円近辺からひょっとしたら16,600円までの上昇も見込めます。昨日一度トライしているこの水準を抜けるためには、それなりのパワーが必要であり、上値が重い展開となれば再びC'線への動きとなると考えています。

C'線から16,370円の範囲での動きは様子見に徹しようと思っています。前場・後場寄付きでどちらかの線を超えてくる動きとなれば付いていこうと思っています。直近の上値目処は16,450円、下値目処は16,060円と考えています。

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2006年11月15日

11月15日 かぶせ線

大引け(17時30分)

日経平均 16,243.47 ▼46.08

前引けと変わらない水準で寄り付いたものの徐々に分足雲下に入る。その後は雲下限に頭を抑えられた動きとなり、引けにかけては下値支持となっていた16,250円を割り込んでいます。日足ではかぶせ線、どちらかと言えば下げ足のかぶせ線となります。週予想図のC'線と16,370円の二つの抵抗線に挟まれた動きとなりました。
明日、今日の引け値水準での寄り付きとなればC'線を下回っての寄り付きということになります。その場合、雲上限で一時反発することも考えられますが、基本的には16,060円までの下落は想定され、捨て子を拾いに行く動きとなるでしょう。もし明日、日足雲中で引けて翌日雲中で寄り付くこととなれば、雲上限を上値抵抗ラインとして遅行線のC'線への動きとなる可能性が高まります。どこかで遅行線がC'線にタッチすることとなれば、その日が10月27日から始まった下落トレンドの終了日となる可能性が高いと考えています。

後場取り引きなし。キャッシュポジションです。明日の寄り付きでC'線を下回ることとなれば売り建て参戦予定です。

前引け(11時30分)

日経平均 16,295.65 △6.10

寄り付き16,370円を超えれなかったことから、同水準が上値抵抗ラインとして機能しました。前場途中からは上値の重さを嫌った売りが出て16,300円水準までの下落となっています。
後場16,290円を割り込む寄り付きとなった場合、雲下限に上値を押さえられて下げ足を速める可能性も高まります。ただし16,200円〜16,250円水準には下値サポートエリアもあるため、積極的に売り建てるよりは買い玉利確から次の一手を見極める時期となりそうです。戻り一巡から捨て子を拾いに行く動きも意識したいところです。

CME225先物から予想していたより安い寄り付きとなった大証先物ですが、とりあえず半分寄り付き利確売り。上値の目処として意識していた現物16,370円近辺で重い展開となったため同水準で残り半分も売りました。現在キャッシュポジションです。後場寄り16,290円割れなら売りたい気持ちもあるのですが、明日の寄り付き16,200円割れを待ってのポジションとなるかもしれません。


寄り付き前(8時40分)

NYダウ 12218.01 △86.13
NASDAQ 2430.66 △24.28
CME225 16400 △100
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り4860万株、買い4590万株
差し引き270万株の売り越し

NY市場は続伸。ダウは引け値ベースでの12,200ドル超えとなりました。ダウ・ナスダック共に高値圏での三本連続陽線となっており、目先過熱感から調整の可能性があります。
CME225先物は大証終値比プラス100円での返りとなっており、この水準で寄り付くこととなれば日足連続二空となり、買い玉手じまいの急所となります。16,400円〜16,450円近辺には分厚い抵抗帯が存在することから一気の上抜けは難しいのではないでしょうか。ただ、現物寄り付きで16,370円を超えることがあれば週足雲上限を超えた寄り付きとなるため、目先上値追いとはいかないまでも底堅い展開となる可能性も出てきます。

売り時難しいですが、とりあえず寄り付きで半分利益確定の売りを行います。あとは様子を見ながらとなります。

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2006年11月14日

11月14日 戻りを試す(捨て子線の後)

大引け(16時30分)

日経平均 16,289.55 △267.06

後場寄り一段買われた後は押され、16,250円〜16,300円の範囲での保ち合い相場。引けにかけて消極的な雲入りするものの雲を嫌って上抜け、高値圏での引けとなりました。引き続きダウントレンドの中の戻り局面であるという意識は必要ですが、昨日の放れ十字陽線が捨て子線となったことで、目先一段の上値追いも意識されます。次の押し局面で16,060円を割り込まない動きとなれば再び17,000円を目指す動きとなるでしょう。まずは週窓二空を埋めたということを確認して、高値掴みには気をつけたいものです。

16,260円の突っ込みが買えました。もうちょっと落ちるかなと思っていたのですが、今日は強かったですね。打診の買いポジションです。明日続伸したとしても16,400円近辺には上値抵抗ラインが多く存在するため、その水準では利益確定の売りを考えています。16,160円を割り込む寄り付きとなった時はLCを行います。

前引け(11時50分)

日経平均 16,292.62 △270.13

寄り付き16,060円を大きく超えて寄り付いたあと続伸。16,300円水準では上値の重い展開になっています。現水準は実線がC'線を超えています。後場の動きでC'線を伺う展開となるかもしれませんが、オンザラインもしくはその前後は押し目買い水準となる可能性が高いと思っています。

16,260円,16,310円で利益確定の売り、現在キャッシュポジションです。後場続伸して16,370円を伺う展開となれば売り立て、押して16,250円を見に行けば買い建てで参戦するつもりです。


寄り付き前(8時30分)

NYダウ 12131.88 △23.45
NASDAQ 2406.38 △16.66
CME225 16040 △30
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り3000万株、買い2540万株
差し引き460万株の売り越し

NY市場は続伸。ナスダックは被せの上抜きとなりました。天井天井と思わせながらすぐに切り返す今のNY市場は相当に強いのかもしれません。一方CME225先物はNYに比べると少し弱いようです。今日の寄り付き前には7-9月期GDPの発表があり、数字次第では寄り付きで大きな動きを見せる可能性が高いです。テクニカル的には16,060円を超えた寄り付きとなるか雲中での寄り付きとなるかに注目されます。

16,250円水準では買い玉利確を行う予定です。下には付いていきます。昨日の下影割れば一旦LCですね。

8時50分追記
GDP+2.0%
ビッグポジティブサプライズです。現在先物気配16,200円に迫る勢いです。

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2006年11月13日

11月13日 捨て子線?

大引け(18時10分)

日経平均 16,022.49 ▼89.94

後場ギャップダウンで寄った後買われる。分足雲下限では一時押されるものの再び雲中へ。hMAの収束が見られます。明日高寄りから陽線となれば、今日の日足は捨て子線ということになりますが、これをもって下落トレンドが終結したとは言いきれません。ただTOPIXが下値目処としていた1,560ポイントにタッチした後反発したことから、日経平均を含めて今日の安値が目下の下値として意識されることとなります。
明日寄付きで16,060円を超えてくるようなら、今日を底値に下げ止まりから16,200円を目指す動きが予想されます。その水準で上昇加速シグナルが出れば上昇トレンドが決定することとなります。逆に明日雲中で寄り付くことや、ザラ場中に今日の下値を割り込むようなことがあれば、雲下限から15,750円水準までの下落が予想され、ボックス相場への移行が予想されます。
今日は3ヶ月以上ぶりに実線が75dMAを下回り、上値をこれに押さえられた形となっています。明日寄付きから75dMAを超えてくれば問題はないのですが、明日も頭を抑えられるようだとしばらく上値の重い展開が続く可能性が高まります。
遅行線がC'線にタッチしていない(一度は割り込みましたが)ことから完全に下げ止まりとは言えないのですが、今日の下放れ十字小陽線は反発を期待させる線です。戻り・押しの過程を経てC'線への遅行線タッチとなれば底打ちから再び上昇トレンドへと復帰するのではないでしょうか。

現物が捨て子線の様相を呈したので、先物引け際に買い増しを行いました。ひょっとしたら先物は寄り引け同値となるんじゃないかと期待して16,000円で待ってたんですが、結局ならずで16,020円での買い増しとなりました。前引け際に買ったのと合わせて結局16,000円付近での買い玉となったため、結果的には寄り付きドテン買いと同じことになりました。

前引け(12時)

日経平均 15,948.20 ▼164.23

雲上限付近での寄り付きから16,000円を底にした小幅な値動きだったんですが、前引けにかけて16,000円を割り込む動きとなりました。遅行線のC'線タッチまでもう一息というところですね。今日安値引けでC'線タッチとなれば一旦底打ちの可能性も出てきます。TOPIXも目処となる16,0001,560ポイントに接近してます。今日の後場、明日の前場辺りは絶好の買い場となる可能性もあります。

予想していたより安く、雲上限付近での寄り付きとなったため売り玉一旦買い戻しを行いました。前引け近くの売り仕掛けには打診買いで向かい。現在少し買いポジションです。明確なC'線割れに売りが間に合えば一旦投げる可能性もありますが、基本的には買い下がるつもりです。


寄り付き前(8時40分)

NYダウ 12108.43 △5.13
NASDAQ 2389.72 △13.71
CME225 16090 △10
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り2590万株、買い2870万株
差し引き280万株の買い越し

NY市場は反発。崩れそうで崩れないですね。ダウは弱くナスダックは強い雰囲気を感じます。CME225先物は大証先物比プラス10円での返り。日経平均は引き続き雲上限を目指す動きとなりそうです。目処となる水準は昨日の図から日経現物16,060円・雲上限・雲下限・15,750円。またTOPIXの1,560ポイント水準にも注意が必要です。

大証先物の現在気配は金曜引け値を下回っています。現水準での寄り付きとなれば日経現物はギャップダウンして16,060円を割り込む寄り付きとなるため、一気に下げ足を速める可能性もあります。ただ節目では下げ止まりから急反発となる可能性もあるため上記水準での反発の動きとなった時は売り玉買い戻しを行う予定です。反発水準次第では買い建て参戦も考えています。

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2006年11月12日

11月第2週

月曜寄付き 16,278円
高値    16,512円
安値    16,094円
金曜引け値 16,112円

前週金曜日の陽線を包む陽線で始まった一週間でしたが反発の動きとはならず、火曜日には上寄りからの向かい合わせ線。続落の水曜日を経て波高き線ながら節目を割り込む動きへと続きました。
先週時点で存在した下値サポートラインB'線を遅行線が割り込んだことから7月安値から始まった急上昇トレンドは終了することとなりました。

11月第3週予想
予想上限 16,550円
予想レンジ 15,750円〜16,370円
予想下限 15,750円

月曜日の陽の陽包みは比較的強い大底・反発シグナルです。週後半にこの下値を割り込んだことから、このシグナルはダマシとなりました。買いシグナルがダマシとなったとき、そのシグナルが強ければ強い程、大きく売り込まれる可能性が高まります。

2006Y11M11D

次の下値支持線として機能するのはC'線です。遅行線がこのラインにタッチして反発することとなれば、引き続き緩やかな上昇トレンドが継続するということになります。ただ前週空けた週窓を埋めずに下値を切り下げてる現状はかなり弱く感じられ、C'線も鉄板の下値支持線とならないかもしれません。もし雲上限で踏みとどまった翌日に窓を空けて雲に突っ込む下落となれば、弱い上昇トレンドシナリオから15,600円〜17,000円ボックス相場シナリオへと移行することも考えられます。
誰もが雲上限での反発を予想している状況ですが、上述したように今の日本相場はそういった予想より弱いかもしれません。さすがに雲上限では下げ止まりから一時的に反発する可能性が高いため、売り玉買い戻しの急所であることは間違いありませんが、打診買いを越えて積極的に買い転換することは控えた方がいいでしょう。Cトレンドが生き残った場合、次の上値目処は17,000円超えとなるためトレンド継続確定の実線C'線超えから買い出動しても十分値幅は取れるものと考えています。
先週金曜日の動きは多くの投げ予備軍を残した可能性が高く、売り仕掛けに反応しやすい地合いであると考えられます。しかし週初窓空けて下落した場合、週足二空・ランニングギャップとなり、さすがに一度は窓埋めに動くことが予想されるため、セリングクライマックスから急反発となる可能性も低くありません。そのため雲上限では売り玉買い戻しから短期のドテン買いに出るのも悪くないと思っています。ただし、確実な反発シグナルが出るまでは買い建ては短期のリバウンド狙いであることを意識し、基本的なスタンスは売りポジションを継続するべきだと考えています。

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2006年11月10日

11月10日 波高き線

大引け(17時20分)

日経平均 16,112.43 ▼86.14

後場寄付きから少し売られた後、先物主導での急上昇。一時16,300円に接近するも機械受注統計が予想を大幅に下回る結果であったことと、基調判断を下方修正したことを切っ掛けに急落。結局安値圏での引けとなりました。
日足では上影の非常に長い十字小陰線。ただし下値は昨日の安値を下回ることなく引けました。昨日に引き続いて波高き線となり天底の兆しを見せています。近いうちに反転シグナルが出ることとなればポジションは買い転換となります。

2時まで待てば簡単に突破出来る分足雲を、わざわざ分厚いところを抜けてきたことから不自然さを感じていました。それでも雲上限で押された後の雲突破局面16,220円では一旦LC買い戻しを行ってキャッシュポジションへ。その後踏み上げを誘った後16,300円を頭に保ち合ったのを見て16,270円での売り建てから週跨ぎの持ち越しです。
前引け時点では今日起こったことと反対のことが起こる可能性が高いんじゃないかと思ってました。つまり、機械受注統計発表前に先物の売り叩きが行われ、日足雲上限までの下落となった後、発表を受けて急上昇になるのではないかと。前引け時点で今日のシナリオを記述出来なかったことは残念ですが、いずれにしても重要指標発表前の先物主導の急騰急落は逆向かいの急所だと思っています。
値動きに釣られて買ったた小口が急落に間に合わず買い玉を残していることも予想され、売り仕掛けに反応しやすい地合いだと考えられます。来週前半には売り仕掛けからちょっとしたセリングクライマックスとなる可能性もあり、大陰線をもって底値を付けることも考えられます。

前引け(12時)

日経平均 16,140.11 ▼58.46

弱く寄り付いた後、一時分足雲中までの上昇。その後は16,100円〜16,200円の保ち合いながら徐々に上値下値を狭めてきています。引き続き4hMAは下向きであり、短期的なダウントレンドは継続しています。午後2時には機械受注統計の発表を控えており、またその時間帯には分足雲が極めて狭くなるため、発表を受けた急上昇も気に留めておくべきでしょう。もしそれ以前に日足雲上限近くまでの下落となっていた時は、買いの急所となるかもしれません。

なんだかんだで結局16,180円での先物寄り付きとなりました。寄り付き売り建てから戻りの16,210円での売り増し、持ち越しです。現物16,100円が予想以上に強い抵抗ラインとなっていますが、ここまで来たなら実線雲上限・遅行線C'タッチまでの下落の可能性が高いと思っています。現物16,250円を超えてくればLC予定です。


寄り付き前(8時30分)

NYダウ 12103.30 ▼73.24
NASDAQ 2376.01 ▼8.93
CME225 16150 ▼100
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り3090万株、買い3670万株
差し引き580万株の買い越し

NY市場は反落。5日移動平均線上での動きだが、ナスダックは高値圏でのかぶせ線となっており、上値の重い展開へと移行しそうな雰囲気です。CME225先物は100円安での返りとなり、C'線の下での寄り付きとなりそうです。やはり一旦16,000円付近までの下落となるように思います。

寄り付きから16,210円までは売り上がり予定です。16,000円近辺から15,900円にかけては買い下がってドテンに向かおうと思っています。

845分追記
先物気配が上昇してますね。現在16,230円まで上がっています。現物寄り付きで16,210円を超えてくるようなら売り立ては見送りです。

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2006年11月09日

11月9日 弱い上昇トレンドへ

大引け(18時)

日経平均 16,198.57 ▼17.17

後場ギャップダウンでの寄りから戻りを試すも16,200円を上回れず売り押される展開。2時過ぎからは急激に買い戻されるが結局は分足雲下限、及び16,200円に押さえられての引けとなりました。引けにかけての急騰は先物主導での上昇であり、売り方踏み上げを誘って現物引け後も先物は上昇、16,250円での引けとなっています。仕掛けたのは160プットを売ってる向きでしょうか?
日足では下影の長い十字小陰線となりました。昨日の図で見ると、遅行線はB'線の下で寄り付いて下で引けています。このことから、急な上昇トレンドからは脱落した可能性が高まり、次はB'線が遅行線の上値抵抗ラインとなることが予想されます。一方、実線はC'線の上で始まり、一旦C'線を大きく割り込むものの、引けにかけての急騰でC'オンザラインとなっています。まさにトレンドライン上の攻防であり、日足の影の長さと相まって気迷いの様相を呈していると言えるでしょう。
両者強弱対立する結果となってしまったため判断は難しいのですが、基本的には緩やかな上昇トレンドであるC'線までの遅行線下落シナリオの可能性が高まっていると思います。その場合の下値としては実線部分の雲上限が現時点でのサポートエリアとなります。
可能性は低いもののBトレンド継続シナリオも生き残っています。その条件は、現物ベースで明日寄付き16,260円を超え、下値16,210円を下回らず、引け値16270円±20円の範囲に収まることです。この3つの条件が全て揃えば、ほぼ確実に再び急上昇シナリオへ復帰すると考えています。ただし、もし明日急騰して16,500円を伺う引けとなればdMAの収束が進み、再び窓下限を天井として下落となる可能性が高まります。
明日寄付きで実線がC'線を下回ることとなれば、雲上限までの急落となる可能性が高いと考えています。その水準ではBトレンドにおいても底値圏となるため、売り買い向かいの急所となるのではないでしょうか。

後場寄りギャップダウンを見て戻りの先物16,210円追撃売り。2時過ぎからの急騰を見て雲下限までの上昇を見込んで16,170円で買い戻し、キャッシュポジションです。あまりの急騰に買い戻しが追いつかなかったですが、平均16,240円売りの16,170円買い戻しなので悪くはないですね。

前引け(12時10分)

日経平均 16,224.09 △8.35

寄り付きから小幅に上げるものの分足雲下限に跳ね返されて、一時16,200円を下回る。その後買われて雲中に入るが16,300円を前に押され小幅高での前引けです。行きあぐねてますね。hMAの収束が進んでいます。16,500円を天井に始まった短期の下落トレンドの初戻しといったところでしょうか。

分足雲下限、先物16,270円で売り建て。一時16,200円を割り込んでシメシメだったんですが、その後先物16,300円まで上昇してドキドキとスリリングな前場でした。引き続き底も固く、雲も薄くなってくるため上も軽くなってきます。現物が引け値16,240円を超えて引けるようならその後ドテン買いも考えています。


寄り付き前(8時50分)

NYダウ 12176.54 △19.77
NASDAQ 2384.94 △9.06
CME225 16275 △35

NY市場は続伸、ダウは史上最高値を更新。12,200ドルを超えて引けることがあればさらに一段の上昇が予想されます。ナスダックは陽の陽包み、高値圏で出れば最後の抱き線となり反落シグナルですが、中段で出れば上昇加速を示唆します。現水準が天井なのか中段なのかは今日の時点では分かりません。NY市場のトレンドを掴むにはもう一日必要なようです。
CME225先物はNY相場の強さに比べるとだいぶ弱いようです。現水準での寄り付きとなれば、分足雲下限を下回ることとなります。16,200円の底の固さが試される展開となるでしょう。

まずは16,200円の固さを見極めたいですね。雲下限に押されながら割り込むこととなれば売り立て、目標15,900円。割り込まず反発から16,300円を超えてくることとなれば打診買いから引けを見たいです。現物はらみ線となれば買い増しを考えています。

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2006年11月08日

11月8日 キーポイント

大引け(17時40分)

日経平均 16,215.74 ▼177.67

後場寄りこそ大人しかったものの先物主導で値を下げる展開。16,200円水準では底堅く推移するものの徐々に上値を切り下げる下方三角保ち合いの様相を呈しています。
テクニカル的に重要な節目に到達したようです。強い上昇トレンドを継続出来るか弱い上昇トレンドへと移行するかの節目です。

2006Y11M08D-1

現水準は週足ベースでの転換線へ到達している水準であり、先週の安値水準でもあります。また日足ベースでも、遅行線がB'線、実線がC'線に到達しています。明日寄付きから強含みで推移し、はらみ線などの反発シグナルを付けて引けた場合は調整完了から反発の可能性が高まります。逆に明日寄付きから16,200円を割り込む動きとなった場合は遅行線のC'線までの下落が見込まれ、その場合実線は雲上限までの下落となる可能性が高まります。
先週には週足窓を空けてることから、この程度で調整完了となることに若干の違和感を覚えますが、いずれにしても明日の寄り付き、そして寄り一には素直に付くべきだと考えています。

寄り付き前に下値目処と考えていた16,200円に到達したことから、先物16,210円で買い戻し。キャッシュポジションです。明日の寄り付きからの動きに乗っていきます。

前引け(12時)

日経平均 16,256.98 ▼136.43

寄り一下げて戻すものの雲下限に到達せず、その後は下値を切り下げる展開でした。売り浴びせるというよりかは買い手不在の中、先物に押される展開です。こういう動きのときは切っ掛け次第で急上昇もあるので注意が必要です。16,350円を超えてくる動きとなれば薄い雲を抜けての上昇もあり得ます。

先物16,400円で打診売り。後場寄りで現物16,290円を超えてくるなら小幅利確。分足雲下限で押さえられるようなら改めて売り建てる予定です。


寄り付き前(8時30分)

NYダウ 12156.77 △51.22
NASDAQ 2375.88 △9.93
CME225 16405 ▼25
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り2920万株、買い4380万株
差し引き1460万株の買い越し

NY市場は続伸。ダウはザラ場ベースでの高値更新、引け値ベースでは史上2番目の高値となりました。ただし、比較的長い上影を付けての引けとなっており、前回の史上最高値とのダブルトップの可能性もあります。調整終了からさらに上値追いと見るには今晩の動きを待つ必要があります。
CME225先物は連騰となったNY市場には連れず、小幅安での戻りとなっています。現水準での寄り付きとなれば分足一目均衡表では雲下、5dMAをも下回る可能性もあります。基本的には移動平均線をまとめる動きを予想しており、その場合は16,400円台での小動きとなります。ただし、弱く寄り付いた後オプションSQを睨んだ先物主導での動きも予想され、その場合は短期的に大きく売り込まれることも考えられます。

今日はポジションとるの難しいですね。デイトレで臨むならスタンスは売り。上値目処16,450円、下値目処16,200円といったところでしょうか。今のところ様子見予定です。

投稿者 ronjin : 08:33 | コメント (0) | トラックバック

2006年11月07日

11月7日 弱含み

大引け(16時10分)

日経平均 16,393.41 △28.65

前場の上値の重さを嫌気してか、後場寄りから弱含む展開。分足雲もさしたる抵抗帯とはならず徐々に割り込むこととなりました。5dMAでは下げ止まる形を見せていますが、引き続き弱い形に変わりはありません。16,450円どころでdMAをまとめる動きも予想されます。寄り付き大きく乖離するようならばデイトレ逆張りで臨むのも一興です。ただし、今晩のNYが大幅高となり、今日の寄り付きを超える水準で日経平均が寄り付くようなこととなれば、アイランドリバーサルボトムということになります。その場合は高いと思っても買い場と見るべきでしょう。

後場窓埋め水準16,410円で買い戻し。キャッシュポジションです。ドテンにいくには弱いと見て買い出動は見送りました。

前引け(11時30分)

日経平均 16,481.94 △117.18

CME225先物に鞘寄せ、基準線を上回っての寄り付きとなりましたが転換線も固く、非常に狭い範囲での保ち合いとなっています。出来高も少なく上値追い出来る程のパワーは感じません。後場寄り16,520円を超えてこないようなら、徐々に上値の重さを嫌気した売り物が出てくるように思います。

寄り付きで売り建て、窓上限までは売り上がるつもりでいます。利確ポイントは今日空けた窓下限16,400円どころ。その水準ではドテン買いも考えています。


寄り付き前
(8時30分)

NYダウ 12105.55 △119.51
NASDAQ 2365.95 △35.16
CME225 16555 △175
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り2330万株、買い4190万株
差し引き1860万株の買い越し

NY市場は大幅反発、ダウは久しぶりの100ドルを超える上昇となりました。押しとして十分な水準まで下落したとは言えないため、短期的な戻り局面に感じられます。今晩には中間選挙もあり、その結果次第では高値更新も考えられるため、売りポジションを持ち越せる状況ではありませんが、下落局面における初戻しの可能性も考えておくべきでしょう。
CME225先物は16,550円を超える水準での返りとなっています。この水準には多くの上値抵抗ラインが存在します。それら抵抗ラインを上抜けた場合、上窓埋め16,660円を超える上昇も見込めますが、その水準を維持したまま引けることは難しいと考えています。

先物は16,565円に転換線が存在しているため、この水準で打診売りから16,660円にかけて売り上がる予定です。

投稿者 ronjin : 08:31 | コメント (0) | トラックバック

2006年11月06日

11月6日 並び陽線の強弱(陽の陽包み)

大引け(16時30分)

日経平均 16,364.76 △14.74

後場寄りから買われ、一時16,400円に迫る。引けにかけては押され、前日比14円高。下値の揃った並び陽線です。毛抜きから反発へのシグナルにも見えますが、上値をキッチリ基準線に押さえられてる辺りまだ強気になるには早いように見えます。明日の寄り付きで基準線を越えてくることとなれば転換線までの上昇は見込めますが、そのためには窓空けが必要となります。また、窓空け上寄りするようなら上値は転換線に止まらず、上窓下限から窓埋めまでの上昇が見込まれます。陽の陽包みとなったことから底値確認、反発となるかどうか、明日の寄りつきに注目です。

目標としていた先物16,430円には届かなかったですが、16,410円を高値に売り場を作ってくれたので16,400円で売り戻し。キャッシュポジションです。明日寄り付きで小窓空けて基準線を超えてくるようなら打診買いから空けた窓埋めまでの買い下がり、転換線から上窓下限にかけての売り上がりで臨もうと思ってます。大窓空けてくるようなら様子見、中寄りするようなら16,200円を割るかどうかを見極めたいと思ってます。

前引け(11時50分)

日経平均 16,237.00 ▼113.02

安寄りした後は小動き、16,200円どころでは底堅さを見せています。なんとも動きづらい展開です。日足一目均衡表の基準線が上昇したため、消極的なDCとなっています。こうなると上値を基準線に押さえられる可能性が高まりますが、ひとまず基準線を追いかける展開も見えてきます。短期的な買い建てから基準線タッチでドテン売りという戦術も考えられます。

16,200円水準がひとまずの底となっていると見て16,230円で買い建て、先物16,200円割れ・16,430円超えでドテン売り予定です。


寄り付き前(8時40分)

NYダウ 11986.04 ▼32.50
NASDAQ 2330.79 ▼3.23
CME225 16350 変わらず
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り3200万株、買い3160万株
差し引き40万株の売り越し

NY市場は続落。ダウは6日続落となり、一旦戻しを試してもいい日柄。CME225先物は木曜日の大証終値と変わらずでの返りとなっています。16,360円は基準線と転換線の間、5dMA及び25dMAの下という水準です。基本的には上値の重い展開が予想され、押し目を買うよりは吹き上げを売るスタンスの方が効率が良さそうです。

週エントリに書いたように現水準は手を出しにくい水準です。16,500円を超えてくる動きとなれば売り、16,000円を割り込む動きとなれば買ってみようと思います。

投稿者 ronjin : 08:29 | コメント (0) | トラックバック

2006年11月05日

10月第5週・11月第1週

月曜寄付き 16,544円
高値    16,549円
安値    16,209円
金曜引け値 16,350円

週初下放れての寄り付きから上値を伺うことなく下落。週足転換線上では戻すものの上値下値ともに切り下げる動きとなっており、弱さを露呈しています。週足ベースで窓を空けたのは2005年9月以来、1年以上ぶりになります。前回の週窓は上昇ランニングギャップであったため、その後数ヶ月に渡って大幅上昇を演じることになりました。
今回の週窓はそれ以前の(2004年にいくつかあった)保ち合い相場における短期トレンドを作る窓と同じ物だと思っています。その保ち合いがどちらに放れるかはまだ分かりませんが、いずれにしろ数週間の日柄を要するものと考えています。

11月第2週予想
予想上限 16,650円
予想レンジ 16,150円〜16,550円
予想下限 16,050円

2006Y11M05D

基本的な想定シナリオは先週のものと変更はありません。11月第2週に戻りを試すとしても週窓下限付近が上値の壁になるものと考えており、その水準(16,600円付近)は絶好の売り場になると思っています。下値に関しては鉄板になるような底が見つけにくいですが、16,150円・15,900円水準は買い戻しの目処として意識されます。
金曜引け値16,350円どころはちょうどレンジの中間付近にいるためポジションがとりにくい水準となります。休むも相場ってことで、週前半は様子見に徹するかもしれません。

月足が確定したので見ておきましょう。10月相場は9月のはらみ陽線の上に寄って17,000円近くまで上昇した後16,500円を割り込む水準まで押されています。月足は上影陽線、赤三兵ですが先詰まりの形となっています。11月相場は10月実体の中で始まっており、実体部分において比較的小さな動きが予想される月と言えます(波高き線となる可能性はあります)。月足転換線15,804円に下値、10月上影上限16,901円に高値を押さえられ、上昇力を貯める一ヶ月となるのではないでしょうか。

投稿者 ronjin : 16:54 | コメント (0) | トラックバック

2006年11月02日

11月2日 鮎の友釣り(二匹目)

大引け(22時30分)

日経平均 16,350.02 ▼25.24

後場16,250円から16,300円の狭い範囲での保ち合いとなったが引けにかけて先物主導で一気に買い戻される。陽線に差し込む陽線となったことから、今日も鮎の友釣りです。久しぶりに週足ベースでの窓を空けた一週間でした。引け際の上昇もどちらかと言えば大幅安となった今週の売り方利確にも見え、底入れシグナルには見えません。一旦戻しの後、しばらくしつこい下げ基調が続くように感じられます。

前引け(12時20分)

日経平均 16,254.9 ▼120.36

CMEに寄せる形で16,281円スタート。保ち合った後下値を試し、今週の予想下限である16,200円に迫る、9月IRTで空けた窓下限ラインで反発。この水準は昨日長い下髭を形成した抵抗帯ではあるが、今日は始値から基準線を割り込み、現時点で移動平均デッドクロス発生中な事もあり、後場もう一段、16,150円を試す動きも予想される。


寄り付き前
(8時30分)

NYダウ 12031.02 ▼49.71
NASDAQ 2334.35 ▼32.36
CME225 16260 ▼130
外資系13社の寄り付き前注文動向
売り3300万株、買い5200万株
差し引き1900万株の買い越し

NY市場は下落。ダウは下値を切り下げるつたい線、ナスダックは高値圏でのつつみ陰線となりました。NY市場においても調整色が一層強まる形となっています。CME225先物は昨日の大証先物安値を下回って返ってきています。この水準での寄り付きとなった場合、今週二空となり売り玉買い戻しの急所となります。トレンドは確実に下ですが移動平均線乖離も広がってきているため、売り方は嵩にかからず戻りに注意するべきだと考えています。

本日は朝から出かけるため取り引きはなしです。気持ち的には下寄りからひょっとして三手打ちもあるんじゃないかと思っており、寄り付き打診買いから週窓埋めを目指したいところなんですが、自動売買に任せるにはリスクが多すぎるので見送ります。そんなわけで前引けエントリはhash氏に任せます。

投稿者 ronjin : 08:32 | コメント (0) | トラックバック

2006年11月01日

11月1日 鮎の友釣り(変則)

大引け(18時)

日経平均 16,375.26 ▼24.13

後場寄りギャップアップから押し目を付けての上昇、16,450円近辺では売られ、結局マイナス引けとなりました。hMAの収束が見られ、明日寄一にどちらに振れるかで少なくとも半日トレンドが決まりそうな形です。もし、明日週窓を埋めず、終値で16,150円近辺での引けとなった場合、スピード調整終了となる可能性もあります。逆に急反発して窓埋め達成するものの押され、16,500円近辺での引けとなった場合はしばらく愚図ついた展開が予想されます。
週初予想のレンジ下限に一気に到達した形です。16,250円は週足ベースでの節目が存在するため、一回でしっかり割ってくることは難しいと考えられます。今日一時的に突っ込んだ後戻してはいますが、今回はあくまでも下値確認に過ぎません。明日週窓を埋める埋めないに関わらず、直近少なくとももう一度16,200円にトライする時が来ると思っています。

後場ギャップアップながら雲の下での寄り付きとなったため戻りを待つ。一時押された後再び雲抜けしたところで買い建て(16,370円)の50円抜き。やってみたもののあんまり面白くないですね。キャッシュポジションです。

前引け(12時)

日経平均 16,331.93 ▼67.46

ギャップダウンでの寄り付きから一時16,250円割れまで下げるものの反発。16,350円近辺では売り物に押されて揉み合う展開です。分足一目均衡表の雲の下での動きであり、引き続き弱い動きとなっています。後場寄付きから16,350円を超える展開となれば再び雲の上へ出ることとなります。その場合の上値目処は25dMAの16,450円付近。しっかり超えてくることとなれば5dMAをも超えて週足窓埋めの16,650円もなくはないです。ただ、月曜火曜の動きから、今日一気に窓埋めは難しいでしょう。

前場寄り付きでドテン売り。16,250円を底に反発の動きを見て小幅利確。雲下限にタッチしたら売ろうと思ってたんですが、そこまでこなかったため現在キャッシュポジションです。週足窓埋めを意識するなら買い、トレンドの弱さを意識するなら売りとポジションがとりにくいです。こういう時は短期のボックスを喰った方が効率がいいので、50円を拾う戦術で対処しようと思っています。


寄り付き前
(8時30分)

NYダウ 12080.73 ▼5.77
NASDAQ 2366.71 △2.94
CME225 16365 △15
外資系13社の寄り付き前注文動向は
売り4620万株、買い4060万株
差し引き560万株の売り越し

NY市場は小動き。ダウは下げの二つ星、ナスダックは上げの一つ星。数日前とは逆に、下がりそうなダウとそれを踏み留めてるナスダックという雰囲気です。ダウ・ナスダック共にdMAをまとめる動きとなっており、もうしばらくは保ち合いながら弱含む展開も予想されますが、オシレータ系指標はピークアウトを示唆しており、直近はっきりとした下落を伴った基調転換も考えられます。
CME225先物も昨日の大証終値とほぼ変わらずでの返りとなっています。現物寄り付きが昨日の実体部分を下回ることとなればもう一段の下落も考えられ、その場合の下値限界は16,200円近辺と予想されます。

現時点での先物気配は昨日引け値水準です。この水準で寄り付いた場合、現物は昨日の実体から下放れての寄り付きが予想されます。そうなれば今日の上値目処は25dMA近辺となる可能性が高いと考えています。
買い玉は寄り付きドテンの売り転換。現物25dMA水準までは売り上がり予定です。

投稿者 ronjin : 08:39 | コメント (0) | トラックバック